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【横書き・縦書き別】原稿用紙の書き方|就活/反省文/詩

初回公開日:2017年12月19日

更新日:2020年01月30日

記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

こんにちは、今回は「原稿用紙でのいろいろな文章の書き方」についてお伝えします。原稿用紙にも種類があり、それによってバラエティに富んだ書き方があります。必ず通用する原稿の書き方をお伝えしますので、どうぞ皆さんご利用下さり、さまざまな場面でお役立て下さい。

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横書き・縦書き別原稿用紙の書き方

原稿用紙で横書き・縦書きのルールですが、皆さん知っているようで、なかなか知られていないルールが実に多くあります。日本語がもともと縦書きの文化で馴らされてきただけに、横書きでもその縦書きのルールにしたがって書いている場合が多く、ごちゃ混ぜの体裁が目立っています。

最近では大学での論文や施設研修でのレポートでも「横書きによる提出」が目立ってきており、その場合は必ず横書きのルールに沿って文体を仕上げなければなりません。公式に提出する書類は公式のルールに沿って書くのが鉄則なので、このルールのごちゃ混ぜは必ず減点対象です。

ですので、縦書きでの書き方・横書きでの書き方をきちんとマスターしておき、それを原稿用紙に書き写すことは論文やレポート提出時の武器にもなります。予備知識をきちんと備えておくことは常識なので、今回この機会をもって、「原稿用紙での書き方」を覚えましょう。

文学作家による原稿用紙の書き方に学ぶ

多くの文学作家は原稿用紙を使って作品を書いています。夏目漱石や川端康成、太宰治や谷崎潤一郎といった大家もほとんどは原稿用紙を使い、慣れた万年筆で作品を書いている場合が多いです。この文学作家の原稿用紙での作品の書き方を参考にするとよいでしょう。

文学作家は文章を書くのが得意でそのルールもきちんと会得していますから、もし好きな作品などがあればそれをもって「原稿用紙での書き方」をマスターするのも一興でしょう。最近では「直筆で書かれた文学作品」という本も出版されているので、そちらを参考にすると手っ取り早いです。

書店にそういった「直筆本」が無い場合でも、インターネットサイトで同様のものが紹介されていることもあるので、原稿用紙で文章の書き方を独学で学んでみるのも有効的でしょう。まずは「見て学ぶ」これを基本に学習してみて下さい。

横書きの原稿用紙の珍しさとその書き方

現代、日本における論文やレポートでは、いずれにしても「原稿用紙で横書き」とい体裁は実に珍しいです。論文ではたいていが縦書きになり、レポートにしても「原稿用紙に書く」という書き方はさせないことが多く、ワードやエクセルに直接打ち込む場合がほとんどです。

ですから「横書きの原稿用紙」で論文やレポートを書くという機会をのものがなく、ほとんどはそれ用の書き方をしないでもよいという、比較的「書き方」をあまり意識しなくてもよい機会が実に増えています。

とくにパソコンの普及や海外メディアに配慮した論文やレポートの書き方を推薦している現代でもあり、「横書きでの原稿用紙の書き方」を学ばせる授業もありますが、まだまだ「原稿用紙は縦書き」という意識が根強くあります。

ですのでまずはこれまでの文章への意識を改めることが大切になり、「原稿用紙での横書きの書き方」を改めてインプットする必要があるでしょう。

文字別原稿用紙の書き方

原稿用紙での書き方を問わず、文章の書き方はどの場合も既定のルールに沿った書き方をしなければならず、それは横書き・縦書きの分野においてもきちんと用意されています。その書き方のルールですが、たとえばそれは文字を書くとき・改行するときなどに影響します。

文章の書き方をあらかじめマスターしておけば、あとはそれを横書き・縦書きに振り分けて覚えておけばよいわけで、言い換えれば「文章を書くときの基本的なルール」を覚えてしまえばそれでよくなります。

基本的なルールを覚えた上で原稿用紙に向かい、横書き・縦書きの書き方をマスターするためには「文章表現における正しい理解」が必要です。そしてこの理解を元に自分なりの文章の書き方を身につけ、あとは内容の充実を図っていくことが大切です。

