林業の平均年収・他職業との年収の差・自営や独立した場合
更新日:2024年07月17日
林業の平均年収
大自然の中で仕事をする林業という職業に憧れを抱く人は多くいます。しかし、林業にはプラスのイメージがある一方で、年収が低いというマイナスのイメージがあります。確かに、林業では安い給料で働いている労働者が多いのは紛れもない事実です。ですが、林業には多額の年収を貰っている方が多くおられるのも事実です。
林業でお金を稼ぐ事は、決して不可能な事ではありません。お金を稼ぐための方法さえ知っていれば、林業で稼ぐ事ができます。この記事では、これから林業で稼ぐためにはどうしたら良いのか、具体的に解説していきます。
他職業と林業の年収の差について
林業の平均年収は356万円で、日本人の平均年収である422万円よりも平均年収は低くなっています。林業は日本の産業の中では、収入が比較的少ない産業です。しかしながら、林業の平均年収の356万円という額は、生活していくには充分な金額ですし、林業よりも収入が少ない作業も少なくありません。
これから林業と他産業との平均年収の比較をしていきます。林業でこれから働こうと考えている方は、この記事を良く読んでみて下さい。この記事を読めば、林業が日本の他の産業と比べてどれくらい稼げるのかわかり、林業で働く上での参考になります。
林業よりも年収が高い産業について
林業よりも年収が高い産業には、総合商社やコンサルやメガバンクなどがあります。総合商社は平均年収が約1000万円ほどと言われていて、林業の356万円と比べると平均年収がかなり高くなっています。
林業は総合商社などの平均年収が多い産業に比べると、平均年収という点では見劣りしてしまいます。しかしながら、林業はとてもやりがいのある職業であり、社会に無くてはならない産業でもあります。
林業が総合商社やメガバンクなどの平均年収が高い産業に比べて平均年収が低いのは間違い無いとはいえ、林業の魅力が平均年収が高い産業に比べて就職する魅力が低い訳ではありません。
林業よりも年収が低い産業とは?
年収が低いと思われがちな林業ですが、林業よりも低い年収が低い産業も存在します。ホームヘルパーは平均年収が約330万円、保育士は平均年収が約300万円で、林業の平均年収である356万円より平均年収よりも少なくなっています。
社会福祉系の仕事は、平均年収が林業よりも少ない職業が多くあります。社会福祉に関する仕事は社会になくてはならない産業でありますが、平均年収という魅力において林業よりもかなり劣る職種が多数存在します。
また、社会福祉系以外にも、ペットや動物に係わる仕事も林業よりも平均年収が少ない職種が多くなっています。例をあげると、トリマーの平均年収約280万円、水族館や動物園の飼育員の平均年収が約270万円で、林業の平均年収よりも大幅に少なくなっています。
自営・独立した場合の林業の平均年収について
林業で稼ぐ方法で最も容易なのは、林業の大手企業に就職する事ですが、林業で働く人の中には独立して、林業を行っていきたいと考えておられる方も多くおられます。ここでは、林業で自営。独立した場合の平均年収がどのくらいになるのか説明します。
自営で林業をおこなっている世帯の平均年収は、林野庁によると178万円と少なめで、林業を経営している家で、林業以外の仕事もしている方も少なくありません。日本の林業では、小規模経営が多いため、林業を経営している世帯の収入が少なくなってしまいます。
林業を独立して経営する場合には、林業だけで生活できるだけの経営面積を確保するのが1番良いですが、それが不可能な場合は兼業で林業を行う必要があります。
林業の求人に出ている平均年収について
初回公開日:2018年02月26日
記載されている内容は2018年02月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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