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「ホテル業界」への志望動機の書き方と例文|ポイントや注意点など

ホテル業界を志望する人は、履歴書で「サービスに携わりたい」「接客の経験を活かしたい」「観光業界に就職したい」といった面を押し出すことが多いですが、より完成度の高い志望動機に仕上げるためには、その中でも「どうしてホテル業界なのか?」という、よりダイレクトな内容が重要です。

私も今度はサービスを提供する側に立ち、お客様をおもてなしして、喜んでもらいたいと感じました。」

「私は旅行が趣味で、国内外様々な土地を訪れることがあります。そのとき、旅のクオリティを左右するのは、ホテルの質が大きく関係していると考えています。寝泊まりをする場所のサービスが充実しているほど、とても気持ち良く旅行を過ごすことが出来るからです。

以前、個人的な旅行で御社のホテルを利用した際、非常に過ごしやすく、訪れた土地そのものをとても好きになれました。

このようなチャンスを与えられる立場になりたいと思い、御社を志望しています。私の気持ちを汲み取り、かゆいところに手が届くようなサービスは、どれも大満足のものでした。

様々な土地を旅行した経験と、現地でのコミュニケーションによって培った外国語力で、様々な人に良質なサービスを提供できるよう、尽力したいと思っています。」

ホテル業界の志望動機のダメな例

「私が御社を志望している動機は、常にお客様の満足を考えた、御社の姿勢に惹かれたからです。

私は学生時代、カフェでアルバイトをしていますが、掃除や片付けなど、お客さんと接することのない雑務を、あまり好きにはなれませんでした。

しかし、御社の会社説明会に参加した際、ご担当の社員の方に、「お客様と接さないサービスでも、お客様の満足のために取り組むべき」という言葉を聞いて感銘を受け、考え方が変わりました。

御社で働くことで、より深く、お客様の満足に働きかけることが出来ると感じ、志望しています。」

ホテル業界への志望度がやや分かりにくいため、「何故ホテル業界なのか」というポイントを説明しましょう。

企業への志望動機は分かりますが、この内容だと、アルバイトをしている飲食関係をはじめとして、その他の選択肢があるのではないかという展開になってしまうかもしれません。

「私は、ホテルマンになりたいという思いから、御社を志望しています。御社は、他のホテルに比べ、外国からのお客様がとても多く、ロビーのお茶サービスなど、日本の伝統を知ってもらうためのアプローチが豊富です。

御社でホテルマンとして働き、『日本で泊まるなら、絶対にこのホテルが良い』と言われるような、魅力あふれるホテルづくりを目指したいと考えています。」

企業研究をきちんとしている印象が出ていますが、ホテル業界の志望理由や、あなたを採用するメリットが足りていません。志望動機欄でも、あなたの長所や、活かしたい経験を少しでも書きこんでおくことで、全体的な完成度がぐっと上がりやすくなります。

ホテル業界の志望動機を書くときの注意点

セールスポイントをきちんと書きこもう

ホテル業界で内定をゲットするためには、あなたのセールスポイントと、志望動機をうまく絡められるように工夫しましょう。

履歴書には、志望動機のほかにも、長所や短所、セールスポイントなどを書くことがあります。書類選考段階では、各社ごとのエントリーシートも書きこむでしょう。

採用担当者に、「あなたを採用することで、どんなメリットを獲得できるのか」をアピールすることは、どの選考段階においても非常に重要です。決して欠かせないポイントと言っても過言ではないでしょう。

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