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履歴書へのスポーツ競技歴の書き方とは?伝えるコツや例文を紹介

更新日:2024年01月07日

履歴書へのスポーツ競技歴の書き方やポイントはご存知でしょうか。本記事では、より効果的に自己PRできる書き方に加え、スポーツ経験から得た強みや長所別に例文を紹介します。スポーツ競技歴のある方は、是非チェックしてみてください。

スポーツ競技歴を書き入れる履歴書の記入欄

それでは、実際にスポーツ競技歴を履歴書に書く際、どの項目欄に書くのかを見ていきましょう。

スポーツ競技歴は、適切な欄に適切な書き方で書きます。ただ経験や実績を書くわけではありません。なぜなら、その経験がどのように仕事に活かせるのか、どのような強みがあるのかが大切なのです。

スポーツ競技歴を書き入れる履歴書の主な項目欄は、以下の3つがあります。

「スポーツ・部活動・文化活動」欄

一般的に「スポーツ・部活動・文化活動」欄は小さい場合が多いです。そのため、競技名(実績など要点)というように書き方を工夫し、強みやエピソードなどは自己PR欄に書くといいでしょう。

自己PR欄よりも見られる優先度は低いですが、スポーツ競技歴を書き入れる欄として活用できます。

ただ、履歴書によっては「スポーツ・部活動・文化活動」欄がないこともあるため、この欄を使いたい場合は履歴書を買う前に確認が必要です。

「自己PR」欄

スポーツ競技歴を書く際に、自分の強みや長所がよりアピールできるのが「自己PR」欄です。履歴書の中でも見られる優先度が高く、書き方を工夫することにより印象に残りやすいでしょう。

自己PR欄では、スポーツ競技歴があることで自分が何を学び、何を得たのか、自分の強みをどうやって仕事に活かせるのかなど、エピソードを交えて伝えるようにすることが大切です。

競技歴や実績を結論としてしまわずに、プロセスをしっかり書くことに重点をおきましょう。

「趣味・特技」欄

「趣味・特技」欄は、何が好きなのかといった個性や、応募者の人間性を見られます。得意なスポーツや長く続けているスポーツなどを書いたり、実績がないものでも大丈夫です。

ただ、きちんと自分が興味があるものを書きましょう。嘘はいけません。趣味や特技から面接官は人となりを知りたいため、会話が広がるように得意技などを書くのもおすすめです。

書き方は、競技名(活動期間、実績など要点)など、わかりやすく伝えましょう。

スポーツ競技歴の書き方

履歴書にスポーツ競技歴をただ書いただけでは、あまりアピールにはなりません。ここでは、上手に自分をアピールできる書き方を見ていきましょう。

どんなことを意識してスポーツ競技歴を書けばよいのか、書き方にはコツがあります。自分をアピールできるポイントは4つあるので、紹介していきます。

スポーツを通じて得たもの・強みをわかりやすく書く

スポーツ経験から得られるものは、人によって様々です。個人競技での経験と団体競技での経験では得られるものも変わってきます。自分を振り返ってみて、自分の経験から得た、自分だけの強みをアピールしましょう。

スポーツを通じて得たもの・強みは、エピソードを交えながら書くとわかりやすくなります。アピールする際には、どう仕事で活かせるかということも、考えておくことが大切です。

結果・実績ではなくプロセス・取組みをアピールする

企業が求めているものは、その企業に合った人材です。全国大会出場などの実績だけでは、求める人材なのかはわかりません。アピールするのは、プロセスや取組みから見えてくる人間性です。

「目標達成のためにどのような努力をしたか」や「挫折したときにどのように乗り越えていったのか」など、結果を出すまでのプロセスから人間性が見えてきます。

そのため、結果よりもプロセスに重点を置いて説明しましょう。

採用担当者に伝わりやすい構成・文章で書く

せっかく自分の強みをアピールしようとしても、書き方によっては伝わりにくい場合もあります。スポーツ競技歴を書く際には、伝わりやすい構成で書きましょう。

下記の構成での書き方がおすすめです。

1.結論(強みや長所)
2.状況(スポーツ名や役割など)
3.そのときの課題(挫折や失敗など)
4.解決のためにした行動
5.結果
6.仕事にどう活かすことができるか

ポイントは、どんなプロセスから結論に至ったのかを書くことです。

伝えたいこと・目的を意識して書く

スポーツ競技歴を履歴書に書く場合には、伝えたいこと・目的を意識しましょう。

なぜなら、面接のたびに同じような質問をされるからです。伝えたいこと・目的を意識して、スポーツ競技歴を書く欄を決めるのがおすすめです。

面接官は質問を通して、知りたいことを聞いています。「趣味・特技」欄にスポーツ競技歴が書いてあれば、人間性やどんな仕事に興味を持ちやすいのかを知ろうとするでしょう。また、「自己PR」欄に書いてあれば、仕事に活かせる能力などを見ています。

書き方や書く意味をしっかり意識することで、面接官の質問に対して評価されやすい受け答えができるでしょう。

次のページ:伝わるスポーツ競技歴にするためのコツ

初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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