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2017年09月11日

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

就職や収入の変動、離婚などが理由で健康保険の扶養を外れなければならないことがあります。そのような時、どのような手続きをどこで行えば良いのか、分からないことも多いと思います。今回は扶養を外れる手続きについて様々なケースに分けて説明します。

健康保険の扶養を外れる際の手続き

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

健康保険の扶養対象から外れなければならないのは、どんなときなのでしょうか。ケース別に、そして手続き方法についてみていきましょう。

就職が理由で健康保険を外れる時の手続き~会社の健康保険~

就職が決まった会社で新しく健康保険に加入することになった場合、扶養を外れる手続きが必要です。この場合、扶養されている方ではなく、扶養している方が手続きをしなくてはなりません。例えば、子供の就職が決まった場合、子供を扶養している親が扶養を外れる手続きをします。

職場で「健康保険の異動届」を取り寄せます。その書類に必要事項を記入し、提出します。その際、子供の分の健康保険証を一緒に提出しますので、用意しておきます。もしも、子供の健康保険証を紛失している場合は「紛失届」を出さなければなりませんので、確認しておく必要があります。

就職が理由で健康保険を外れる時の手続き~国民健康保険~

就職が理由で健康保険の扶養を外れる際の手続きは、扶養している方の健康保険の種類によって、手続きが変わります。扶養している方が会社に勤めている場合は、会社で扶養を外れる手続きをします。

しかし、扶養している方が自営業などをされていて、保険の種類が国民健康保険であった場合、扶養を外れる手続きは自分で行う必要があります。市町村の役場にある健康保険課で「異動届」をもらい、必要事項を記入します。ホームページからダウンロードができる場合もあるので確認してください。

記入した書類と共に、子供の健康保険証や新しく加入した健康保険証、マイナンバーカードや本人確認できるもの、印鑑などを提出する必要があります。郵送でも送ることが出来ますが、その際は、記入した書類、新しい健康保険証のコピー、国民健康保険者証などをまとめて送る必要があります。

離婚が理由で健康保険を外れる時の手続き

離婚をした際、戸籍上、相手の扶養から外れることになるため、健康保険の扶養から外れる手続きも必要となります。結婚している時に自分が働いていて健康保険に加入している場合は手続きの必要はありません。また、離婚と同時に仕事が決まり、会社ので健康保険に入ることが決まっている場合は、手続きの必要はありません。

しかし、そうでない場合、健康保険に加入する手続きを行わなければなりません。まず、夫の職場で「健康保険資格喪失証明書」を発行してもらいます。その書類をもって市町村の役場で国民健康保険の加入手続きを行います。

年収金額の変動により健康保険を外れる時の手続き

年収金額が変動することによって、健康保険を外れる手続きをしなければならない場合があります。扶養に入っている状態で、一定の金額以上の収入を超えてしまうと健康保険の扶養から外れる手続きを行う必要があります。この場合、健康保険に入っている方の会社に「健康保険被扶養者異動届」を提出する必要があります。

その書類と共に、健康保険証を提出してください。新たに自分の職場で健康保険に加入することになります。年収の変動により扶養を外れる際は、毎月の収入が上がり、その金額がこれから先も続く見込みがあると分かった時点で申請する必要があります。年金の扶養から外れる手続きとは申請のタイミングが異なりますので注意してください。

扶養を外れる金額はいくら?

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

扶養を外れる条件

健康保険は、継続的な収入が一定の金額を超える場合、扶養から外れる手続きをする必要があります。また、自分が勤務する会社で健康保険に加入した場合は、必ず扶養から外れることになります。対象となる収入は、税金と異なる点がありますので注意が必要です。税金では対象外である、通勤手当や雇用保険、失業給付金に関しても、健康保険では対象となります。現在は、従業員501人以上の企業に勤務し、年収が106万円を超えると健康保険に加入することになっています。

130万円から106万円へ

2016年10月から、社会保険の加入条件が変更になりました。以前は130万円の壁と言われていたものが、新しい制度では、106万円の壁となったのです。制度の変更前まで夫の扶養の範囲で働いていた方も、新しい制度の導入により、扶養から外れなければならない状況になりました。

