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履歴書へのスポーツ競技歴の書き方とは?伝えるコツや例文を紹介

更新日:2024年01月07日

履歴書へのスポーツ競技歴の書き方やポイントはご存知でしょうか。本記事では、より効果的に自己PRできる書き方に加え、スポーツ経験から得た強みや長所別に例文を紹介します。スポーツ競技歴のある方は、是非チェックしてみてください。

伝わるスポーツ競技歴にするためのコツ

面接官に内容が伝わるようにスポーツ競技歴を書くには、書き方にコツがあります。

イメージがしやすいように、わかりやすくするための効果的な書き方は下記の4つです。この4つの書き方を使って、スポーツ競技歴からの自己PRをもっと良くしていきましょう。

冒頭にアピールポイントを端的に示す

最初に、自分の強みや長所を端的に書きましょう。

「私の強みは、忍耐力です。」や、「私の強みは、最後まで諦めずに取り組めるところです。」のように、最初に伝えたいことを書くことがコツです。

なぜなら、アピールポイントは自分の売り込みたい部分だからです。しっかり、わかりやすく、最初に伝えましょう。面接官の心をつかむような売り文句を考えてみるのもおすすめです。

副詞を多用することを避ける

「すごい」「ずっと」「すぐに」「もっと」といった副詞ばかり使う書き方をすると、抽象的な文章になってしまいます。伝えることが大切なので、曖昧な書き方はせずに具体的に書きましょう。

例えば、「小さいころからずっと水泳をしていて」ではなく「小学1年生から水泳をしており」のように、具体的にすることでわかりやすく伝わる書き方になります。

端的かつ簡潔な文章とする

1つの目安として、1文を65文字以内にするといいでしょう。文章が長くなってしまうと、読みづらいうえに伝わりにくくなってしまいます。

また履歴書の書き方として、名詞や代名詞で文章を終えるような体言止めは、文末に使わないのが一般的です。文末は「です・ます」調か、「だ・である」調のどちらかに統一した書き方にしましょう。

数字などで具体例を示す

具体的な数宇を書くことで、内容をイメージしてもらいやすくなります。「毎朝1時間の練習を」や「昨年は3位でしたが今年は1位に」など、わかりやすく伝えることができるでしょう。

面接官がそのスポーツを知らない場合でも、具体的な数字を使うことで理解しやすくなります。ただ、専門用語はできるだけ使わないようにしたほうがいいでしょう。面接官に伝わる書き方が大切です。

スポーツ競技歴の例文

これまで、スポーツ競技歴の書き方について述べてきました。書き方にはコツがあり、アピールする部分もわかってきたけれど、なかなか書き進められない人もいるでしょう。

ここでは、スポーツ競技歴の書き方をアピールポイント別に例文を紹介していきます。構成手順を意識しつつ、ぜひ参考にしてください。

協調性をアピールする場合

私の長所は、協調性があることです。(結論)

私は高校でバスケットボール部に所属していましたが、人とコミュニケーションをとることが得意ではなかったため、個人練習に力を入れていました。しかし、3年のときにキャプテンを任されました。(状況)

部員たちとのコミュニケーション不足により、大会でも結果が出せないため、負けたのは自分のせいだと落ち込みました。(課題)

その経験から、声だしの必要性や部内のモチベーションを高めることの必要性に気がついたのです。私は積極的に部員たちに声をかけ、コミュニケーションをとるようにしました。(解決)

声だしをしていくことで部内の結束力も高まっていき、部員たちとコミュニケーションをとれるようになって、練習でもモチベーションを保つことができるようになりました。結果として、最後の大会ではベスト4にまで残ることができました。(結果)

貴社では協調性を活かし、チームの意欲を高めて利益に貢献できる人材になりたいです。(活用)

行動力をアピールする場合

私の強みは、行動力です。(結論)

私は大学でサッカー部に所属をしており、日々練習をしていましたが、優勝をするために自分ができることは何かないかと考えていました。(状況)

練習をしているとき、基礎練習に時間をかけているために他の練習時間が少ないことに気がついたのです。(課題)

チームに合った練習方法があるのではないかと思い、新しい練習メニューを作成し、部長に提案しました。(解決)

過去にとらわれず、新しいものを取り入れながらチームの能力も伸ばせるようになり、その結果、優勝することができました。(結果)

貴社でも状況に応じて判断し、するべきことを実行していきたいと思っています。(活用)

サポート力をアピールする場合

私の強みは、サポート力です。(結論)

私は大学で野球部に所属しておりました。怪我でスタメンを外されたときに悔しい思いをしましたが、チームが試合に勝てるように怪我をした状態でもできることを探しました。(状況・課題)

相手チームの分析をしたり、仲間のモチベーションを上げるための声かけをしたりと、サポート役に回りました。(解決)

スタメンとして試合には出られませんでしたが、チームに貢献することができ、サポート力を身に付けることができました。(結果)

貴社においても、このサポート力を活かして貢献したいと考えております。(活用)

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初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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