書き出しは1マスあける

日本語の書き方で基本的な決まりですが、書き出しは1マスあけるのが常識です。主に「字下げ」や「行頭字下げ」、また「段落下げ」などと言われる書き方ですが、これは原稿用紙で文章を書くときでも守らなければならず、必ず改行後の行頭は字下げをして下さい。

またこのように体裁を繕うことで読者も読みやすく、「どこで改行がされて、どのパラグラフまでがひとくくりか」ということが一目瞭然です。とりあえず日本語の書き方そのものに「読者に伝えやすくするため」に工夫されていますので、この常識的な書き方をまずマスターすることを覚えて下さい。

書き始めは改行する

これも字下げと同じく、日本語を書くときの決まり事で、このように体裁を施すことで読者が読みやすく、また書き手としてもそれまでの文章内容を拾いやすく、結果的にその内容を充実させることにつながります。

この辺りについても、とくに文学作品を多く読めばよくわかりますが、「読みやすくする」ということはそれだけ主張や感動を伝えられやすく、また序論と結論部とが確実につながっていることを自覚させてくれます。

改行をするときのルールは、前後の文章内容が変わるとき、また前の文章に一区切りをつけたいときなどに用いられ、やたらと改行すればよいというものではありません。きちんと文章内容に沿った文脈を選び、適当な箇所で改行することが大切です。

「てにをは」の使い方を正確にする

いわゆる助詞の使用法ですが、これも原稿用紙での文章の書き方でとても大事な点になります。というのは原稿用紙で文章を書く場合、字と字の間隔があいているので、ただ読んでいてもなかなか文章内容が伝わらないことが多いです。

そこでセンテンスとセンテンスとをつなぐ助詞の働きに間違いが1つでもあった場合、それだけで前後のかなりの文章内容がわけわからなくなることがあります。せっかく長文でしっかり内容を書けていても、たった助詞の使い方1つで「伝えられない」となってしまっては、非常にもったいないです。

ですので、これも日本語の書き方で非常に基本的なことになりますが、助詞の使用法をきちんとマスターしておくことが大切です。

同音を重ねない

同音というのはたとえば「これははじめから」や「空に虹(にじ)がかかる」などと同じ発音でセンテンスを続けることです。文章的には間違っていないですが、読者にとって少し読みづらく、また日本語としても好ましくない形になります。

きれいな日本語というのは文章内のワード選びにも配慮されていて、まず読者が読みやすく、加えてきちんと意味を伝えられ、さらに的確な表現を心得ている文章です。

ですのでこれも助詞の使用法に同じく、原稿用紙での文章の書き方に配慮する際には、必ず「読みやすさ」を第1に考えるくせを身につけ、その上で論理的な表現を徹底して心得るようにして下さい。

主語と述語の正しく並べる

これは文章表現の基本中の基本ですが、相手に文章を伝える際、「主語と述語」がきちんとした並びを取っていなければ絶対にその意味はスムーズに伝わりません。どうしても文章内の仕組みに無理が出て、読んでいる途中で文章自体が崩壊します。

たとえば「雨が傘にいろんなことがある」などといっためちゃくちゃな文章は、主語の「雨」と「いろんなことがある」という述語が文章的につながっておらず、その間にある「傘に」も意味をなしません。つまり「誰が/何が、どうした」というごく基本的な日本語の仕組みがめちゃくちゃです。

この基本的な仕組みに配慮する上、「主語がどうした、何をした」といったワンセンテンス内での主語の動作を、確実に文末で終了させておく必要があります。この「文章をきちんと終わらせる」ということに注目して下さい。

迷文にしない

「迷文」は主語と述語がきちんと並んでおらず、書き出しと終わりが合致しない文章を言います。先述の「主語と述語のめちゃくちゃな並び」をはじめ、たとえば「日本はよい国だ」と冒頭で断っておきながら、その結論では「だから日本はダメな国なのだ」で締めているような文章です。

これでは「筆者は何を伝えようとしているのか」が読者にわからなくなってしまい、さらに提出用の作文や論文などでこのような文章を書いてしまうと、間違いなく大きな減点対象になってしまいます。

原稿用紙での「っ」の書き方

「っ」という文字を原稿用紙で書く場合、少し変わった決まりがあります。それは原稿用紙の最後のマスにこの「っ」がきてしまうとき、従来はこの「っ」はマスからはみ出す形でも下方のマスの外に置かなければなりませんでした。

