【職業別】休職するときの理由・書き方|1ヶ月/不妊治療
更新日:2024年10月22日
命を預かることもある病院で強くプレッシャーがかかる職種である上に、女性の多い職場で人間関係に悩みがちになる看護師の場合、休職理由の大半がメンタルを病むことによるものであるとも言われています。
看護師は専門職であり、スキルアップを目指して転職するケースも少なくないため、メンタル上の理由の場合は休職ではなく転職・退職につながってしまうことも少なくありません。
また近年では認定看護師の需要が高まってきています。認定看護師には半年間の研修が必要なため、資格取得を目指し休職するケースもあります。こういった場合は休職明けに戻ってきた際の職場へのメリットもありますが、一人抜けることが職場へかかる負担も大きいため、上司や病院と相談の上計画的に取得を目指すのが良いでしょう。
教師
教師の休職理由でも大きな部分を占めるのがメンタルヘルスの不調によるものと言われています。教師はここ数年でよく耳にもする「モンスター・ペアレント」といわれる保護者との間にトラブルを抱えることで精神疾患につながってしまうケースが増えています。
また近年問題視されている「教師の休日取得」の問題があります。学校の授業や準備、生徒のケアの時間だけでなく、部活などの授業以外の活動により教師の時間的な拘束が多く、精神的のみならず身体的にも負担が増えることが休職の理由になることもあります。
休職の期間ごとの注意
一か月
休職が必要な期間が一か月前後と短いという場合は、大抵の場合その原因がはっきりしていて、またその期間でしっかりと要因を解消することが見込めるものに限られるでしょう。例えば白内障、良性の腫瘍の除去、男性で多い尿路結石などは、手術・入院日数も5日~2週間ほどで終わることが多く、その後の通院も含め一か月前後の休職で済むことが多いでしょう。
術後の経過を事細かに観察しなくてはいけないような症状でない場合、仕事の進みや周りへの影響を配慮してどうしても復帰を急いでしまいがちですが、結果再発して再度休職をするようなことがないように、主治医や病院などと期間をよく相談すると良いでしょう。
半年
中小企業で取得できる休職は大企業に比べ短いのが一般的です。そもそもが限られた人員の中で動いている中小企業では、一人の休職が死活問題だとなることもあることから、長くても半年前後が限界と考えておいた方が良いでしょう。
また、入社してからの勤続年数によってその上限が決められている場合がありますので、就業規定をよく確認しましょう。
治療などが半年ほどを目安に職場復帰がかないそうな場合には、上限ぎりぎりで休職届をしておくのも良いでしょうが、明らかにその期間中に復帰が困難である場合には、主治医や病院だけでなく会社ともよく相談しながら休職をするかどうかを決める必要があります。
1年~2年
大きい会社であっても休職として取ることができるのは1~2年と言われています。2年を超える場合には本格的な療養を必要とする場合があるため、退職、という手はずを取らざる負えなくなってしまいます。
長く2年近く休職期間を取得することができたとして、その期間中は無給であることが多く、また2年という休職期間を経ての復帰後の仕事の負担も多いことから、上限ぎりぎりで取得を使用とせず、職種や課などを変えることにより仕事の負担を減らし、なるべく早い職場復帰を目指すのも良いでしょう。
限界の前に「休職」を検討してみては
休職の理由はさまざまで、その期間や職種、勤め先によってもその申請方法や取得の可否はまったく違います。休職は珍しいものでもなく、就業規定にも謳われているものですが、人手不足などの理由によりなかなかハードルの高いものとなってしまっています。
大手広告会社の社員の過労による自殺など、メンタルヘルスの不調から最悪の結果を迎えてしまうニュースもたびたび聞かれるようになりました。また我慢のし過ぎで病状が悪化してしまうこともあるでしょう。休職を求めることは人としての権利です、まずは限界を迎えてしまう前に、「休職」という選択肢を検討してみてはいかがでしょう。
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初回公開日:2018年02月13日
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