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営業に向いている人と向いていない人の特徴・必要なスキル

企業にアポイントメントを取り、製品を売り込んだり、ときには企業に飛び込み営業をして契約を取ってきたりと言う職業。営業職は、自分の能力一つで戦えるまさにビジネスマンとしての力量が問われる職種といえます。しかし、この営業職と言う仕事には、向き不向きが非常に大きく影響するのです。

責任転嫁しがちな人

何かがうまくいかなかったとき、自分が何が悪かったのかを考えるのではなく、他の理由に責任転嫁してしまうタイプの人も、営業には向いていません。

例えば、何社営業に回っても自分が受け持っている商品が売れなかった時、営業に向いてる人は、自分のアプローチが悪かったのではないか、どういった話し方をすればその商品を買ってくれるのかといったことを反省し分析します。そして、自分が改善できるところを改善しながら、商品を購入してくれるように努力をし続けるのです。

しかし、責任転嫁をしやすいタイプは売れないのは自分のせいではなく、商品の質が悪い、値段が高いと商品そのもののせいにしたり、担当エリアの景気が悪いと周辺環境のせいにしたりしてしまいます。確かに、商品が売れないのは周辺の環境も影響があるかもしれません。しかしそれは自分ではどうすることもできないものです。

改善できないことに責任転嫁をして、だから仕方がないと考えているようではいつまでたっても営業としての成長はできないでしょう。

営業として、一歩も二歩も成長するためには与えられた環境や状況の中で、いかに活躍するかが重要なのです。

完璧主義者な人

自分が決めた事は完璧にこなさなければ気がすまないといった完璧主義な人も営業をしているとストレスが溜まってしまう傾向にあります。

営業とは、無機質な機会を相手にしているのではなく、人間を相手に行う仕事です。そのため、自分が想定していたことと全く違う状況に陥ったり、予想外の意見をぶつけられることもあるでしょう。そんな時、完璧主義な人は自分の計画が狂ったと感じ、その段階で計画は全て失敗だと判断してしまいます。

しかし、人と人との交流は水の流れのように変わっていくものです。たとえ自分が計画していた流れとは全く違う状況なってしまったとしても、そのことのやり方によっていくらでも自分が望む形に変えることができるのです。

また、完璧主義の人は、例えば今日は10件契約を取ると決めたらたとえ9件取れたとしてもその日はノルマが達成できなかったと落ち込んでしまいます。そんなことを続けていたら、精神が摩耗して働くことすらできなくなってしまうかもしれません。

ノルマが達成できないときは、なぜできなかったのかをしっかりと考え、その上でそれでも9件取れたのだからいいじゃないかと頭を切り替えることもストレスなく仕事を行うポイントなのです。

プライドが高すぎる人

先に訂正しておきますが、このプライドが高いと言うのは自分の職業に対するプライドが高すぎると言うわけではありません。他の仕事はもちろん、営業職においても自分のやっている仕事にプライドを持ち一生懸命働く事は全く悪いことではありません。

営業に向いていない人は、自分自身に対するプライドが高すぎる人です。例えば、由緒ある家に育った、一流大学に出た、そういった人に誇れるものを持っている人は総じて自分自身の生い立ちや歴史にプライド持っているものです。

そういった自分への自信は、堂々とした立ち振る舞いにつながり印象を良くすることもありますが、過度にそのプライドを露出させすぎると営業という仕事では影響を及ぼしてしまうのです。

営業は、企業に自社の商品を購入してもらうために商品の説明をしたり、相手の事を持ち上げたりと様々な方法とらなければなりません。ときには謙虚な姿勢で相手に接しなければならないこともあるでしょう。

しかし、プライドが高すぎると自分より下だと感じた人間に頭を下げることができなくなってしまいます。そういった態度は相手からしても偉そうで人を馬鹿にしていると取られ、契約を取るチャンスを失ってしまうのです。

たとえどんな相手でも、営業として仕事をしている以上は相手は利益をもたらすかもしれない大切なお客様です。その事実を忘れずに行動するようにしましょう。

正直すぎて自分をごまかせない人

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