営業に向いている人と向いていない人の特徴・必要なスキル
人によって態度を変えると言う訳ではありませんが、いかに気分良く契約をしてもらえるか、商品を購入してもらえるかと言うことが営業の要です。そのためには多少相手が気に入るような言動を取り入れなければならないのです。
自分に自信がある人
例えば、自分のところに営業に来た人がおどおどと不安げで、自信がなさそうだったらどう思いますか?たとえその人が持ってきた商品がどんなに良いものであっても、なんとなく買ってもいいのか不安になってしまうのではないでしょうか。
営業は、自分の自信のなさを顧客やクライアントに感づかれてはいけません。自信のなさと言うのは、どんなに取り繕っても表ににじみ出てしまうものです。自分自身の営業スキルに自信がなかったり、商品の説明に不安要素を抱えていると営業している相手にもそれが伝わり、本当にこの人から商品を買っていいのかと不安を感じさせてしまうでしょう。
常に自分に自信を持ち、堂々としていることこそ信頼のおける営業に向いてる人の特徴なのです。
気持ちの切り替えが早い人
営業と言う職種は、他の職種よりも断られる、拒否されるといった立場に立つことが多い職業です。アポを取るために電話をしてもそっけなく断られてしまったり、飛び込み営業を行った先で冷たく追い返されたりと心が折れるような経験もたくさんするでしょう。
なんとか営業の時間をとってもらっても、相手が全く契約する気がなく無駄に時間を使うだけで終わってしまったり、せっかくとった契約が終わってしまうこともあります。
そんな時にいつまでも落ち込んでては、次の営業先に行ってもネガティブな気持ちばかりが先行して上手に商品を売り込むことができません。営業に大切なのは、たとえどんなにショックを受ける出来事があっても、すぐに頭を切り替えて失敗を生かし次の行動を取ると言うことです。
営業に向いてる人は、気持ちの切り替えがとても上手です。失敗やトラブルに立ちすくんでいる時間はもったいないものです。どうしてそのようなことが起こったのかを分析し、気持ちを切り替えて新たな営業に望めばきっと素晴らしい成果を発揮できるでしょう。
フットワークが軽い人
行動力があり、フットワークが軽いと言うのは営業に向いてる人の特徴の1つです。
営業と言う職業を続けていると、担当している顧客から突然会いたいと言われたり要望を申し付けられる場合があります。そういった時にすぐにアポを取って会う約束を取り付けたり、いち早く意見を聞き入れ対応するという行動を続けることで、営業マンとしての信頼を勝ち取ることができるのです。
営業にとって顧客からの信頼は、次の取引や商品の購入につながる強いチャンスとなります。チャンスを手に入れるのは、誰よりも早く顧客が納得する行動を起こすフットワークの軽い人物なのです。
営業に向いていない人の特徴
身だしなみを整えられない人
初対面同士の人が顔を合わせた時、第一印象が決まるのは何秒かご存知ですか?なんと人は3秒程度で無意識のうちに相手のイメージや印象を決めてしまっているのです。人の脳は約3秒で相手の身なりや、印象、話し方などを判断し、好感が持てるか、信頼できるかを判断して付き合う距離感と言うものを設定します。
もちろん、その後会話をしていくうちにその距離感は少しずつ変化していき、よくも悪くもなるものですがやはり最初の印象が良い方が親しくなる確率が高くなります。
さらに、人が印象を決めるのには資格、聴覚、言葉と言う3つの要素が関係しています。その中でも資格から来る情報、見た目は清潔感などはなんと印象を決める要素の55%を占めているのです。
そのため、だらしなく身だしなみを整えられない人は営業に向いているとはいえません。相手の印象をより良くするために、TPOに応じた清潔感のある服装ができるように心がけましょう。