履歴書の健康状態欄に「良好以外」と書く方法|状況別に解説
更新日:2024年06月22日
前職を身体の不調で退職した場合は伝える?
転職活動をする方の中には、前職を退職した理由が身体の不調であったというケースもあるでしょう。
前職を身体の不調で退職した場合でも、現在、症状が回復しており、業務に支障がないと判断できれば「良好」と記載して構いません。
その際、良好と記載するだけでなく、「現在は症状が回復しており、通常業務に支障はありません。」などと入社後の業務に影響がないことを書いておくことで、問題がないことをアピールできます。
企業に健康状態を知らせたくない場合の対処法
健康状態で嘘の申告をしてしまうと、入社後、有休や半休を取りにくくなり、長く働けない可能性があります。健康状態を伝えておくことで、上司や同僚からの理解を得られ、休みを取りやすくなりますから、健康状態は嘘偽りなく申告しましょう。
嘘は良くないと分かっていても、企業に健康状態を知らせたくないという場合もあります。
どうしても健康状態を知らせたくないという場合には、以下で説明する2つの方法を試してみてください。
健康状態の回復を待つ
企業に病気やケガについて知らせたくない場合、健康状態が回復するのを待つことも一つの手段です。健康状態が回復しており、業務に支障がないことが分かれば、健康状態欄に「良好」と記載できるようになり、企業に知らせる必要はなくなるでしょう。
また、健康に不安がある状態で転職活動を行っても、良い結果が得られるか分かりません。まずは回復に努めて、健康に対する不安をなくし、希望する企業に転職できるようにすることも大切です。
健康状態の記載欄がない履歴書を用いる
健康状態の記載欄がない履歴書を用いることも、有効な手段でしょう。
履歴書にはさまざまな形があり、健康状態欄が設けられているものとそうでないものがあります。企業から履歴書のフォーマットが指定されていない場合、健康状態の記載欄がない履歴書を使えば、健康状態を知らせずにすむでしょう。
ただし、注意しなければないのは、面接で健康状態について質問される場合があるという点です。面接で質問されても答えられるように準備しておきましょう。
履歴書の健康状態欄には正直に良好以外と書こう
ここまで、履歴書の健康状態欄に「良好以外」と書く方法について紹介してきました。
病気やケガを抱えているとマイナスな印象を与えるのではないかと考えてしまい、履歴書に本当のことを書くのを躊躇してしまいがちです。
業務に支障が出なければ健康状態が足を引っ張ることはありません。むしろ、健康状態を伝えておくことで、周りからの理解を得られ、休みを取りやすくなるというメリットがあります。
健康状態が良好でない場合でも、しっかりと伝えるようにしましょう。
初回公開日:2022年10月03日
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