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2018年05月22日

イラストレーターの平均年収・フリーランスの場合は?年収1000万稼ぐ方法

イラストレーターの年収は400万円未満が多いのですが、イラストレーターとして16億円以上の収入がある鳥山明氏のような人もいます。イラストレーターのトップエンドは1000万円代ですが、年収アップのために必要なクライアントワークや効率化のポイントを記しました。

低すぎる?イラストレーターの平均年収

WIREDの記事「日本のコアコンテンツであるマンガは、思いのほか岐路に立っている」で取り上げられているイラストレーターの低年収問題が話題になっています。年収百万円を切ってしまうイラストレーターも多数存在するといいますから、暗澹たる有様です。

しかし、現代のスマホゲームを支えているのも大量の美麗なイラストです。このままイラストレーターが「稼げない」仕事になってしまうと、いろいろなところで歪みがでてくることでしょう。

この記事では、イラストレーターの年収に関する現状と、その解決策をご紹介いたします。

フリーランスだとイラストレーターはこれぐらい稼げる

では、イラストレーターはいまどれ位稼いでているのでしょうか?

イラストレーターの年収については様々なデータが示されています。Creative Villageに掲載された調査によると、全百種のクリエイター業種の中で、イラストレーターの年収はなんと91位。その多くは年収400万円以下が大半を占めています。

恐ろしいことに、その大半はフリーランスのイラストレーターで、これでは生活のままならないというのが現状でしょう。特に20代前半から後半にかけては労働時間も非常に長いのに年収があがらないという状況があり、30代には夢やぶれてやめていくという状況があるようです。

実際、様々な調査で、イラストレーター全体では年収が400万円以下になる人の割合が9割を越えています。900万円以上になる人はごくわずかです。1000万円になるトッププレイヤーとなれば、わずか数名というのが現実でしょう。

したがって、まずイラストレーターとして活躍するためには年収400万円を目指していくことが目標になります。これは下請け仕事だけでは非常に難しい仕事であり、自分のネームバリューが試されることになるでしょう。

年収1000万稼ぐ方法

しかし、年収を上げること自体はフリーランスでも不可能ではありません。様々な生存戦略が提唱されており、いくつかはすぐに実行にうつせる年収アップ技法だと言われています。

・画像SNSサイトを利用して、自身のバリューをあげていく。
・商業メディアでは十分な収入が見込めない分、同人や漫画などで金額を叩き出す。
・値段帯によって品質を設定し、依頼の窓口と負担を減らす
・クライアントと交渉する技術を手に入れ、多様なオーダーに答える代わりに高収入での契約を勝ち取る
・本業とはべつに副業として行い、また本業との相乗効果を狙う。
・売れっ子イラストレーターになるために、自分独自の画力を手に入れる。
・金額を明示することでイラストが買い叩かれないように丁寧な仕事を行う。

などです。いろいろな戦略がありますが、その前にイラストレーターがどうして買い叩かれてしまうのかを知る必要があります。

どうしてイラストレーターは安く買いたたかれてしまうのか

イラスト一点の値段は5,000円から30,000円です。しかし5,000円では半日稼働程度ですので、実際には赤字になってしまいますので、10,000円程度で受注できなければプロにはなれません。

なぜ5,000円で発注し、受注が成立してしまうのかといえば、それはイラストに定まった統一的な値段がないからです。これが年収アップ上の大きなネックになっています。

発注者側は安い値段で買うと、それが相場だと思いこんでしまいます。またイラストレーターも最初にその値段で発注を受けてしまうと、それでずっと契約し続けてしまうことになるのです。

イラスト制作の効率化で年収アップ!

