都庁のインターンシップの倍率は？対策についても詳しく解説
更新日：2024年08月10日
「都庁のインターンシップってどんなものなの？」
「都庁のインターンシップの倍率ってどれくらい？」
「都庁のインターンシップに合格するためにはどうすれば良い？」
このように、都庁のインターンシップに参加してみたいと考えている人の中には、都庁のインターンシップの倍率や対策について把握しておきたいという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、都庁のインターンシップの実施目的や倍率などについて解説しています。本記事を読むことで、都庁のインターンシップがどのようなものなのか把握することができるでしょう。
また、都庁のインターンシップ対策についてもくわしく紹介するため、これから対策を行っていこうと考えている人も参考にできます。
都庁のインターンシップの倍率について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
都庁のインターンシップの実施目的とは
東京都庁では、都政の「魅力」や「価値」を知ってもらうことを目的にインターンシップを実施しています。多くの学生に都政について知ってもらうきっかけとして、インターンシップの実習生を募集しています。
都庁のインターンシップは学生の就業意識を高めることや、都政への理解を深めることなどを目的に実施されているものです。
たくさんの就活生が都政の魅力や価値を知ってもらうために都庁各局に実習生を受け入れる多くの実習部署を設け、さまざまなキャリアプログラムを用意しています。
東京都庁で日頃どのような業務が行われているのか、具体的なイメージができるという人は少ないでしょう。都庁に馴染みがあるという人も少ないため、都庁での仕事は一般企業で働くよりもイメージがしにくいと言えます。
しかしインターンシップに参加することはできれば、東京都庁で働くことの魅力を感じられることはもちろん、自分が東京都庁で働く具体的なイメージがしやすくなるでしょう。このような理由から、都庁のインターンシップは就活生にも非常に人気が高いものとなっています。
都庁のインターンシップの実施内容
都庁のインターンシップでの実施内容は、一般的なインターンシップと同様に、実際に行われている業務のサポートなどを行うことです。
インターンシップの期間としては、短い場合は5日程度、長い場合は4週間程度と長い期間行われます。一般的な企業のインターンシップと比較しても、4週間は長いと言えるでしょう。
また、インターンシップで実際に行われる内容としては、都庁での業務をアシスタントすることががメインです。インターンシップ先は約89の実習部署の中から割り当てられ、部署でアシスタント業務に携わることになります。
具体的な業務内容の例としては、プレス発表用の資料作成や、世論調査の結果の分析作業などが挙げられます。また、教育庁で行われる夏季集中講座の運営業務や、交通局であれば地下鉄車両検査関係業務補助などに携わることもあるでしょう。
なお、一つの部署につき実習生は1人もしくは2人が割り当てられることになります。そのため、実際の現場の人としっかり向き合うことができ、それぞれの局の機能や役割などを理解することができます。
ただし、このように採用される人数が少人数ということもあり、実際の倍率は非常に高くなると言えるでしょう。
倍率はどれぐらい？
前述のとおり、都庁の各局に配属される実習生は1～2人程度だと言われています。そのため、倍率は高いと言えます。
東京都庁は日本の首都である東京を支える役割を持つ非常に重要な機関です。都庁では人々が快適な生活を送ることができるよう、福祉・保健医療、産業・労働・経済、環境、教育・文化、都市づくり、財政・税務などのあらゆる業務を担っており、東京だけでなく日本にとってなくてはならない存在だと言えます。
具体的な倍率については公開されていないため不明ですが、都庁のインターンシップの倍率はかなり高いことを覚悟する必要があるでしょう。
なお、2022年の都庁のインターンシップでの募集人数は259名、実施期間は2日～5日となっていました。募集人数が100人台の時期もあったため、募集人数は以前よりも増えていると言えますが、一般的なインターンシップと比較しても倍率が非常に高いことには変わりありません。
出典・参照：東京都の仕事を、実際の職場で体験できる！～都庁インターンシップ2022～｜東京都職員採用
都庁のインターンシップ対策【組織研究】
ここまで紹介したとおり、都庁のインターンシップは非常に倍率が高く、狭き門になっていると言えます。選考に通るためには十分なインターンシップ対策を行っておくことが必須になるでしょう。
都庁のインターンシップでは、応募者多数の場合はエントリーシートでの選考と面接による選考が実施されます。しかしインターンシップ対策を行う場合、それ以前に東京都庁という組織について十分な組織研究を行っておく必要があると言えるでしょう。
ここでは、東京都庁という組織の概要や特徴について解説していきます。
組織の概要
東京都庁という組織について理解するためには、東京都組織図を参照する必要があります。以下は、東京都総務局人事部が公開している東京都組織図を参考にしたものです。
・組織名：東京都庁
・所在地：東京都新宿区西新宿二丁目８番１号
・組織一覧：
政策企画局
子供政策連携室
総務局
財務局
デジタルサービス局
主税局
生活文化スポーツ局
都市整備局
住宅政策本部
環境局
福祉保健局
病院経営本部
産業労働局
中央卸売市場
建設局
港湾局
会計管理局
東京消防庁
交通局
水道局
下水道局
教育庁
警視庁
行政委員会
議会局
なお、これら組織以下に各部があります。たとえば、「政策企画局」以下に「総務部」や「政策部」、「戦略広報部」などが配置されています。
組織の特徴は？
東京都庁では、組織として東京ブランドの発信を行っています。観光面では、「東京を、もっと楽しもう」というスローガンのもと、新型コロナウィルスの影響を受けながらも、一丸となって前進しようとしているのが特徴です。
東京都の公式サイト上でも、東京にゆかりのある人へのインタビューや、取り組みを行っている団体、企業の紹介、東京アニメ聖地巡礼ガイドマップの配布などを行っています。
また、都庁が担う幅広い事業内容に対応するために、都庁の各局はそれぞれが業務を展開しています。人材育成の面においては、都庁では人を最大の資産として、人が自己実現をする場として組織があるという考え方のもと行っているようです。
そのため、都庁では個人の能力を伸ばし、能力を最大限活かす場として組織の体制を整えていくという方針を取っています。つまり、人材育成に力を注ぐことで、都庁という組織全体の成長を目指していると言えるでしょう。
都庁のインターンシップ対策【エントリーシート】
都庁のインターンシップ採用の選考では、エントリーシートによる選考があります。応募者多数になることは必至であるため、エントリーシートの選考でも十分な対策を行う必要があるでしょう。
都庁のエントリーシート選考の際には、「インターンシップを通して成し遂げたい目標」や、「志望動機、および意気込み」についての質問されます。
質問内容としてはシンプルなものですが、一般的な企業と都庁では体質が異なるため、どのように記載するか気をつける必要があると言えるでしょう。
たとえば、都庁では東京都で暮らす多くの市民や企業、組織などと向き合いながら業務を行うことになるため、広い視野が必要になります。また各分野や業界への知識も必要とされます。
さらに、特定の組織や団体、業界などに偏った意見にならないように注意することも大切です。
自分の経験をからめて書く
初回公開日：2022年10月27日
記載されている内容は2022年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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