【回忌別】法事の服装|平服/子供/男女/ユニクロ/カジュアル
更新日:2024年07月17日
男女別法事の服装
法事は亡くなられた方を供養するための儀式です。誰かがなくなると、亡くなられた後も長い期間その死を悼むために、初七日から一周忌、三回忌を経て 50回忌まで法事が行われます。
お葬式やお通夜の場合とは違い、法事はごく親しい間柄の方たちのみで行われるものですので、法事の服装については正装である喪服を着用していく必要はありませんが、たとえ案内状に「平服でお越し下さい」と書かれてあったとしても、それを鵜呑みにしてカジュアルな格好で参列しないよう注意しましょう。
法事の服装に迷ったときには
法事の服装のマナーは、喪主と参列者の方で法事の服装のマナーが異なります。法事の服装は、三回忌までは喪服を着用することが一般的なマナーです。そのあとは年を重ねるにつれ、法事の服装も平服に近づけていくのが法事の服装のマナーになります。
法事の参列者の方は、喪主の方よりも軽めの服装で参列するのが一般的です。例えば、喪主の方が正装であれば参列者の方は礼服を着用していきます。
法事はお葬式やお通夜とはマナーが少し変わり、親しい間柄のみで行われる儀式です。ですので、その家によっては略式喪服、または平服で行う場合もあります。
法事の服装について迷った時は、喪主の方にご相談されてから決めると良いでしょう。
法事の平服の服装とは何か
喪服は一般的に三回忌まで着用するのがマナーです。それ以降の法事については、案内状に「平服でお越し下さい」と書かれてくる場合があります。では、この平服とはどういった服装のことを言うのでしょうか。
平服とは、一般的な使われ方では普段着と同じ使われ方をする場合もあります。法事の場合の平服とは正式な喪服ではなく、黒やグレーといった故人を悼むためにふさわしい色のスーツ、もしくは女性であればワンピース、といった服装のことを言います。
ただし、喪主の方が「平服で」とおっしゃる場合には、「大したおもてなしもできませんので、そちら様も普段着で」といった謙遜の意味が含まれています。そのため、法事の主催者側が「平服で」と案内状を送られたとしても、その言葉に甘えカジュアルな服装で参列してはいけません。
平服と喪服の違い
喪服とは、お葬式やお通夜、または法事の際に着用する礼服のことを言います。喪服を一般的な黒のスーツと混同してしまっている方がいらっしゃいますが、喪服は一般的なスーツとは違います。
喪服は、ビジネススーツとは違い生地に特徴があり、日の光にあたっても光らないように工夫がされています。喪眼以外の服装っては、光に反射して、喪服を着用している方と並ぶと白っぽく見える場合があります。
そのため、お葬式やお通夜、三回忌といった正式な服装で参列する必要がある場合には、きちんと喪服を着用する必要があります。
礼服と喪服の違い
礼服はフォーマルウエアともよばれ、服装によって格式があり、正礼装、準礼装、略礼装、平服といった具合にわけられています。
また喪服には、三つの格式にわけられ、正喪服、準喪服、略喪服にわけられます。これらは喪主やご遺族側になるのか、参列者側になるのかで異なります。
また、お通夜または告別式によっても変わりますので、立場や場所によって使い分けるのがマナーです。
男性の場合の平服とは
それでは、男性の場合の平服とはどういった服装のことを言うのでしょうか。男性の場合の平服は、一般的には黒い色のスーツを着用しますが、グレーや紺といった黒に近い色の服装でも構いません。
場合によっては、ネクタイも派手な色でなければ良しとされていて、シルバーグレーのネクタイに白いワイシャツと合わせて着用することもあります。
女性の場合の平服とは
女性の場合は、黒のワンピースやスーツを着用するのが基本です。男性の場合と同じく、三回忌以降の法事であれば、黒に近いグレーや紺といった色の服装で構いません。
ただし、女性の場合気をつけておきたいことは、あまり肌は見えすぎる露出の高いデザインや服装は控えなければいけません。また色に関しても派手なものは控えましょう。
法事の服装を間違えないために
法事の服装を間違えないためには、法事が行われる会場がどこであるかについて調べておくと良いでしょう。「平服で」といわれたとしても、その場にそぐわない服装の場合もあります。
服装についてマナー違反にならないためには、周りの方や法事の主催者の方に、あらかじめ確認しておくと間違える心配がありません。
法事では小物にも注意
お葬式や法事に出席する際には、マナーを守った服装をする必要があり、アクセサリーや小物類にも注意が必要になります。
またアクセサリーや小物には、その地域や宗派によっても違いがありますのでなるべくひかえ目なものを着用するよう心がけましょう。
初回公開日:2017年12月28日
記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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