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2017年09月11日

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

言語聴覚士の初任給は良くても、なかなか年収があがらない職業です。しかし勤務年数を重ねると年収徐々にあがります。また役職に就くことで年収500万円以上になります。職場によって待遇もかわってくるので、複数の会社を比べることが必要です。

■言語聴覚士の平均年収

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

27年度人事院調べによると言語聴覚士の平均年収は、約456万円です。また年収推移は250万円~680万円です。これだけ幅がでるのは管理職についているか、年齢によって平均年収が異なってくるからです。

言語聴覚士の年齢別平均年収は、
・20~24歳で259.9万円
・25~29歳で323.8万円
・30~34歳で355.7万円
・35~39歳で405.8万円
・40~44歳で456.0万円
・45~49歳で510.7万円
・50~54歳で547.2万円
・55~59歳で542.6万円
・60~65歳で369.4万円
となっています。

管理職についている言語聴覚士の年収は、
・主任:391.2万円
・係長:487.0万円
・課長:643.5万円
・部長:711.4万円
です。

企業ごとの平均年収の差は、
・大企業に勤めている言語聴覚士は529.0万円
・中小企業に勤めている言語聴覚士は437.8万円
・小企業に勤めている言語聴覚士は396.7万円
です。

生涯年収は、大学卒業後に国家試験をすぐに受けて職務についたと仮定して、平均的な労働年数が35年以上とすると、平均1億5200万円が相場となります。

□言語聴覚士の職場

言語聴覚士の職場は、大体が病院や施設になります。急性期病棟、回復期病棟などのリハビリテーションや、介護施設などがあります。

介護施設は介護保険があるので、比較的仕事が安定していますが、給与は少し低めです。事故や脳卒中後遺症患者を対象とした病院の常勤勤務の場合、世間並みの月給27万円を上限に昇給が見込めます。大きな病院では上限を月給26万円以下に、勤務年数を重ねると年収があがるという仕組みになっています。

これらはほんの一例ですが、言語聴覚士の収入は安定していても、時間をかけなければ年収はあがらないようです。

■言語聴覚士の年収は低い?

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

言語聴覚士の平均年収は決して高いとは言えません。似たような職業の理学療法士などと比較すると少し低くなります。管理職につくことで年収があがるので、平均500万円以上を望むのであれば目指す方が良いと言われています。

平均年収が低いとはいえ、言語聴覚士の資格を所持している人が少なく、超高齢化社会となっていく今だからこそ、地域や勤務先によって引く手あまたの職業でもあります。そのため、場合によっては高待遇で就職できることもあります。

また言語聴覚士は国家資格としては歴史が浅い資格です。そのため若年層が多い職業でもあります。同じ30代の平均年収が384万というデータと比べても言語聴覚士の平均年収が決して低すぎるということもありません。

□収入を上げるには?

収入を一番に期待するのであれば、就職先の病院や施設によっても差が出ますので給与制度や待遇、昇給などを比べる必要があります。

言語聴覚士として働くときに、理学療法士や作業療法士などリハビリ関係の資格を複数所持していた方が有利でしょう。特に高齢者施設では役に立つので給与面でも期待できます。国家資格であることと、資格を所持している人の人数は決して多くないので市立病院に就職することも比較的簡単だと言われています。また大企業関係のある病院などの就職は、給与面でも優遇されやすいようです。

介護施設の場合で、介護保険の兼ね合いにより仕事は比較的安定しています。それほど重労働ではないことや施設によっては残業なしの8時間労働、週休2日、土日勤務を月2回することで手当てが付くなど、勤務内容と給料を照らし合わせると薄給と感じる人は少ないです。

□非常勤の給料

女性の場合、結婚してからや出産後に働きたいと思った時に、正社員では無理でも非常勤であればと働く人も多くいます。それは短い時間での勤務が可能であることと、通常のパートやアルバイトより時給が高いからです。時給の相場は1500円以上と言われています。

