履歴書・エントリーシートの写真はどうすべき?手順を徹底解説
スティックのりを使用する際、写真からのりがはみ出さないように注意しましょう。のりが残ってしまうと、不自然に光ってしまい印象が良くありません。丁寧な作業を心がけましょう。
両面テープを使用しての貼り付けもOKです。粘着性も高く、インクのにじみもありません。白紙の履歴書を購入する場合、貼り付け用の両面テープが付いている場合がありますので活用しましょう。ただし、一度失敗するとやり直しができませんので、貼る際は平らな机の上で慎重に貼りましょう。
また、写真を貼った後は一度履歴書・エントリーシートをモノクロコピーして写りを確認するのがベストです。選考や面接の際、採用担当者に渡す履歴書・エントリーシートはモノクロコピーして配布する場合がほとんどです。そのため、採用担当者はあなたの手にある完成した履歴書・エントリーシートではなく、コピーされた履歴書・エントリーシートで評価する場合が多いのです。
採用担当の方に自分の履歴書・エントリーシートはどう見えるのか、写真の印象を確認してから応募しましょう。
履歴書・エントリーシートの写真はPCのプリントではダメなのか
履歴書・エントリーシートの写真は写真館で撮って現像してもらったもののみを使用しましょう。PCでプリントした写真はNGです。自宅での撮影は、何度も撮り直しが出来たり、自由に加工が出来たりと一見良いかもしれませんが、不自然な影が入ってしまったり、角度がおかしくなってしまったりと、悪い印象を与える写真になってしまいます。
写真館で撮影すると、プロの方がバランスや角度などチェックして適切に整えてくれますので、印象の良い綺麗な写真が出来上がります。良い印象を与えるためにも、プロに撮影してもらい、現像してもらったものを使用しましょう。
現像してもらった写真がなくなってしまった場合、写真館で撮った写真をスキャンしてプリントするのはNGです。PCのプリントは画質が悪く、採用担当の方が気付いてしまった場合、使い回しややっつけ仕事で提出したのではと思い、悪印象を与えてしまいます。
画質の良い綺麗な写真は好印象に繋がります。時間に余裕を持って、プロの方に撮影、現像してもらいましょう。
履歴書・エントリーシートの写真の背景は何色がいいのか
背景色は白、グレー、ブルーのいずれかを選びましょう。白は最も一般的ですので、迷ったら白を選びましょう。清潔感のある写真が出来上がります。ただ、背景と人物が馴染まず、浮き立ってしまうこともあります。そんな弱点を補うのがグレーです。グレーは濃い色を避け薄い灰色にしましょう。濃さによっては暗い印象を与えてしまうこともありますので、薄い色を選びましょう。
ブルーも濃い青を避け、薄い水色がベストです。明るい印象を与える写真が出来上がります。肌の色など、人によって背景の色の馴染み具合は変わります。3色を見比べて、自分にあった色を選びましょう。
履歴書・エントリーシートの写真はメガネをかけたままでもいいのか
メガネをかけたままで問題ありません。履歴書・エントリーシートは就活生の人柄や印象を確認する書類です。普段メガネをかけているのであれば、メガネのままで問題ありません。
面接時にメガネを着用する場合は特にかけて撮影した方が良いでしょう。メガネの有無で印象が変わってしまうこともあります。選考に大きな影響はありませんが、少しでも気になる方は、履歴書・エントリーシートの写真と、面接時のメガネの有無は統一しましょう。
履歴書・エントリーシートの写真はどんな表情をすればいいのか
表情は自然な笑顔で写るのがベストです。表情ひとつで印象は変わります。ですが、不自然な笑顔になってしまうのでしたら真顔で写った方が良いでしょう。暗い印象を与えてしまうので避けた方が良いですが、表情は自然さが重要です。歯は見せないで、あごを軽く引き、頬を少し上げる頬笑んだ表情がベストです。歯が見えるのは不自然で、ビジネスの場では不適切です。
履歴書・エントリーシートの写真は印象を与える重要な顔ですが、社会人として分別のないと思われてしまう、睨んだ表情や笑顔過ぎる写真はNGです。本当に軽く微笑む程度の、自然な表情で写りましょう。
履歴書・エントリーシートの写真撮影で注意すべき点
女性の場合、履歴書・エントリーシートの写真を撮る際のメイクは濃すぎないようにしましょう。かといってノーメイクはNGです。社会人はメイクすることもマナーのひとつですので、濃すぎず、薄すぎない清潔感あるメイクを心がけましょう。ラメは写真のライトアップで変に光ってしまうことがありますので避けた方がベストです。