「広告業界」への志望動機の書き方と例文|注意点・ポイントなど
昨年はデザインの勉強のために海外留学をし、そこで御社の広告を見て、世界的に活躍できる実力と、最先端の機器の導入についてを知りました。
留学の経験をはじめとして、学生時代に培ったデザインスキルを活かし、御社の広告事業の発展に貢献したいと考えています。」
「私が御社を志望しているのは、多種多様な媒体を扱っている総合広告代理店であるからです。幅広いジャンルの案件を担当し、い色なお客様のニーズに応えたいと考えています。
私は学生時代、飲食店で接客のアルバイトをしていました。スキルが上がってからは、メニューの考案にも携わることが出来るようになり、サービス提案の難しさとやりがいを感じました。
考案したメニューの売り込みを考えるうち、広告業界に興味を持ちました。折角の上質なメニューも、宣伝がうまくいかなければ、なかなか手を伸ばしてもらえないからです。
アルバイト経験で身に付けた探求力を取り入れ、御社でも事業貢献が出来るよう、尽力したいです。」
広告業界の志望動機のダメな例
「私の志望動機は、御社の広告代理店という立場から、様々な業界の方々と一緒に仕事がしたいからです。私の長所は、好奇心旺盛で行動力があることなので、これを活かし、色々な立場の人と積極的に関わっていきたいと思っています。
更に、御社は業界では有数クラスの実績を誇るため、よりレベルの高い事業に携わることで、自らの成長も促したいと考えています。高い競争意識を持つことで、よりクオリティの高い広告作りに参加したいと思っています。」
これは、「どうして広告業界なのか」という点が弱いです。企業自体への志望動機がきちんと書かれている分、その前段階における説得力の弱さが、却って際立ってしまっています。
広告業界でなくても良いのではないかと思われないよう、業界を志望した理由を詳しく加えると良いでしょう。
広告業界の志望動機を書くときの注意点
自分が役立つポイントを盛り込むこと
志望動機は、ただあなたのモチベーションをアピールするだけではなく、あなたを採用することでどのようなメリットがあるのか、企業サイドに売り込めるポイントでもあります。
長所やセールスポイントは、就職活動では決して欠かせないポイントですよね。志望動機は、これらの定番要素と深く絡み合っているものです。
「自分はこのような理由から広告業界を志望している」ということを伝えて上で、「そのために行っていること」や「入社したあかつきに、事業に対して出来る貢献」を話せるようにしておくと、全体的な評価がぐっと上がりやすいですよ。
広告会社に採用をもらうためにすべきこと
コミュニケーション力を身に着ける
広告は決してひとりでは作ることが出来ません。プランナーであれば、クライアントのニーズを聞き取り、自社内における企画を遂行するスキルが求められます。
デザイナーは、発注に合わせた的確なアプローチを相談し、リテイクに柔軟に合わせることが必要ですし、コピーライターは、マーケティングをして、世間のニーズを把握し、クライアントに提案することも求められます。営業職はもちろん、売り込みのためにコミュニケーションを取らなければいけません。