「小売業」への志望動機の書き方と例文紹介|注意点やポイントなど
また、プライベートブランドのアイテムを共同開発したり、配達サービスをスタートさせるなど、新たな取り組みも活発です。小売業界内でのより画期的なことをスタートしている姿勢に、深い感銘を受けました。貴社で働き、業務貢献をしながら自らも大きく成長したいと感じています。」
志望動機としての内容はまとまっていますが、入社以降のビジョンがやや見えにくいところがあります。
企業分析を徹底しており、他社との比較を志望動機に絡めるところまでは良いので、そこで自分がどのように働きたいのか、どういう理由からそこに加わりたいと思ったのか、どんなセールスポイントがあるのかどを追加し、簡潔にまとめていくと、全体の完成度もぐっと上がるでしょう。
小売業界の志望動機を書くときの注意点
小売業界への志望動機をまとめるとき、あらかじめ注意しておきたいポイントをチェックしてみましょう。
分かりやすいエピソードを入れよう
志望動機は、ただ漠然としていると、どうしても借りてきた内容のように感じられてしまうことがあります。就職活動中の志望動機は、どうしても志望者同士で似て来てしまうため、差別化も難しく、の高い企業では、差をつけられないこともあるでしょう。
そのため、あなた自身が志望するに至った、分かりやすいエピソードを入れるようにしましょう。
「学生時代に、小売店でアルバイトをしていた」「買い物をするとき、もっとこうしたら良いと思うようになった」というような、日常生活からのきっかけで構いません。それにオリジナリティを加えて、あなたらしい内容に仕上げましょう。
セールスポイントを組み込もう
志望動機という名前はついているものの、ただあなたが志望している理由を書くだけでは、やや物足りなくなってしまうこともあります。
折角の自己アピールチャンスですから、あなたならではのセールスポイントを、志望動機にしっかり組み込んでいくと良いでしょう。あなたを採用するメリットは、長所や自己アピール欄だけではなく、志望動機欄にもまじえていくことが出来るはずです。
小売業界の会社に採用をもらうためにすべきこと
人間関係の構築力をアップさせる
コミュニケーションのうまさは、小売業界においてとても重要です。人間関係を築くのがうまい人は、小売業界向きであると言われることが多いのです。
これは、接客をはじめとして、常に小売相手を意識した業務が展開されているからです。相手の立場になり、ニーズを意識した仕事が出来ることが、どのポジションを担当することになったとしても欠かせないのが小売業界なのです。
更に、小売業界は顧客だけではなく、スタッフ同士での連携も欠かせません。実際に販売を行うスタッフは、より売れる商品の企画をするため、購買層や売れ筋の良い商品、悪い商品の情報を、企画や営業のスタッフに提案しなければいけません。
店舗の規模が大きくなれば、販売スタッフ同士での連携が無ければ、効率の良い業務は出来ないでしょう。小売業界で内定をもらうためには、人間関係をうまく構築し、コミュニケーション力を高められるようにしてください。
経営的な視点を持てるようにする
小売業界は、ただ接客をするだけではく、店舗の経営的な視点を持って仕事をすることも重要です。これは、企画や営業、経営などのセクションに、直接携わるスタッフではなかったとしても、欠かせないポイントだと言えます。