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2018年05月02日

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

所構わず怒鳴る人をみると、周囲も不愉快な気分になってしまいます。怒鳴る対象になっている人に対しても同情したり、心配になったりします。怒鳴る人は、どうして怒鳴ってしまうのでしょうか。怒鳴る人の心理や、それに対する対処法などを詳しく紹介します。

怒鳴ることはパワハラになるのか

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

近年はコンプライアンスが厳しくなり、人前昔であれば問題がなかった行為もきっちりとハラスメントとして扱われます。しかし、今でも会社で怒鳴る人はいます。怒鳴ることはパワハラになるのでしょうか。相手別にみていきましょう。

上司

上司が部下に怒鳴る場合、状況によってはパワハラになる可能性があります。パワハラとは、された側がパワハラだと感じるとパワハラになってしまいます。

例えば非常に不真面目で勤務態度もよくない社員であっても、大勢の面前で怒鳴るようなことをすれば「恥をかかされた」と逆切れし、パワハラだと訴えられる可能性があります。周囲は怒鳴られて当然と感じていても、された側の気持ちや精神的負担が重視されてしまいます。

また、あきらかに行き過ぎた恫喝であったり、怒鳴る行為は、問答無用でパワハラと言えるでしょう。

部下

時として、部下が逆切れをして上司や先輩に怒鳴ることがあります。これはパワハラ扱いをされません。パワハラとは、優位な立場にある人間が、その優位性を利用して自分より下の立場にある人間に行うハラスメントだからです。

下の人間に怒鳴られて、何もやり返せないのは非常に納得がいきませんし、不条理です。しかし、仕方がないのであきらめましょう。

怒鳴ることで子供に与える影響

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

大人が子供を怒鳴るのを見ることは、状況によっては「虐待かも」と疑われることもあります。しかし、非常に剣幕に子供を怒鳴る親は後を絶ちません。大人に怒鳴られることは、子供にとってどのような影響を与えているのでしょうか。

赤ちゃん

赤ちゃんが、まだ成長途上で感情も完全ではありません。そのため、怒鳴られたからといって辛いとか怖いといった感情はまだ抱くことはできません。

しかし、赤ちゃんは母親の感情を読み取って機嫌を良くしたり悪くしたりすることもあります。いつも一緒にいる母親の影響をもろに受けます。そのため、母親が機嫌を悪くして怒鳴るようなことがあれば、火がついたように泣いたり、びっくりしたりするでしょう。

幼児

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

幼児になると、母親の感情を見てわかるようになります。加えて、幼児自体にも感情が芽生えてきます。怖い辛い不安といったネガティブな感情から、嬉しい楽しいなどのポジティブな感情まで、全て表現することも自分の身を持って感じることもできます。

そのため、母親や父親などの大人が怒鳴ると、怖くて辛くて仕方ないでしょう。自分が大好きな親から怒鳴られることは、親に対する恐怖と共に、信頼を裏切られたような状態になります。優しく愛してもらえるはずの一番信頼している親から、拒否され愛していないと言われたように感じます。

怒鳴られることが続けば、子供は笑ったり楽しいと感じてはいけないと考えるようになり、いつも硬い表情で過ごすことが増えるようになります。子供にとって悪影響しかない状態になってしまいます。

小学生

小学生の頃は、徐々に社会性を身につけ、協調性や共感能力を養う時期です。子供は成長するために、周囲の大人や年上の人間をモデルにして多くのことを学んでいきます。

そういった時期に怒鳴られることが多い環境に身を置くと、子供自身が模倣する可能性が高くなります。大人が怒鳴るから、自分も怒鳴っていいと、大人がしていることを善と解釈する可能性があり、悪い影響しかないでしょう。

こういった性格を身につけると、大人になっても相手を怒鳴ることで支配したり、怒鳴ることで自分の勝手を押し通すような人間になるでしょう。

中学生

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

中学生になると、反抗期と思春期を同時に迎え子供も自己主張をするようになります。大人に対する反発も大きくなり、怒鳴られると反発しか感じない子供も多いでしょう。怒鳴られてばかりいると、大人に対する不信感が増してしまう可能性もあります。

中学生の子供は、よく大人を見ています。大人はいい加減なことをしているのに、子供に対してばかり偉そうに怒鳴っていると、「大人は信用できない」「大人は最低だ」と大人に対して距離をおいて話すこともなくなるでしょう。

この年齢の子供には、怒る際にも怒鳴るのではなく、理論的に言っていかせる方向で話をしなければいけません。話し合いであれば、文句を言いながらも聞き入れたり、応じたりするでしょう。

怒鳴る人の対処法

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

怒鳴る人に対しては、どのような対処法があるのでしょうか。相手別の対処法を見ていきましょう。

父親

いつも怒鳴る父親を持つ子供は大変です。しかし、普段は怒鳴らないけれど自分が悪いことをした場合にのみ怒鳴ることがある、といった父親を持ったときは、怒鳴られる方が悪いのは当然です。

いずれにせよ、父親が起怒鳴り始めれば意外にあれこれと関係のない所に話が飛び火しがちです。普段不満に感じているけれど文句が言えないといった父親は、一つ怒り始めるとまとめて文句を言って怒鳴り散らします。

こうなったときには、こちらは売り言葉に買い言葉にならないように、冷静に論理的に批判したり説得したり、話がこじれないように感情的にならないように気をつけましょう。

母親

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

母親は子供に怒鳴ることが仕事だと言わんばかりに、怒鳴る母親がいます。ちょっとした失敗や言うことを聞かなければ、怒鳴ることで子供をコントロールしようとすると考えられます。

