「広告業界」への志望動機の書き方と例文|注意点・ポイントなど
履歴書の志望動機の書き方
業界と企業、職種を選んだ理由を明確にする
広告業界は、プランニングとクリエイティブという二点からアプローチしなければいけない業界です。マーケティングを行い、的確な広告をプランニングすると共に、印象的なコピーを作り、情報伝達に適したデザインを仕上げなければいけません。
更に、こういった広告の仕事を取ってくる営業の仕事もあります。人間関係の構築のうまさや、交渉能力の高さはもちろん、経営的な視点も必要ですし、自社の強みを深く理解していることも求められるでしょう。
そのため、広告業界を受ける際の履歴書には、業界と企業、更に職種を「どうして選んだのか」が正しく分かる志望動機が必要です。これは、企業が求めている人材と、選考を受ける人材の適性を確認するためにも、決して欠かせないポイントだと言えるでしょう。
印象に残っている広告を記しておく
広告業界への志望動機を書く際には、印象に残っている広告についてを交えておくと、全体的な説得力がぐっとアップします。
志望動機には、必ず具体的なエピソードを添えられると良いですよね。広告業界を志望するに至った出来事は、あなたの熱意を採用担当者にアピールするのにうってつけです。印象に残っている広告は、その大きな手助けになってくれることが多いでしょう。
志望動機で書かなくても、選考過程を経るごとに、どこかで出題されやすい内容でもあるため、前もっていくつかピックアップしておけると良いですね。
もっとも使いやすいのは、「御社の○○の広告がとても印象的であったため、同じような素晴らしい広告を作る立場になりたいと思い、志望致しました」という内容です。
もちろん、「どうしてその広告が印象的なのか」という点についても、詳しく話せるようにしておきましょう。あてずっぽうに適当にチョイスしただけでは、すぐにばれてしまいます。かえってマイナスイメージに繋がってしまう危険性もありますから、熟考と準備を欠かさないようにしましょう。
将来像を明確にしよう
広告業界は、将来どのように働きたいかという点も、志望動機に絡めておけるのが良いでしょう。
前述したように、「印象深かった○○のような、魅力的な広告を作れるように働きたい」というのは、ありきたりですが説得力がありますし、業界研究や企業研究の成果が実を結びやすいです。
内容をきちんと練り込んでおけば、その他の志望者と被ってしまったとしても、きちんと評価してもらえます。むしろ奇をてらったものより、王道をきちんと作り込んでおくことが好印象になる場合も多いですよ。
将来像が明確になっていることは、企業の将来の方向性との相性をチェックする意味でもあります。更に、ただ入社をゴールと考えているのではなく、どのように働いていきたいかキャリアプランを明確にしている人材の方が、より長期的な視野を持っているとして、高い評価を集めやすい傾向にあります。
ただし、将来像が志望先の企業とあまりに食い違っていると、折角練り込んだ志望動機も、かえって逆効果になってしまうことがあります。事業の特徴や、将来的な事業計画をきちんと確認した上で、あなたのキャリアプランを展開できるようにしておきましょう。
広告業界の志望動機の例文
「私が御社を志望しているのは、広告業界の中でも、デザインにおける実績の豊富さと技術の新しさに魅力を感じたからです。
学生時代はデザイン学科に入っており、より対象をうまくアプローチできる広告デザインに興味を持ちました。