しかし、イラスト一点あたりが安い金額であっても年収アップは可能です。

それははやく、数をこなすこと。

今はこうした数をこなすイラストも非常に需要があるようです。パソコンとタブレッドPC、お絵かきソフトのアップデートや、自動化、ペンタブレットなどの機材を拡充することでイラスト制作の負担を大幅に減らすことができます。

また、絵柄やクライアントから事前にリサーチをしておくことで、イラスト制作にかかるアイデアを発想する時間を節約することができます。

売れっ子イラストレーターの年収はケタ違い

実際、売れっ子のイラストレーターの年収は1000万円代に届くこともあります。また、漫画や動画制作など異なるジャンルの作品も手がけることで自分のバリューを向上させ、より高い金額でのクライアントアークも可能になります。

鳥山明の凄さ

たとえば、イラストレーターとしての鳥山明氏の年収は最大で16億円にも登ります。大人気漫画『ドラゴンボール』の終了後にも大きな影響を受けていないので、やはり知名度とクライアントワークが重要になる例だと思います。

年収が1000万円を超えるイラストレーターは、自分の看板になるような作品を多数もっていることが普通です。年収アップのためには、イラストレーターだけではない別の顔をもっていると大変な強みになるでしょう。

イラストレーターとして食べていくためにはどうしたらいいの?

それでは、イラストレーターとして食べていくにはどのようにしたらよいのでしょうか。いろいろな手段がありますが、安定した収入を得るためには様々な戦略が必要になるようです。

イラスト制作の正社員になる

デザイン事務所やゲーム会社などでは、常時イラストレーターの正社員を募集しています。正社員になると様々な福利厚生が受けられるようになり、年収が安定します。当初は年収が低い場合もありますが、たとえば建築事務所などではインフォグラフィックが得意なイラストレーターを募集している場合もあり、そうした場所では年収600万円代の求人もみかけます。

また、定常的にイラストを描くことができます。ただ、イラスト以外の仕事も非常に多く、コンピューターグラフィックスや動画制作、あるいは事務方にいたるまで様々な技術を習得しておく必要があるでしょう。

イラスト制作上では、自分が望んだものを自由にかけるわけではないのもストレスがたまるかもしれません。ボツになったイラストを廃棄する必要があるなど、フリーランスにはない不自由さも感じられることがあります。

ただ、現在では副業を解禁している会社も多く、本業にさしさわりのない範囲で仕事をとることもできます。

コレボレーションやグッズ化を前提にした仕事を受ける

イラストを描くにあたって、コレボレーションやグッズ化などの際には別の収入をもらえるように契約をしておくということもよい手段です。現在ではイラストだけで収益を挙げられるケースは非常に少ないので、そうしたコラボレーションを通じて収益をあげる会社がほとんどです。

そこで、グッズ化などの予定がある場合には事前にそのような契約を結んでおき、グッズ化しやすいデザインを心掛けて制作するといったことが求められます。

クライアントとの交渉術を身につけよう

イラストレーターの年収をあげるためには、クライアントワークと交渉が必要です。交渉することで、クライアントに相場をちゃんと仕事の負担を伝えることができます。

交渉を行うためには、まず相手の仕事、つまりどのようなビジネスモデルで収益をあげるのか理解し、その際にどのようなインカムがあるかを聞いておく必要があります。また、契約書をきちんと結んでおくようにしましょう。

知名度を上げよう

どのイラストレーターに頼むかは、会社内での複雑な会議を経て決定されます。その際に決め手になるのは「実績」と「クオリティ」です。まずはちゃんとした絵を描けること、クライアントのオーダーに応えられる才能があることを示しましょう。そうした売り込みができる「ポートフォリオ」を作っておくことも重要ですね。

またPixivのようなSNSを通じて、自分がどれほどのフォロワーを抱える重要なクリエイターであるかを売り込めるようにしましょう。そうした、技術力に裏打ちされた知名度の高さが年収アップの最初の条件になります。

やっぱりいいものを作るのが一番大事

イラストレーターの平均年収・フリーランスの場合は?年収1000万稼ぐ方法

このように厳しいイラストレーター業界ですが、趣味の範囲からでも年収を上げていくことはできます。そのためには、交渉や契約といったクライアントワークと、相手を刮目させる高いクオリティのイラストを、少ない負担で仕上げていく力です。

いいものを作っているだけでは認められない厳しい世界ですが、年収1000万以上のプレイヤーもいる魅力的な産業です。

副業としても十分にやっていけるでしょう。

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