ですが最近ではその書き方も変わり、次の行頭に「っ」を書いてもよい場合が多くなり、とくに「っ」の書き方については最後のマスの欄外に書くのも次行の行頭に書くのも、原稿用紙での文章の書き方としてはOKです。

たとえば「カップ」という言葉が最後のマスから次行の行頭に差しかかってしまう場合でも、これまでは最後のマスに「カッ」と書き入れ、次行の行頭のマスに「プ」と書き入れる場合もありましたが、これも上記にしたがってどちらでも構いません。

原稿用紙での基本的な書き方がこうですので、論文・レポートを書く際にはあらかじめ提出先にその書き方を確認しておくとよいでしょう。

原稿用紙での「かっこ 」の書き方

「あの人はここで歌った」、この1文を締めくくっているかっこですが、このかっこのつけ方にも決まりがあります。原稿用紙での書き方ではこのかっこが最後のマスにくる場合、そのマスの下方にマスから外して書く必要があり、行頭のマスにかっこは持ってきません。

これは丸かっこでも同じで、原稿用紙の行頭と最後のマスに記入する場合は上記の「かっこの書き方」と同じ書き方をします。

ただし行頭と末尾のマス以外のマスに記入する場合は、1マスを使って記入します。このかっこの書き方も原稿用紙での文章の書き方では決まっていますので、必ずマスターして下さい。

原稿用紙での伸ばし棒の書き方

「ソース」や「プール」などに見られる「ー」という長音符ですが、これも行頭に書き込むのは好ましくありません。長音符の場合は句読点やかっこと違い「絶対に行頭に持ってきてはダメ」という決まりはないですが、原稿用紙での文章の書き方ではあらかじめ常識として認められています。

最後のマスに長音符がきた場合、その最後のマスを1マスあけて次行の行頭に記入するか、最後のマスの下方にマスから外し記入するかして、とにかく行頭にいきなり長音符がこないようにします。

原稿用紙での句読点の打ち方

横書きでも縦書きでも句読点の打ち方には注意が必要で、適所に打たなければなりません。加えて横書きと縦書きでは句読点の種類が違い、横書きでは「カンマ」が読点、「ピリオド」が句点になります。

ですので横書きでのレポートを提出する際には、前もって担当者や試験官に了承を得た上で句読点を縦書きと同じにしてもよいかを確認しておき、もし確認できなければ横書き用の句読点の打ち方で仕上げるのが常識です。

これまでお伝えしてきた「文章を書くときの基本的なルール」を踏まえ、それを横書き・縦書きで書くときに忘れないようにして下さい。

また句点とかっこが一緒に最後のマスにきた場合は、「。」というように、句点とかっこを1マスに記入します。これは横書き・縦書きともに同じ表記法です。

原稿用紙での数字の書き方

これも横書き・縦書きで書き方が分かれますが、とくに原稿用紙で書く場合は基本として縦書きなので、縦書き用の数字―漢数字を使います。横書きの場合は「1、2、3」のアラビア数字を使用し、混同しないように注意しましょう。

また算用数字(アラビア数字)で3桁や4桁の数字を書き込むときはどうするか、3桁の場合は1マス目に最初の数字と次の数字をともに書き込み、残りの数字を次のマスに書き入れます。

4桁の場合は、最初の数字とカンマを1マスに一緒に書き入れ、次の数字とそのまた次の数字は2つ目のマスに書き入れ、最後の数字は3つ目のマスに書き入れます。つまり4桁の数字を書き入れる場合は、3つのマスを使って記入することになります。

就活の作文の原稿用紙での書き方(その1)

ときどき就職活動時に「エッセイや作文を書け」という課題が出される場合があります。たとえば志望動機についてや、その会社に入社してどんな夢を持っているか、さらにはその会社独自のテーマが課され、「それについて思うところを述べよ」といった少しテクニカルな作文が見られます。

就職活動ですからその文章を評価する担当官が必ずいるため、まず誤字脱字のチェックはしっかりして下さい。次に、規定枚数が決まっている場合はその枚数の90%から95%は必ず埋めることです。

