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奨学金は借金扱いになるのか・結婚の時|怖い/離婚/500万

更新日:2020年10月02日

年々奨学金の利用者は増えています。その理由は学費の増加や親の収入の問題などさまざまです。近年、奨学金が社会問題化しています。奨学金とは名ばかりで、借金に変わりないと言われています。奨学金は借金の扱いになるのでしょうか?今回は、奨学金は借金なのか調べました。

奨学金という制度

奨学金とは、経済的な理由で修学が困難である学業が優秀な学生に対して、学資の貸与を行う制度です。奨学金は進学の意志のある優秀な学生に就学を促すために設けられました。学生が修業に励めるよう適切な環境を与え、社会で活躍する豊かで創造的な人材を育てることを目的としています。

海外では大学が無償化している国もありますが、日本ではいまだ有償のままです。現在の日本では国公立の学費さえも上昇しており、進学が困難な状況になってしまっています。しかしながら、家庭の経済的困難を理由に優秀な学生が進学を断念するのは、社会にとっても大きな損失です。奨学金はそのような家庭の優秀で能力のある学生のための制度です。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)

奨学金の給付や貸与を行っている機関は市町村や民間団体などさまざまです。その中で代表的な機関は独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)です。独立行政法人日本学生支援機構(以下JASSO)は、独立行政法人通則法および独立行政法人日本学生支援機構法により、平成16年4月1日に創立されました。奨学金貸与のほか、留学生支援、学生支援事業も行っています。

JASSOは、日本育英会とその他の法人団体が合併して設立された機関です。そして日本育英会が実施してきた奨学金貸与事業をそのまま引き継ぎました。

奨学金の種類

奨学金には「給付型」と「貸与型」があります。

「給付型」は返還の必要はありませんが、給付額は少額です。一方「貸与型」奨学金の場合、第2種奨学金は利息が付きます。そして貸与額は「給付型」より多いです。しかし将来、返済の義務があります。

貸与型奨学金の種類

「貸与型」奨学金には「第1種奨学金」と「第2種奨学金」の2種類あります。「第1種奨学金」は無利息の奨学金です。一方、「第2種奨学金」は有利子です。

「第1種奨学金」は無利息のため審査のハードルが高いですが、「第2種奨学金」は、家庭の収入などの条件があるほかは審査が甘いです。

奨学金は借金扱いになるのか?

諸外国では普通、奨学金とは、返済する必要のない「給付」するものですが、日本では「貸与」しています。そのため、残念ながら、奨学金は借金扱いになります。第1種奨学金以外は利息がつきますし、大学卒業後はずっと返済していかなければならないからです。

学生が簡単に申し込みができ、かつ受給できますので見えにくくなっていますが、奨学金は借金以外の何物でもありません。奨学金という名称は借金のイメージと直結しにくいですが、奨学金はローンと同じ、立派な借金です。

例えば大学入学後から卒業まで月額100,000円ずつ貸与されるとします。合計額は3,600,000 円です。この金額を大学卒業後払っていかなければなりません。「借金が300万円以上ある人」と聞いたらどのように考えるでしょうか。きっとよいイメージはわかないでしょう。しかし奨学金は借金です。奨学金は満額借りると1千万円近くなってしまうこともあります。

結婚にどう影響する?

奨学金は結婚にどのように影響するのでしょうか。学生の頃は、結婚することなど遠い未来の話であり、想像もつかないでしょう。まして、結婚まで視野に入れて返済計画を立てて奨学金を借りる方は少ないでしょう。しかし、人生何が起こるかわかりません。ここでは、奨学金が結婚に及ぼす影響を具体的な事例を取り上げ、紹介していきます。

奨学金のせいで結婚できない?

上記で指摘したとおり、奨学金は借金です。借金の有無は結婚に大きく影響します。額によっては結婚の障害になる場合もあるでしょう。

実際、多数のナレッジサイトで「息子の結婚相手の彼女が奨学金を借りていた」「婚約者が奨学金の返済中」「奨学金をまだ完済していないのに結婚できるのか」など、結婚と奨学金に関して質問している方が大勢おられます。奨学金とはいえども借金ですから、戸惑う人が多くいることは事実です。

親御さんによっては結婚を反対する場合もあります。浪費の借金ではなく奨学金ですので、そこまで悪い印象は与えないかもしれませんが、結婚後の返済計画はどのようにするのか誰が払っていくのか明確にする必要があるでしょう。

給与水準も高くない世の中ですので、誰しも負担は少ないほうが良いと考えています。奨学金のせいで結婚できないと断言できませんが、結婚前にきちんと話し合っておく必要があります。

彼女が奨学金を借りていたら?

今の彼女が結婚を考えていない相手でしたら、気にすることはないでしょう。しかし将来結婚を考えている彼女が奨学金を借りていたとしたら。奨学金意外の面でももちろんですが、お金のことは結婚前に話し合っておく必要があります。

現在は男性の平均年収が低く、共働きの夫婦は8割を超えています。もし結婚を考えている彼女が、奨学金の返済義務があるにも関わらず結婚後は家事や育児に専念したいと言い出した場合。年収が高く、彼女の奨学金を返済することが負担でないという男性にとっては問題ありませんが、そうでない男性にとっては悩ましい問題ではないでしょうか。

彼女が結婚後も共働きを希望してたとしても、将来のためきちんと話し合っておきましょう。奨学金の返済額はどのくらい残っているのか、月々の返済はいくらか、結婚後の返済はどのようにしていくのか。返済計画はどのようにするか。それらを総合的に考え、結婚するのが望ましいでしょう。

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初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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