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2017年09月11日

外務省専門職員とは・給料と年収・試験・仕事は激務?

外務省専門職員とは?国際社会を舞台に活躍する言語と地域のスペシャリスト。外務省専門職員(ノンキャリア組)と国家公務員総合職試験による外交官(キャリア組)の違い、外務省専門職員の給与と年収、外務省専門職員採用試験の内容と具体的な仕事内容についてご説明します。

外務省専門職員とは

外務省専門職員とは・給料と年収・試験・仕事は激務?

外務省専門職員とは、外務省に勤務する外交官の専門職です。外交官は主に2種類あり、国家公務員採用総合職試験をパスして外務省に入省するいわゆるキャリア組と、外務省専門職員試験をパスして外務省に入省するいわゆるノンキャリア組がいます。外務省専門職員とは、このノンキャリア職員のことを指します。

外務省専門職員の主な業務

外務省専門職員の主な業務は、外交の最前線で交渉などを行うキャリア組の外交官を色々な面からサポートすることです。とはいえ、交渉相手が外国ですので、外務省専門職員は相手国の要人と接触する際の言語、文化などに関する専門家となります。いわば日本の外交における中核職員といえるのです。

前述のとおり、外務省専門職員はその国の言語、文化などに関するスペシャリストですので、必要な情報収集などやそれに関するサポートを行うことも業務です。そのほかに広報活動や在留邦人、旅行者の保護なども行います。

外務省専門職員と国家公務員総合職試験による外交官

外務省専門職員は、特に語学の知識と地域に関するスキルが求められています。語学と地域のスペシャリストとして大きな活躍の場面があるのです。国家公務員総合職試験を受験して外務省に幹部候補で入省した外交官は、外交の最前線で主に交渉などを行います。どちらも同じ外交官になりますが、役割が違うのです。

外務省専門職員試験合格後

外務省専門職員試験合格後は、外務省専門職員採用候補者名簿に名前が登載されます。翌年4月に外務事務官として働けるようになり、はじめに約一ヶ月の国内の研修所にて研修(語学研修)があります。その後、外務省本省で勤務し、再び研修所における研修等を経て現地に派遣され、外交官補として配属されます。

外務省専門職員は転勤が頻繁にあり、約5年ごとくらいに本省勤務(日本)と在外公館(外国)の勤務を繰り返します。各国で勤務することになりますので相当な覚悟が必要です。途中で退職する人も結構います。

・入省1ヵ月間:語学研修・・・外務省研修所で語学研修を行います(担当言語学習)
・11ヵ月間 :本省勤務・・・外務省の各課へ配属。業務を通じて外務省の習得
・2.5ヵ月間 :語学研修・・・再度、外務省研修所で研修国の歴史・政治・文化などを学習
・2~3年間  :在外研修・・・研修国の大学や大学院に留学し、研修国の歴史・政治・経済・社会・文化を広く学習

外務省専門職員の給料と年収

外務省専門職員とは・給料と年収・試験・仕事は激務?

外務省専門職員の報酬は公務員の規定に従って支払われることになり、初任給は約20万円です。公務員ですので各種手当が大きいのですが、通勤手当、扶養手当、住居手当、ボーナスなどがあります。加えて海外にある在外公館の勤務になると、派遣される国や地域によって金額の違いがありますが、外国勤務に対しての手当(海外勤務手当や住宅手当)が付き、これが相当な金額になります。

国内の本省勤務の場合はそれほど高額ではありませんが、それなりに勤務してから在外公館(外国)の勤務になると、年収1000万を超えるようになります。また、パートナーを伴って赴任する場合には配偶者手当、子どもを伴って赴任する場合には子女教育手当が付きます。

このように手当が支給されるのは、海外赴任に伴い家具を買い直さなければならなかったり、治安の悪い国に赴任した場合は、自宅のセキュリティに費用がかかったりするためです。また、現地の日本語学校や補修校のための教育費も発生し、日本とは違ったところで大きな出費を伴うのです。

外務省専門職員採用試験の内容

外務省専門職員とは・給料と年収・試験・仕事は激務?

