転職時の入社日はどう決まる?入社日の調整方法・挨拶方法・挨拶例文
更新日:2024年11月28日
退職時のポイントとは?
転職での入社日の調整では、現職での退職交渉も重要なポイントとなります。スムーズな退職交渉ができれば、その後の入社日の調整も進みやすくなります。
退職の意思をきちんと示すこと
現職との退職交渉では、退職の意思を明確に示す必要があります。退職に迷いを感じているような印象を与えると、現職から引き止めに合う可能性があります。
転職の入社日の調整では、退職までの流れをきちんと把握してから、入社日を決めることが重要となります。ここで現職側から引き止めに合うと、退職までの手続きが難航し、転職先の入社日の調整がうまく進まないおそれがあります。
転職先が決まり、いざ退職交渉を行う場合、これまでお世話になった職場に対して迷いを持つ方もいます。しかし、ここではきちんと退職するという意思を示さなければなりません。そうしなければ、転職先の企業にも迷惑をかけることになってしまいます。
退職日を明確にしておく
退職日を明確にすることも重要です。転職先の入社日を調整する場合、まず退職日を決めてから入社日を決める必要があります。
退職日が決まっていない状態で、転職先の入社日を決めてしまうのは危険です。退職日があいまいな状態では、引継ぎ業務などで具体的にいつまで業務を行えばいいかがはっきりしません。そうなると、転職先の入社日の前に必要な業務を終わらせることができない可能性もあります。
転職先の入社日までに現職の業務が終わらなければ、入社日の調整を再度行い、日程の変更をしなければなりません。しかし、一度決めた入社日を変更することは好ましくありません。これを防ぐためにも、退職日を明確にし、自分の業務内容がどこまでかを把握しておきましょう。
入社日の交渉のメールの例は?
転職先の企業から内定をもらって入社日を交渉する場合、メールでの交渉が多く見られます。以下、メール例を見てみましょう。
入社日の交渉のメール例
人事総務部 〇〇様
先日、貴社の△△職にて内定通知をいただきました□□です。
入社日の件ですが、現在の引継ぎ業務や就業規則を考慮し、〇月〇日に退職日が決定しましたので、△月△日以降の入社が可能となります。
ご多忙のところ恐れ入りますが、入社日程のご調整のほど、よろしくお願い申し上げます。
入社日交渉のメールのポイントは?
入社日の交渉では、退職日を示したうえで交渉することが重要になります。メールの例のように、「〇月〇日に退職日が決定した」と示したうえで、「△月△日以降であれば入社が可能である」ということをきちんと伝えましょう。
また、引継ぎ業務や就業規則の確認は、退職日と入社日を決めるにあたって必ずすべきことになります。これらを考慮したうえで日程を決めたということをメールで伝えましょう。
入社日の延期は可能?
延期はなるべく避ける
転職の入社日は、現職との調整などで、延期・変更が起きる可能性もあります。しかし、一度決まった入社日の延期はなるべく起きないようにすることが好ましいです。
転職の入社日は、転職先の企業が行う様々な準備の目安になります。この入社日が延期されると、転職先の企業に迷惑がかかることになります。そのため、一度入社日が決まった後は、基本的には延期はしないと考えることが重要です。
延期をしないためには?
転職の入社日の延期を避けるためには、事前に十分な計画を立て、日程を決めておく必要があります。現職の引継ぎ業務や、引越しなどの必要な手続きを踏まえ、どのくらいかかるのかをあらかじめ検討しておきましょう。そのうえで、転職先の希望の範囲内で入社日を決めることが重要です。
入社日を決めた後で、必要な手続きが予想よりも多いことが分かった、などの状態は避けたいところです。事前に十分に検討しておき、必要な手続きは何か、どのくらいかかるかの目安を考えておきましょう。
初回公開日:2017年09月22日
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