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IT業界は何故エンジニアが不足している?今後人材が減少傾向にある職種も紹介

更新日:2024年10月17日

ITエンジニアはどうしてこんなにも不足しているのだろうと考える人は少なくないでしょう。この記事では、ITエンジニアが不足している原因や今後の見通しなどを紹介しています。この記事を読んでITエンジニアについて理解を深めましょう。

IT業界に限らず多くの業界において、情報漏洩などの事故は企業の信頼に致命的なダメージを与えることが多いです。

そのため、情報セキュリティに関する知識やスキルを持つ情報セキュリティエンジニアの需要が高まっており、人手不足になる可能性が高いでしょう。

ネットワークエンジニア

オンライン化が進んでいるという事情もあり、ネットワークエンジニアの需要も高まり人手が足りていない状況です。優秀なネットワークエンジニアは安全な通信を提供できるネットワークを提案できるため、情報セキュリティの観点から考えても重要な存在です。

また、後述するクラウドの知識を持っていれば、ネットワークエンジニアの需要は更に高まるでしょう。

クラウドエンジニア

クラウドを使用することでコストを大きく削減できるため、企業の間で需要が高まっています。従って、クラウドを扱うエンジニアであるクラウドエンジニアの仕事量も右肩上がりで増えている状況です。

加えてクラウドの技術や知識を豊富に持つエンジニアは、他の種類のエンジニアよりも更に少ない状況のため人手不足はより深刻になるでしょう。

AIエンジニア

AIは自動車や家電など様々な領域で利用・応用されているため、AIエンジニアも仕事量に比べて数が全く足りていない状況です。実用段階にまで到達しておらず研究段階であるものも含めれば、プロジェクトの数は膨大なものとなります。

また、高い専門性が求められる職業でもあるため、簡単に業務をこなせられるという訳でもありません。

iOS・Androidエンジニア

ECサイトやゲームなど様々な種類のアプリがリリースされているため、iOS・Androidエンジニアの仕事量も激増しています。

スマホは急速な勢いで普及しアプリに対する需要も急激に伸びたため、エンジニアの数も質も足りていない状況です。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは開発業務を一人で全て行い、完結させられるエンジニアのことです。フルスタックエンジニアを雇うことで、異なる技術領域を専門とするエンジニアを何人も雇う必要がなくなります。

複数の技術領域の知識を高い水準で保持していなければならないため、非常に希少性が高い種類のITエンジニアです。

ITエンジニアを目指すメリット

人手不足が原因でこれからも業務量が多くなる可能性が高いですが、IT業界自体の成長性が高いため、ITエンジニアという職業の将来性も高いです。

人手不足という問題は裏を返せば需要が高く、優秀であれば収入も上げやすいということでもあります。ここからは、ITエンジニアを目指すメリットを紹介します。

収入が高めの職種が多い

ITエンジニアは仕事の量に比べて人手が足りない、つまり需要に対して供給が全く足りていない状況のため収入が高めである職種が多いです。

加えて評価対象の大半が、エンジニアの技術面で占められているため、勉強を怠らなければ更に年収を上げられます。成熟した知識と技術を持つITエンジニアであれば、日本の平均年収を大きく上回る年収を手にすることも可能でしょう。

多様な働き方ができる

ITエンジニアの仕事の多くはPCやネット環境があればできることが多いため、多様な働き方を実践できます。自宅や旅先からでもオンラインミーティングで上司や同僚との打ち合わせもできます。

また、ITエンジニアであれば会社員として雇われるだけでなく、個人事業主として独立するという働き方も可能です。

市場価値が高い

ITエンジニアは汎用性のあるスキルや知識を習得できるため、市場価値が高くなり転職がしやすくなります。

プログラミングなどの知識や技術はどこの会社でも通用するため、仮に雇われている会社が倒産したとしても別の会社で働ける可能性が高いでしょう。

次のページ:IT業界で今後も求められるエンジニアになるには?

初回公開日:2022年06月30日

記載されている内容は2022年06月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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