現場でも、言語聴覚士のニーズは高まっているにも関わらず人手不足である現状に、正社員でなく非常勤でも雇いたいと思っている病院や施設は多いようです。

■年収500・600・700万の年収モデル

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

役職が主任の場合、平均年収が391.2万円、平均月額給与が24.5万円、ボーナスが97.8万円です。
係長の場合、平均年収が487.0万円、平均月額給与が30.4万円、ボーナスが121.8万円です。
課長の場合、平均年収が643.5万円、平均月額給与が40.2万円、ボーナスが160.9万円です。
部長の場合、平均年収が711.4万円、平均月額給与が44.5万円、ボーナスが177.8万円です。

このように昇進する毎に言語聴覚士の年収は大きく変わっていきます。しかし言語聴覚士は専門職なので、日々のスキルアップが欠かせない職業です。モチベーションを保つには、職場の人間関係、仕事の内容、キャリアパスなどやりがいを見つけて長く務めることが重要です。

□キャリア採用

一般的に言語聴覚士は非常に待遇が悪いということはあまり聞かれません。リハビリテーションでも他のリハビリ職と同じで安定した待遇での勤務ができることが多いです。また福祉施設でも国家資格を持つ医療職とみられるので、待遇がかなりよくなることもあります。安定した環境を必要とし、更に収入をあげたいのであれば、複数の職場を見比べる必要があるでしょう。

また言語聴覚士として年収500万円以上の求人は、転職者などのキャリア採用で見られます。もしくは実績報酬として採用する雇用形態なら、能力のある言語聴覚士なら500万円以上の収入を得ているモデルケースを掲載している企業もあります。医療関連の専門職なので、経験があれば転職する際も有利だと言えるでしょう。

■言語聴覚士の年収に関する本音

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

言語聴覚士として働く人の意見は働く場所や待遇、年数によって様々です。

〇初任給で、他の職業と比べると、多く貰えていると思えるでしょう。しかし、その後が問題で、なかなか給料が伸びません。年収が500万円を超えるのも他の役職につかなければ、難しいでしょう。

〇年収で言うと介護士さんよりは高く看護師さんよりは低い立場です。

〇年収が伸び悩むと、男性で家族を持っている人にはきついと考える人もいます。

〇役職について昇給を期待したくても、現在ついている人がやめない限り望めない場合もあります。

〇管理職と現場の兼務や訪問の非常勤をすることで給料が格段にアップすることもあります。

〇バイトが可能な病院に勤務している人は、非常勤や講演会で更に収入を得ているそうです。

〇女性の場合、出産などで休職しても復帰しやすいというメリットはありますが、勤務体系を変更するには、勤務先を変える必要が出てくる可能性もあります。その際に、経験を考慮してくれる就職先を探せば給料も減ることはないでしょう。

〇またパートで働いても、他職に比べると給料が高めという意見もあります。

他にもただただ少ないと思う人もいれば、残業がないから十分と感じる人など、職場の環境で左右するようです。

年収ではない言語聴覚士の悩み

就職先によって待遇や環境が異なるので、始めたばかりの人だと「きつい職場のわりに年収が低い」という理由で辞めてしまう人も存在します。また、待遇が良くても「人間関係がきつい」「仕事に対するモチベーションがあがらない」と考える人も少なくありません。

自分の時間をもてることと、年を重ねるごとにわずかなりとも年収があがるので特に不満に思わない人がいます。管理職につけば、そこそこ貰えるようになるので労働時間や労働内容を考えても、それほど苦にならないという声もあります。

また、年収に満足いっている人の中で、非常勤の勤務に当たっている人も多くみられます。

■専門職の強みを生かして年収アップ

言語聴覚士の平均年収は低い?|言語聴覚士の年収に関する本音

平均年収は、一生涯を通すと人によって年収は差が出ます。ただし、長く務めることで年収は少なくともあがっている職場が多く、また管理職につくことで、高い年収も見込めます。また訪問や講演会など、非常勤による収入を加算することも可能な場合があります。

何より、専門職なのでやりたいと思える仕事であればやりがいがある仕事であることや、一度職を離れても再度就職しやすい職業なので、一生涯の仕事にしやすいというメリットもあります。

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