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会社説明会に「私服」を指定された際の適切な服装・不適切な服装

企業の多様化が進む現代日本では、会社に行く服装はスーツのみという概念も徐々に変わり始めています。私服出勤ができる会社も増え、就活で行われる会社説明会などでも「私服でお越しください」と指示されることが多くなってきました。

企業は会社のイメージというものを非常に大切にするので、見方を変えれば下品に写ってしまう服装の女性が会社に出入りしているのは好ましくないと感じるでしょう。社内においても、コンプライアンスが充実しセクハラに対する処置が厳しくなっている今、目のやり場に困る、関わりずらい恰好は業務に差し支える影響があります。

また、足元の露出も注意しましょう。サンダルやミュールなど素足で履く靴は公式の場ではマナー違反とされています。足元の装いというのは見られていない用で、しっかりチェックされているものなので気を抜かないで靴選びを行いましょう。

冬の場合の不適切な服装

カジュアルすぎる防寒具はNG

寒い冬に必要不可欠なコートですがあまりカジュアルなデザインのものは避けましょう。特にマントやボレロなどのファッション要素が強いコートは場にそぐわない格好と印象が悪くなる可能性があります。

他にも、ダウンコートなどのテカテカとした素材やレザー素材、ファーのついたコートはカジュアルな印象が強くなるため避けたほうが無難でしょう。

マフラーや帽子などの防寒具にも同じことが言えます。派手なマフラー、帽子は見た目を派手にしせっかくまとめたオフィスカジュアルも台無しになってしまうので、シンプルできれい目なものを選びましょう。

どんなに寒くてもブーツやタイツは避けること

スーツでの面接や説明会の場合、足元はパンプスや革靴が当たり前ですよね。しかし、私服指定になると途端に防寒ブーツやロングブーツを選んでしまう就活生が存在します。確かに、冬場は就活生が着用する服では寒く、暖かなブーツを選んでしまう気持ちもあるのでしょう。しかし、例え私服指定の会社説明会だとしてもブーツで行くのは避けてください。

ブーツというのは基本的に正式な服装マナーとして認識されない靴です。結婚式などでもブーツは推奨されていませんよね。

もしどうしても寒かったり、雪が降っていて足元がおぼつかない場合には、ブーツを履いて最寄り駅まで行き、そこで靴に履き替えて会場に向かいましょう。駅には大抵コインロッカーが設置されているので、そこに預けておけば帰りにまた履き替えることができます。

女性はブーツに加えて、暖かなタイツや厚手のストッキングを選ぶことがありますが、肌の透けないタイツ類は、フレッシュで清潔な印象を無くしてしまう可能性があります。どんなに寒くても、80デニール以上のタイツや、黒色のストッキングを着用するのは避けましょう。

どうしても寒い場合には、薄手の肌色ストッキングを2枚重ね履きしたり、足に腫れるカイロをつけるなどの防寒対策をしてみましょう。

会社説明会に私服を指定された場合にスーツがダメな理由

私服指定の会社説明会にスーツで行ってしまう就活生は、案外少なくありません。これは、スーツを着ておけばとりあえず問題ないだろうという思考や、そもそもどんな私服を着ていけばいいのか分からない、という考えからたどり着く選択肢なのでしょう。

私服可、服装自由などといった表現がされている場合にはスーツを着用していても問題はありません。しかし、「私服指定」や「私服でお越し下さい」と明確に描かれている場合にはスーツは避けた方が良いといえます。

その理由はいくつかありますが、何にせよ就活での印象を悪くしてしまうリスクをがあります。相手の意図を読み取るために、私服指定の場合にスーツを着ない方が良い理由を見てみましょう。

案内文をよく見ていないと判断されるから

会社という組織は、命じられた業務を的確に処理していくスキルが必要となってきます。その為には、企画書やメールに書かれた相手の要望や意見を汲み取り、見逃しによるミスが無いようにしなければなりません。

もし、私服指定の会社説明会にスーツで行ってしまったら「この人物は案内文をしっかり読まず、適当に流し見して来たのではないか」という疑いをかけられてしまう可能性があります。会社の仕事というのは、小さなミスが大きな損害に繋がる可能性もあるため、細かな文章まで読み込めないという印象は企業側の選択を左右する悪印象になりかねません。

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