扶養から外れることにはなりますが、必ずしも悪いことばかりではなく、自分で社会保険に加入することによって、将来の社会保障の充実が期待できます。しかし、どうしても夫の扶養の範囲内で働きたいと思う方は、労働時間を減らすなどの工夫が必要となります。

必要書類と記入方法

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

扶養から外れ、勤務先で社会保険に加入する場合

扶養から外れ、勤務先で社会保険に加入する場合の手続きを紹介します。まず、勤務先で健康保険の加入手続きを行い、健康保険証を受け取ります。(1週間程度かかる場合があります)その後、任意継続被保険者被扶養者(異動)届に必要事項を記入し、今まで使用していた健康保険証とこの書類を被保険者(夫や親)の会社に提出します。これで手続き完了となります。

任意継続被保険者被扶養者(異動)届に記入する項目は、4箇所です。被保険者についてもの情報を記入するところ、扶養から外れる方の情報を記入するところ、同居や 別居の確認をするところ。そして、被扶養者でなくなった日を記入するところです。この日付は、被保険者の資格を取得した日付を記入します。新しい健康保険証に記載されていますので、確認してください。

勤務先で社会保険に加入しない場合

会社で社会保険に加入しない場合や、自営業の場合は国民健康保険に加入する手続きを行う必要があります。この手続きは、住んでいるところの市町村役場で行うことが出来ます。この際の流れを説明します。

まず、被保険者の勤務先に必要事項を記入した「任意継続被保険者被扶養者(異動)届」と、使用していた健康保険証を提出します。そうすると、被保険者の勤務先で扶養から外れる手続きが行われます。その後、扶養が外れた日付が分かる「健康保険資格喪失証明書」という書類が発行されます。

その書類をもって、役場の窓口に行き、国民健康保険に加入する手続きを行います。国民健康保険に加入する際に必要な書類は、「健康保険資格喪失証明書」「マイナンバーが確認できるもの」「身分証明書」です。

手続きを忘れるとどうなる?

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

扶養を外れて社会保険に入る場合

親や、夫の扶養から外れ、自分の働いている会社で新しく社会保険に入る場合は、会社の規定に従って必要な書類の準備や記入をすることによって手続き完了となります。このような場合は、扶養を外れたにもかかわらず新しい健康保険の手続きを忘れるということはありません。会社もしっかりと管理しなければいけない立場なので、忘れていてもしっかり会社からお知らせがあります。

扶養を外れて国民健康保険に入る場合

扶養を外れて自分の会社で社会保険に加入する場合は、手続き漏れの心配はないと思われます。しかし、注意が必要なのは、扶養を外れて、国民健康保険に加入する場合です。国民健康保険に加入するには、自分で市町村役場に行き、手続きをしなければなりません。

そのため、忘れてしまう方もいます。日本は、国民皆保険の制度を取っているため、健康保険に加入しないという選択肢はありません。扶養から外れる手続きを忘れた状態で時間が経過し、病院にかかった場合、それまでに支払っていなかった健康保険料を全額請求されてしまいますので注意しましょう。健康保険は、収入や年齢などによって変わりますが2万円前後の料金がかかります。何年か滞納してしまうとかなりの額の請求がありますので注意する必要があります。

健康保険の手続きは忘れずに

健康保険の扶養を外れる場合|就職/離婚/年収金額の変動・手続きの方法

ここまで健康保険において扶養から外れる際の手続きについてまとめてきました。日本には、国民皆保険という制度があるため、社会保険や国民健康保険などの健康保険に必ず加入しなければなりません。このような制度があるからこそ、低額で高度な医療を受けることが出来るのです。決して安い金額ではありませんが、きちんと払いましょう。

就職や離婚が理由で扶養を外れる際は、他にも様々な手続きをしてくてはいけないので、大変だと思います。しかし、会社や役場に行けば、きちんと手続きを行うことが出来ます。知らず知らずのうちに滞納してしまい、後から大変な額の請求が来ないように、扶養を外れる手続きは早めにきちんと行いましょう。

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