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2019年02月19日

アメリカの平均年収|2016年から過去10年間の平均年収推移

アメリカの平均年収は、一体どのくらいなのか。日本の年収と比較してどうか。世帯別、人種別、年代別、地域別での違いはどのくらいか。過去10年間の平均年収の推移はどうなのか。アメリカの年収について、さまざまな角度から説明いたします。

アメリカの平均年収はどのくらい?年代や地域での違いはどう?

アメリカの平均年収|2016年から過去10年間の平均年収推移

自由の国と言われているアメリカですが、アメリカの平均年収はいったいどれくらいなのでしょうか、また学歴により違いは生まれるものなのでしょうか。年収の平均値と過去十年間の推移をみていきます。

アメリカの平均年収はいったいどのくらいなのでしょうか? アメリカは世界を代表する国ですから、日本よりは高いのではというイメージがありますが、実際のところどうなのでしょう。これからこのアメリカの年収について、様々な角度から説明していきます。

アメリカの平均年収は?

アメリカ合衆国国勢調査局による統計(平均値と中央値)

アメリカ合衆国国勢調査局によるアメリカの平均年収は、以下のようになります。

アメリカの平均年収の平均値
約872万円(79,263ドル)

これはアメリカの年収分布の算術的な平均値です。アメリカの年収に関する各種統計では、平均値ではなく中央値が多く使われています。

アメリカの年収分布の中央値
約622万円(56,516ドル)

平均値と中央値の違いは、平均値はすべての年収を足し合わせて全体の人数で割ったものですが、中央値は年収を小さい方から順に並べたとき中央に位置する値のことです。年収の場合、一般に中央値のほうが低い値になります。

※1ドル110円換算。2015年の統計数値。

日本の平均年収

これに対して、日本の平均年収は以下のようになります。

日本の平均年収
約420万円

これは、国税庁が算出した民間給与実態統計調査結果の数値です。為替変動があるため単純比較できませんが、アメリカの年収は、日本の年収よりすいぶん高いことになります。日本の年収の約2倍にもなる大きな違いがあるのです。

アメリカの世帯形態別での平均年収

アメリカの世帯形態別での平均年収について説明します。アメリカ統計では、中央値が使われていますので、これ以降はすべて中央値で説明します。単身者の年収が親族世帯よりも少ないのは、日本と同じですね。親族世帯とは、親族で住居、生計を共にしている世帯のことであり、通常結婚して子供がいない家族と子供がいる家族の世帯になります。

【アメリカの世帯形態別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
親族世帯の平均年収・人数:
72,165ドル(794万円)・82,184千人
うち親族世帯既婚の平均年収・人数:
84,626ドル(931万円)・60,251千人
うち親族世帯既婚(女性、現在夫なし)の平均年収・人数:
37,797ドル(416万円)・15,622千人
うち親族世帯既婚(男性、現在妻なし)の平均年収・人数
55,861ドル(614万円)・6,310千人
単身世帯の平均年収・人数
33,805ドル(372万円)・43,635千人
うち単身世帯男性の平均年収・人数:
29,022ドル(319万円)・23,093千人
うち単身世帯女性の平均年収・人数:
40,762ドル(448万円)・20,542千人

離婚等で夫や妻がいない世帯の年収が記載されているのが、いかにもアメリカらしいと言うか、現代のアメリカ社会を象徴しています。女性の就業割合が高いこともあるのでしょうが、夫や妻がいない世帯より、双方がいる世帯の方が、年収が高めになっています。それにしても、夫がいない世帯が1562万世帯、そして妻がいない世帯が631万世帯というのは、驚くべき数字です。

アメリカの人種別の平均年収

アメリカの人種別の平均年収について説明します。アメリカ合衆国国勢調査局による統計データは次のとおりです。割合が少ないのですが、アジア人の年収が高くなっています。また、白人と黒人の間では、相当な開きがあることがわかります。これが直接的な人種問題という訳ではありませんが、平均的には、白人の方が年収が高いことがわかります。

【アメリカの人種別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
白人            :60,109ドル(661万円)
黒人              :36,898ドル(406万円)
アジア人            :77,166ドル(849万円)
ヒスパニック(その他人種):45,148ドル(497万円)

アメリカの年代別の平均年収

アメリカの年代別の平均年収は、次のとおりです。アメリカは能力主義の国であると言っても、年齢が増えるに従って年収がアップすることが分かります。年齢と共にキャリアを重ね、より高いポジションの職を得ることが多いのでしょう。また、60歳以上になると年収が下がってくる傾向があります。

