ブライダル業界への志望動機の書き方と例文紹介|ポイント・注意点
ドレスの準備や映像の提供など、お客様が安心して挙式が出来る様々なフライダルサービスを展開しており、より様々な点から、結婚式に携われると感じています。
様々なお客様の「人生最高の一日」に携われるよう、御社にご縁を頂きました際は、全力を尽くしたいと思います。」
ブライダル業界の志望動機のダメな例
「私が御社を志望するのは、人を幸せにすること、サポートする仕事に就きたいと思ったからです。
学生時代は、百貨店で販売のアルバイトをしており、お客様ひとりひとりに合わせた商品の案内や、コーディネートの提案などをしていました。
魅力的なお買いもののサポートを行っており、ベストスタッフに選出されたこともあります。この経験を活かし、お客様とのコミュニケーションを通して、挙式までのあらゆるサポートを実践していきたいと思っています。
御社では、お客様それぞれに寄り添った、完全個別コーディネートに力を入れているのが魅力だと思います。トータルサポートを行うことができるよう、大学時代はウエディングプランナーの通学講座も受講していました。
プランニングはもちろんですが、コーディネートやフラワーデザイン、カラースタイリングなどを活かし、事業貢献をしたいと考えています。」
ブライダル業界で働くための熱意はアピール出来ています。自分のセールスポイントもうまく表現出来ていますが、「人を幸せにする手助け」を、イコールブライダル業界に結び付けるのがやや弱いかもしれません。
採用担当者によっては、「これなら、ブライダル業界でなくても良いのではないか?」と言われてしまう可能性があります。内容の順番を変更し、ブライダル業界を特に志望している理由を押し出して、志望動機として更に説得力がある形にまとめなおすと良いでしょう。
ブライダル業界の志望動機を書くときの注意点
ブライダル業界への志望動機を書くときには、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?代表的なものを、いくつかピックアップして紹介します。
企業研究を徹底しよう
ブライダル業界を志望している人で、業界研究は徹底するものの、企業研究を徹底しきれていないパターンは少なくありません。もちろん、事業内容が似通っているところは多いですし、何社も同業界を受けるため、似たような履歴書を提出することはあるでしょう。
しかし、企業研究を徹底せず、他社に提出したものと同様の志望動機のままにしてしまうと、説得力を失ってしまうこともあります。一口にブライダル業界と言っても、詳細な事業内容は少しずつ異なってくるものです。
海外挙式に力を入れている企業であれば、語学力や留学経験を活かすことができますし、グローバルなブライダル業界に就職したいと思っている人の志望動機には、説得力が増しやすいです。
フォトウェディングやレストランウェディングなど、小規模な挙式スタイルをたくさん手がけている企業であれば、アットホームな雰囲気でブライダルプロデュースがしたいと思っている人は、志望動機がまとめやすいはずです。
企業研究を徹底し、自らのキャリアプランをはっきりさせておくと、志望動機もクオリティがぐっと底上げされやすいです。完成度の高い志望動機は、それだけで書類選考の通過率を上げることにも繋がっていくでしょう。
過去の経験や具体的なエピソードを入れること
前述した例文にもありましたが、ブライダル業界への志望動機は、より具体的なエピソードがあった方が、完成度が上がりやすいです。過去の経験から、ブライダル業界を目指すことにした理由などが書かれていると、説得力はアップしやすいでしょう。