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【公務員試験】自己PRの書き方と例文・責任感や協調性の自己PR

更新日:2024年11月15日

公務員になりたいと思われている方は少なくないでしょう。経済的にも社会的にも安定感のある公務員はとても魅力的です。しかし、そのためには公務員試験を突破しなくてはなりません。この中で意外に難関なのが、自己PRです。適した自己PRとは?またその例文をあげています。

自己PRとは

自己PRとは自分の長所を伝えることです。しかし、単純に「私は事務仕事が得意です。」とだけ言うだけでは、具体的に魅力は伝わりません。どの組織でも、責任感や誠実性など人間的な魅力のある人材、また組織の戦力になりそうな人材、また即戦力と考えられる人材を採用したいものです。

自己PRをする時に大切なのは、まず自分自身についての長所・短所をよく理解することです。これは案外難しい作業ですが、羅列して書きだすことで自分自身で発見があるでしょう。しかし、今後のためにもまず自分自身の長所と短所は何か、整理してみましょう。

そして、その長所は公務員に向いているかどうか、向いていると思えば自己PRの要素としていきます。短所と思われる部分はどう修正していくか予め考えておけば、自己PRだけではなく面接対策にもなるでしょう。

他人からの評価を聞く

自己㏚において、自分自身で整理しておくことも大切ですが、もう一つ他者からの評価が加わると、更に深いものになります。案外、自己評価は自分が「そうであるはず」と思っていただけに過ぎないこともあるのです。自分では協調性があると思っていても、実は周りから見るとスタンドプレーが多い人という印象であったり、一人コツコツ作業するのが好きなタイプと思われていたりすることもあるのです。

他者とは、遠慮なく言ってくれる関係として親や兄弟・姉妹、また近しい友人がいます。また、転職して公務員になる場合は、現在の上司にそれとなく聞いたり、同僚に聞いてみるのも良いでしょう。例えそれが受け入れがたいことであったとしても、それがステップアップのためにはなるはずです。

自己PRでもっとも大切なことは、自己のPRポイント、つまりアピールポイントを自分自身が正しく知っていることです。

公務員の試験とは

公務員は収入を含め、福利厚生が安定していることが、人気の理由の一つです。公務員になりたいと思っている方は、新卒以外にも多くいることでしょう。ただし、就職後はある程度安定が見込めるとしても、そのためには難関試験が待っています。また、公務員の倫理が問われることも多い昨今、自己PRなども大切な要素となっています。まずは公務員と公務員試験の概要をお伝えします。

公務員の種類

●国家公務員  国家公務員の総合職と一般職、法務省専門職員、裁判所職員など
●地方公務員  都道府県職員、市町村職員
大きくは、この二つに大別されます。そのほか国立大学法人、公安系公務員(警察、消防など)、教職員なども公務員です。

公務員、つまり公の仕事をする人という意味合いもありますので、一般市民のためや行政・治安などに関する職業になることが多いでしょう。それ故に、試験においても公人としてきちんと語れるか、自己PRが大切になってくるのです。

公務員試験の区分

国家公務員でも地方公務員でも、試験区分はかなり細かく分かれます。大きく、事務系区分と技術系区分で分かれ、更にその中でも細かく種類が分かれています。また保健師などの専門職に対して、公務員の立場を採用している行政もありますし、地方自治体により職種は多々あります。

やはり国家公務員の総合職が難易度が非常に高い、と思われる方が多いようですが、試験の難易度より実際の就職の方が難しいのが現状であったり、いわゆる噂と本当の難易度は一致しないこともあります。自分自身がどこで何をしたいのかをまず考えることが、試験での自己PRも生きたものになっていくでしょう。

また、公務員ですから、ライフワークバランスを最優先できないこともあります。様々な要素を考え併せて情報を取っておくことが大切です。

公務員試験においての自己PR

公務員試験で、自己PRをしてほしいと言われることは多くあります。公務員試験を受けるのであれば必須の要素だと思った方が良いでしょう。また、自己PRもただ話せばよいのではなく、「○分間で自己PRをして下さい。」と言われます。制限時間内で、どれだけすっきりと自分の魅力を伝えられるかが大切です。

これが、いわゆるマスメディアのような創造性を重視する仕事であれば、自己PRは書きやすい要素があります。自分自身の夢や得意とすること、そのジャンルで叶えたい夢とそのために努力してきたことなど、振り幅広く自己PRすることができます。

しかし、公務員はコツコツと市民や行政の分野で働く公人です。夢や希望に満ちあふれた自己PRが適しているかというと違ってきます。公人に求められるのは誠実さ、責任感、協調性、冷静さ、分析能力など、仕事を確実に正確にこなす力です。自分にはその能力があると自己PRする準備をしましょう。

公務員試験の面接での自己PRの書き方

そもそもPRとは、public relationsの略語で、元々の意味はpublic=メディア、国家、企業などの団体や個人が、一般の人々に向けて情報を広めたりすることです。その目的は、その団体や個人が対象に対して、理解を求めたりすることです。その行動のことになります。それが、段々とPR=宣伝活動のようになってきているため、自己PRに置いても自分の個性や特異性をアピールしないといけないような印象になっています。

自己PRの目的は、自身のアピールで間違いありませんが、公務員という職種においてアピールするポイントがあります。

責任感

どの仕事においても責任感は大切ですが、公人として一般人のプライベートなことから司法・行政の骨幹に関わることまで関与するわけですから、責任の重さを実感していなくてはなりません。残念なことに公務員の責任感の薄さから起こる不祥事が相次いでいます。その中で、責任を持って仕事をしてくれる人は非常に貴重な存在です。

自己PRの中で責任感があることを強調するには、学校なり前職での実績を上げることも、具体的で読みやすいでしょう。また、責任感を持って仕事をすることの価値を知っていることも自己PRで大切な要素です。

冷静さと分析能力、客観性

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初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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