外務省専門職員採用試験の受験資格

外務省専門職員採用試験を受験できるのは21歳から30歳未満になります。学歴は問われません。

外務省専門職員採用試験の内容

外務省専門職員採用試験は、毎年6月に実施される一次試験と7月に実施される二次試験からなります。

<1次試験 1日目>
憲法および国際法、経済学の記述試験です。各科目は3題が出題され、科目ごとに2題を選択する形式になっています。

<1次試験 2日目>
基礎能力試験(多肢選択式)および時事論文試験(記述式)、外国語試験(記述式)があります。

基礎能力試験は知能分野27題、知識分野13題の計40題が出題され、試験時間は1時間30分です。

時事論文試験は外交や国際情勢など、時事問題についての論文が1題出題されます。試験時間は基礎能力試験同様、1時間30分です。

外国語試験は和文外国語訳が2題、外国語和訳が2題、計4題が出題され、試験時間は2時間です。
※選択できる言語は英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、アラビア語、ペルシャ語、ミャンマー語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、中国語、朝鮮語

<2次試験>
外国語試験(面接)および人物試験、身体検査からなります。

外国語試験は2対1で面接を行い、試験時間は15分程度です。
人物試験は個別面接およびグループ討議があります。個別面接では志望動機等を質問されます。グループ討議は8~10人のグループになり、与えられたテーマについて論議します。

外務省専門職員採用試験受験にあたっての外国語能力について

外務省のホームページにて「外務省専門職員として勤務することを希望する方は、TOEFL(iBT) 100点以上又はIELTS 7.0以上のスコアを有していることを推奨します。」と記載されており、非常に高い語学力が求められます。

外務省専門職員採用試験の受験者、倍率等

外務省専門職員の募集人員は約50名と大変に狭き門なのですが、外務省専門職員採用試験の倍率については年によって変動があります。ここ5年間の倍率は約5倍~15倍の間でした。
2016年度のデータは次のとおりです。

・第一次試験受験者数:271人
・最終合格者数:54人
・倍率:5.0倍(受験者数/最終合格者数)

合格者の受験言語は、英語が8割を占めます。受験言語と入省してからの研修語を変更することもできます。

外務省専門職員採用試験の対策

外務省専門職員採用試験の対策は独学でも可能かもしれませんが、予備校に通う方も多いです。いくつかの予備校で専用講座がありますので、情報を集めてみると良いでしょう。通学講座、通信講座などを行っており、予備校によっては教材を海外へ発送してもらえるところもあります。

外務省専門職員の仕事内容

外務省専門職員はその国の言語の専門家であると同時に、その国の専門家として様々な業務にあたります。

外務省専門職員は激務?

外務省本省勤務は非常に忙しいようですが、現地の在外公館に勤務している時は、通常は朝から夕方までです。ただし、緊急時には夜を徹して作業をすることもあります。自然災害の発生時やテロなどの問題が起きたとき、あるいは日本人旅行者が何らかの事件に巻き込まれた場合など、迅速な情報収集と日本との連携が求められるのです。

外務省専門職員の具体的な仕事

外務省専門職員は相手国との交渉に関する様々な業務に携わっています。通訳や外交文書の翻訳も行います。また、相手国の政府や議会関係者、学識経験者とのネットワークを作り、それを活用した情報収集も必要です。

さらに資金援助(ODA)などを実施するための日本と相手国との調整、プロジェクトの展開および監督、広報・文化交流活動として現地の報道機関への情報提供も行っているのです。

ほかにも、公演・展示事業で日本の文化を紹介するなどの文化交流活動にも取り組んでいます。

外務省専門職員を目指す方へ

外務省専門職員とは・給料と年収・試験・仕事は激務?

外務省専門職員は、国益を守るために国際社会を舞台に活躍するスペシャリストです。非常に難関ではありますが、留学経験があったり、帰国子女の方は挑戦してみてはいかがでしょうか。試験は外国語だけではありませんので、専門の予備校等を活用し、十分対策を行ってから受験することをお勧めします。ステータスの高い憧れの職業であることは間違いありません。

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