【アメリカの年代別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
15歳~24歳:36,108ドル(397万円)
25歳~34歳:57,366ドル(631万円)
35歳~44歳:71,417ドル(786万円)
45歳~54歳:73,857ドル(812万円)
55歳~64歳:62,802ドル(691万円)
65歳以上  :38,515ドル(424万円)

アメリカの地域別の平均年収

アメリカの地域別の平均年収について説明します。アメリカ合衆国国勢調査局によるデータは次のとおりです。南部とそれ以外の地域では明らかな違いがあります。南部に黒人が多いのも要因かもしれません。北東部と西部はいずれも高い水準ですが、北東部が一番高い平均年収になっています。

【アメリカの地域別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
北東部:62,182ドル(684万円)
中西部:57,082ドル(628万円)
南部 :51,174ドル(563万円)
西部 :61,442ドル(676万円)

※北東部:メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州
中西部:ミシガン州、ウィスコンシン州、オハイオ州、インディアナ州、イリノイ州、ミネソタ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、アイオワ州、ネブラスカ州、ミズーリ州、カンザス州
南部:デラウェア州、メリーランド州、ワシントン特別区、ウエストバージニア州、バージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、ケンタッキー州、テネシー州、アラバマ州、ミシシッピ州、アーカンソー州、オクラホマ州、ルイジアナ州、テキサス州
西部:モンタナ州、ワイオミング州、アイダホ州、コロラド州、ユタ州、ネバダ州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州、アラスカ州、ハワイ州

アメリカの居住地別の平均年収

アメリカの居住地別の平均年収は、次のとおりです。大都市統計地域の方がそれ以外の地域より年収が高く、これは都市とそれ以外の地域の格差を示しています。また、興味深いのは、大都市統計地域の中で、主要都市とそれ以外では、それ以外の地域の方が高いのです。これは都市の中心部に、貧困層などの労働者が流れ込んだことによる影響で、都市の周辺部では、そのようなことはないということを示しているのかもしれません。

【アメリカの居住地別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
大都市統計地域  :59,258ドル(652万円)
うち主要都市  :51,378ドル(565万円)
うち主要都市以外:64,144ドル(706万円)
大都市統計地域以外:44,657ドル(491万円)

アメリカの平均年収:大卒の場合

アメリカの平均年収|2016年から過去10年間の平均年収推移

それでは、次に学歴別のアメリカの平均年収について見てみましょう。これも今までと同じアメリカ合衆国国勢調査局による統計です。日本と違って、高卒と大卒では大きな違いがあります。全般的には、高学歴になると年収がアップするという傾向があります。それにしても大きな違いがありますね。アメリカの大学は学費も高いのですが、きちんと卒業すれば、その分を回収できるくらいの差があるのです。

【アメリカの学歴別平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
高卒:42,047ドル(463万円)
大卒:87,991ドル(968万円)
大学院(修士):101,323ドル(1,115万円)

過去10年間のアメリカ平均年収の推移

アメリカの平均年収|2016年から過去10年間の平均年収推移

過去10年間のアメリカ平均年収の推移は、次のとおりです。2008年のリーマンショックにて一旦落ち込みましたが、徐々に戻りつつあるようです。2007年には57,000ドルを超えていましたが、2012年には52,000ドル台まで落ち込み、2015年は再び2007年に近い水準まで戻しつつあります。

【過去10年間のアメリカ平均年収(中央値、2015年、1ドル=110円)】
2015年:56,516ドル(622万円)
2014年:53,718ドル(591万円)
2013年:52,850ドル(581万円)
2012年:52,666ドル(579万円)
2011年:52,751ドル(580万円)
2010年:53,568ドル(589万円)
2009年:54,988ドル(605万円)
2008年:55,376ドル(609万円)
2007年:57,423ドル(632万円)
2006年:56,663ドル(623万円)

アメリカの平均年収が高い

アメリカの平均年収|2016年から過去10年間の平均年収推移

このようにアメリカ平均年収を様々な観点から考察してきましたが、日本との比較ではまだ大きな開きがあるようです。また、黒人と白人、南部と北部、都市部とそれ以外等、アメリカ独特の問題もあるようです。物価や文化も異なるため、金額だけを見て日本と単純に比較することはできません。様々な特徴と日本との違いがあるアメリカの年収は、アメリカの社会と産業構造を表していると言えるでしょう。

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