母親が怒鳴ることが面倒くさいと感じる子供は多いはずですが、また怒鳴られるようなことをしているのも事実だったりします。とにかく母親が怒鳴り始めて自分に非がある時は、素直に謝りましょう。意地を張っても意味がありません。悪いことは悪いと認めて下さい。

しかし、母親が怒鳴ることが理不尽であれば、それは謝罪する必要はありません。怒鳴れば謝ると母親が勘違いする基になってしまいますので、自分に非がない場合は怒鳴る母親を無視するべきです。

彼氏

彼氏でも最近はデートDVなどが問題になっています。彼氏の年齢が近くても、相手が男性であれば怒鳴ることはやはり怖いことです。

彼氏が怒鳴る彼氏の場合、早く別れるようにしましょう。怒鳴るとき以外は優しいから、性根は良い人だから、などの理由で何とか対処しようと考えるのは間違えています。

怒鳴るような彼氏は、怒鳴るだけでは終わりません。それがモラハラになり、そのうちDVに変わる怖さを持っています。結婚しているわけでもなく、別れるのは早いうちに別れる方が得策です。

もし、自分だけで別れ話が進まないのであれば、第三者を間に入れることも考えておきましょう。必ず怒鳴るようなことない、素敵な人が他にいるはずです。

男女別怒鳴る人の心理

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

それでは、怒鳴る人はどういった心理で怒鳴るといった状態に至るのでしょうか。男女別に怒鳴る人の心理を紹介します。

男性

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

昔の男性はよく怒鳴りました。最近の若い男性は平和的に穏便に物事を収める傾向が強く、あまり怒鳴ると行動に走らない男性も多く見られます。

支配欲

怒鳴る男性の心理としてまず挙げられるのが、相手を支配したいという心理です。男性の中でも支配欲が強い男性は、怒鳴ることで相手を委縮させ、支配する形を取ろうとします。

支配したいといった心理を持っている男性は、怒鳴ることに躊躇や罪悪感を持っていないことが特徴です。何ら間違えた行為をしていないと考えています。自分は怒鳴ることで、相手をきちんと導き、相手は自分の言うことを聞くのが最良の道だと本気で信じています。

また、怒鳴ることで相手が怖がっていることを理解せず、自分がすごい人間だから黙っているのだとも勘違いしています。

虚勢

男性の場合、気の弱い男性が虚勢を張る心理から人を怒鳴ることがあります。しかし、虚勢を張る男性が怒鳴る相手は、基本的に自分より弱い人間に限られます。本当は気弱なので、強い相手には怒鳴ることはできません。

怒鳴る相手は女性や子供、もしくは老人などに対してです。電車で女性や子供相手に暴言を吐いたり怒鳴る男性がしばしばいますが、こういったタイプの卑怯な男性です。

女性

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

女性は優しい人や大人しい人など、見かけで判断しがちですが、見かけと関係なく非常に怒鳴り散らす人が多く存在します。男性より女性の方が、怒鳴る人の割合では多い可能性すらあります。ただ性差で女性は得をしているだけです。

それでは、女性が怒鳴る心理にはどういったものがあるのでしょうか。

ストレス発散

女性の多くがストレス発散に怒鳴ることが多くあります。じっとストレスを溜めこんで、そのストレスが限界を越えたらふっと切れる感覚で怒鳴ります。そして怒鳴るだけ怒鳴れば、何もなかったように振る舞います。

女性は火事や育児でストレスが溜まります。しかし、自分の時間がなかったり、休日もゆっくり休めなかったりするため、ストレスの発散の方法が少なくなってしまうでしょう。毎日起こらないように怒鳴らないように頑張っている人も、ふとした拍子に前後の見境なく怒鳴ってストレス発散をしてしまいます。

悲観

女性はまるで自分が悲劇のヒロインになったみたいな心理に陥り、相手構わず怒鳴り散らすことがあります。悲観的になり、まるで自分が一番可哀想だと言わんばかりに怒鳴ります。ときには泣きながら怒鳴る人もいるでしょう。

こういった女性につきものの心理は、自分が一番苦労しているのに誰もわかってくれないという気持ちです。辛いのはいつも自分で、我慢しているのもいつも自分、と自分が一番悲劇的な立場にいて、他の人は好き勝手しているという理論を成立させています。

怒鳴ることのない人生を

怒鳴ることはパワハラになるのか・子供に与え影響

怒鳴ることは、怒鳴っている本人も怒鳴られる周囲も、双方にネガティブな感情を植え付けます。ストレスにはなっても、良い方向に進むことはありません。怒鳴る側には、怒鳴ったことに対する罪悪感やもやもやが残ることもあり、余計に鬱屈した気持ちを膨らますことにもなりかねません。

どんなに腹が立っても、怒鳴るのではなく一度立ち止まってみましょう。自分が冷静で落ち着いているときでも果たして怒鳴るのか、自問自答してみて下さい。怒鳴るきっかけが、自分が精神的に不安定であったり不満が溜まった結果であれば、怒鳴るのではなく論理的に相手に文句を言ってみましょう。その方法は、非常にすっきりしますし、自分に罪悪感も残しません。

怒鳴ることでマイナスの気分を呼び込むのであれば、怒鳴ることをやめてみませんか。怒鳴らない生活を心がけると、自分の心も安定するはずです。

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