面接の「最近感動したことは?」という質問の回答例【例文あり】
更新日:2024年08月10日
「最近感動したことは?」の回答例・エピソード例6:身近な人との感動
身近な人の感動を伝えることで、優しいイメージを与えることができます。
「大切な試合の時の当日に普段「がんばって」なんて言われたことがない弟から言われたときに感動しました。この時に学んだこととしては、「言葉にすることは大事なこと」です。自分も普段から気持ちを言葉にして伝えてなかったので、それからは、思ったことを言葉にするようにしました。」
「最近感動したことは?」の回答の伝え方
- 相手の目を見る
- はきはきと話す
- 結論から話す
これまでは、「最近感動したことは?」の回答の作り方、ポイント、回答例を紹介してきました。では、「最近感動したことは?」の回答の伝え方はいったいどうすればいいのでしょうか?
大きく上の3つあります。「相手の目を見ること」ですが、これはコミュニケーションをする上でマストです。「はきはきと話すこと」は相手に自信を持っているように印象付けることができます。「結論から話す」は相手に言いたいことをわかりやすく伝えることができます。
「最近感動したことは?」の回答例・エピソードNG例
先ほどまで、「最近感動したことは?」の回答に対して、何が正しいのかを考えてきました。しかし、「最近感動したことは?」の回答としてNGな回答って何だろう?と思いますよね?
ここでは、NGな回答例として、3つ紹介していきます。
正しい回答だけでなく、NGな回答も押さえておくことで、面接やエントリーシートの対策を万全にしておきましょう。
「最近感動したことは?」の回答例・エピソードNG例1:エピソードから学んだことや志向性が読み取れない
まず、一つ目のNG例が「感動したことについてエピソードはあるけれど、エピソードから自分が何を考えていて、生かせたことが見当たらない」ということです。
「私は、○○という本を読んで、主人公の努力する姿に感動しました。」
これで終わってしまうと、面接官に自分をうまく伝えることができません。
「最近感動したことは?」の回答例・エピソードNG例2:マニュアル通りの回答
2つ目のNG例が、マニュアル通りの回答です。マニュアル通りでは、無難なエピソードを作れるかもしれませんが、自分の特徴をうまく伝えることができません。
マニュアルを参考にして、「こんなこともあったな」というように、自分の記憶をさかのぼっていく助けとして活用するのはいいですが、まるっきり真似をするのは適切ではありません。
「最近感動したことは?」の回答例・エピソードNG例3:エピソードが具体的でない
3つ目のNG例が、エピソードが具体的でないということです。エピソードが具体的でなければ、自分の伝えたいことをうまく伝えることができません。
「私が最近、感動したのは、○○という本の主人公です。○○は努力します。そこにとても感動しました。」
字数からもわかりますが、「○○のどこに感動しているのか?」、「感動してどう思ったのか?」、「行動したのか?」などが書かれていません。
「今まで」と「最近」では答え方が変わる!
これまで、「最近感動したことは?」の回答のポイントや、回答例、NG例などを紹介してきました。しかし、「最近」っていつまでのことか分かりますか?
最近といわれているのは、「約2か月」といわれています。
反対に、「今まで感動したことは?」は時期を限定せずに、人生の中で一番感動したエピソードを話すようにしましょう。
初回公開日:2017年07月13日
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