ベンツはクラスによってどう違う?サイズや価格などを一覧で比較
更新日:2024年10月20日
燃費効率の一覧です。燃費効率は維持費にも大きく関わってくるので、普段の生活での走行距離を把握しておくといいでしょう。
また、一覧に記載している燃費効率は定められた条件下での数値です。運転する環境や運転の仕方により数値は変わってきます。普段街乗りが多い方は一覧の数値より燃費効率が低下しますし、反対に高速走行が多い方は向上します。数値はあくまで目安としてご覧ください。
クラス | 燃費効率(km/l) |
---|---|
Aクラス | 16.4 |
Bクラス | 16.3 |
Cクラス | 16.8 |
Eクラス | 12.8 |
Sクラス | 14.7 |
Gクラス | 9.7 |
Vクラス | 14.5 |
タイヤサイズ
タイヤを交換したりホイールを変えたりするには、タイヤサイズの把握が必要です。クラスごとのタイヤサイズの一覧を以下に記載します。また、この機会に数値の見方についても知っておくといいでしょう。
例えば「205/60R16」の場合、タイヤ幅205mm、扁平率60%、リム径(タイヤの内径)16インチのラジアルタイヤ(タイヤの構造)ということになります。
ラジアルタイヤはほとんどの車に装着されている一般的なタイヤで、舗装路を走ることに適しているタイヤです。他にもバイアスタイヤがありますが、バイアスタイヤは反対に未舗装路の走行に適したタイヤです。
また一覧に記載しているのは標準モデルで殆どは前後ともに同じサイズになっていますが、異なるものも存在します。下の一覧だとEクラスがそれにあたりますので、注意が必要です。
クラス | タイヤサイズ(前) | タイヤサイズ(後) |
---|---|---|
Aクラス | 205/60R16 | 205/60R16 |
Bクラス | 205/60R16 | 205/60R16 |
Cクラス | 225/50R17 | 225/50R17 |
Eクラス | 245/40R19 | 275/35R19 |
Sクラス | 255/50R18 | 255/50R18 |
Gクラス | 265/60R18 | 265/60R18 |
Vクラス | 245/45R18 | 245/45R18 |
内装(共通標準装備の場合)
ベンツに興味を持っている方で、高級感に魅力を感じている方は多いでしょう。外装や走行性能はもちろん、内装も充実しているのがベンツの強みです。
以下に記載しているのは内装の一覧となります。先述したように同じクラスでもモデルによって違いがあるため、そのクラスに共通している標準装備について一覧にしました。オプション装備については一覧に記載しておりませんので、興味のある方は公式ホームページなどでご確認ください。
ちなみに、ベンツには全車に「MBUX」という機能を搭載しています。MBUXは「Mercedes Benz User Experience」の頭文字で、車内デバイスを直感的に操作できるシステムのことです。
たとえばナビシステムや音楽デバイス、エアコン操作や電話など、様々な機能が音声操作によって使用できます。この機能だけでも、乗車時に新鮮な体験をもたらしてくれるでしょう。
クラス | 内装(共通標準装備) |
---|---|
Aクラス | デジタルコックピットディスプレイ、シートヒーター、10.25インチメディアディスプレイ |
Bクラス | デジタルコックピットディスプレイ、イルミネーテッドステップカバー、コンフォートシート、シートヒーター、レザーツインシート、パドルシフト、本革巻ステアリング、ナビゲーション、10.25インチメディアディスプレイ |
Cクラス | 本革巻ステアリング、レザーツインシート、シートヒーター、12.3インチコックピットディスプレイ、11.9インチメディアディスプレイ、ナビゲーション |
Eクラス | パドルシフト、シートヒーター、メディアディスプレイ、ナビゲーション |
Sクラス | シートヒーター、12.3インチコックピットディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、イルミネーテッドステップカバー、12.8インチ有機ELメディアディスプレイ、ナビゲーション |
Gクラス | シートヒーター、ラグジュアリーヘッドレスト、本革巻ステアリング、12.3インチコックピットディスプレイ、ナビゲーション |
Vクラス | イルミネーテッドステップカバー、シートヒーター、カラーマルチファンクションディスプレイ、本革巻ステアリングホイール、10.25インチメディアディスプレイ、ナビゲーション |
ベンツをベースにした電気自動車
クラス別一覧には記載していませんでしたが、ベンツには電気自動車もラインナップされています。「EQA」、「EQB」、「EQC」の3つのモデルです。
いずれもSUVタイプであり、それぞれサイズや定員が異なります。EQAとEQCはどちらも5人乗りで、EQAよりもEQCの方がサイズ、バッテリー容量が大きくなっています。
EQA、EQCの後にラインナップに加わったEQBは7人乗りです。サイズはEQAとほぼ同じで、バッテリー容量も同じですが、3列シートを採用しています。
電気自動車の今後の展開として、すでに「EQS」が発表されています。EQSはセダンタイプの電気自動車ですので、環境性能を重要視する方はこれらのモデルも候補に入れるといいでしょう。
ベンツのクラスごとの特徴を比べて好みの車を選ぼう
ベンツの価格やサイズ、燃費効率などの一覧を紹介してきましたが、いかがでしたか。
これまで高級車だと思って検討していなかった方も、少しベンツを身近に感じていただけたのではないでしょうか。もちろん、同じタイプの国産車と比べれば割高に感じてしまうかもしれません。ただ、それを補ってあまりある魅力を持つのがベンツです。
今も昔も変わらぬ人気を誇るベンツですが、やはり昔と比べると入手しやすくなっています。特にAクラスやBクラスは街なかでもよく見かけるようになりました。比較的リーズナブルな車として、国産車と並んで新車購入の選択肢に入るようになっています。
ベンツであろうとなかろうと、車はとても大きな買い物です。検討に検討を重ね、複数のディーラーに何度も足を運んだ経験を持つ方も多いかと思います。人生のうちに何度もない経験なので、失敗したくないと考えるのは当然でしょう。
ベンツが世界中から愛されるのは、長い年月をかけて蓄積された信用の高さゆえです。失敗したくない大きな買い物だからこそ、予め高い満足度が約束されたベンツが選ばれるのです。新車購入の際は、ぜひベンツを視野に入れてみましょう。
初回公開日:2022年08月08日
記載されている内容は2022年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。