そして課題について述べる作文の場合は、その課題に対するテーマを1つか2つにしぼり、必ずそのテーマから逸脱した内容を書かないようにしましょう。とにかく読みやすいように改行や段落を設け、主張を伝えることに留意しなければなりません。

就活の作文の原稿用紙での書き方(その2)

就職活動時の作文ということもあり、ときどき就活生は奇をてらって、「立派なことを書こう」とする人が多く見られます。この場合にも注意が必要で、「やたらと小難しい内容」にはしないようにして下さい。その上で、これまでにお伝えした「原稿用紙での書き方」をきちんと守ることです。

まず「わかりやすさ」を念頭に置き、1つの文章は短く区切り、漢字表記にしてもやたらと難しい漢字を使わないことです。そして文字制限や枚数制限があれば必ずそれを守り、その規定より多くなった場合でも、100文字以内や1枚以内のオーバーで済ますように心がけて下さい。

そして文体を統一することに注意です。「です・ます調」で書くならそれを統一し、他の語調を使用してはいけません。語調を乱してしまうとそれだけでまとまりをなくし、あげくはその意味さえ伝えにくくしてしまう場合があります。

原稿用紙での詩・俳句・小説の書き方

原稿用紙の書き方を採用するにせよ、詩・俳句・小説の書き方については基本「自由」です。詩や小説そのものはオリジナル作品に入りますので、その自由感を奪ってしまうことはかえってオリジナリティの喪失につながります。

ですが基本的な文章の書き方で詩・俳句・小説を書く場合もあるので、その場合はあらかじめ「原稿用紙での書き方」に沿って書くことが大切です。

またエッセイや論文を書いていて詩・俳句・小説の1部を引用する場合ですが、引用文は2マス字下げして表記しなければなりません。あるいは、その引用をはっきりと示せるように、引用文を記入する前行にわかりやすく項目をつけるなどしておくとさらに高評価でしょう。

原稿用紙での反省文の書き方

原稿用紙で書く場合ですからまず縦書きの作法を倣い、これまでお伝えした「原稿用紙での文章の書き方」をきちんと踏襲した上での文章表記に徹して下さい。

そして反省文では「ではないか」や「よいだろう」といった主観的表現や、あいまいな表現を避け、必ず「しなければならない」や「自分はこのようにします」といった断定と、あるていどの今後の展望を含めておくとよいです。

また署名は自筆で書く上で、その署名に重ねる形で捺印するのがマナーです。この署名をパソコンで書く人もいますが、基本的にはマナー違反で、「誰が署名したのか」をはっきりさせるためにも自筆での筆記が必要です。

使用する紙はA4かB5のコピー紙が適当で、その反省文を封入する封筒は白色の便せんがベターです。そして封はせずに提出します。また使用する筆記具は必ず黒のボールペンにして下さい。

原稿用紙での学校名の書き方

読書感想文や社用の書類で学校名を原稿用紙に書き入れるときの書き方ですが、この書き方にもルールがあり、学校名は行頭から2マスあけて書き出します。そして学校名から年次までを書き、その後に自分の名前を書く場合は、名前と学校名・年次の間に1マスを置きます。

つまり「○○中学校2年3組(1マス)姓(1マス)名」という表記となり、姓と名の間にも1マスの空白を置きます。年次は「○年」までとせず「○組」などと最後まで書くようにして下さい(けっこう書き忘れる人が多いです)。

覚えれば簡単な原稿用紙での書き方

いかがでしたか。今回は「原稿用紙で文章を書くときの書き方」についてお伝えしました。原稿用紙は今でこそあまり「使われない」というイメージですが、それでもまだまだ原稿用紙を使った公式の文書作成は多々見られます。

就職活動時や資格取得時、また一般の会社や大学での研修に課されるあいさつ文・反省文・レポート・論文など、原稿用紙の使用は然るべき分野で変わっていません。

ですので、いつ・どんな場合でも原稿用紙で文章を書くことができるように予備知識を身につけておき、いざというときに困らないようにしましょう。原稿用紙で文章を書くということは文章表記の基本を学ぶことにもなりますので、国語そのものを習う特典にもなります。

ぜひこれを機会に、原稿用紙で文章を書く技術を身につけ、それまであいまいにしてきた「日本語の知識や表記上のルール」といったものを、もう1度見つめ直してみて下さい。

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