【回忌別】法事の服装|平服/子供/男女/ユニクロ/カジュアル
更新日:2024年07月17日
女の子の場合の法事の服装
女の子の場合の法事の服装には、男の子と同じく、制服がある場合は制服を着用して下さい。黒い色のほかには、グレーまたは濃紺のワンピース、またはブレザーとスカート、白いブラウスを着用しましょう。
靴は黒い色のものを選びます。女の子の場合には、大人の女性と同じく金色のものや派手な色からのものは避けてください。露出の高い服装、毛皮や革製品といった殺生を思わせるものは控えましょう。
十七回忌の法事の服装
十七回忌の法事は、故人が亡くなられてから丸16年目におこなわれます。十七回忌の法事の服装は、十三回忌の報じと同じく略礼装にて参列します。
十七回忌ともなると、法事の服装は徐々に軽装になってきます。服装のマナーを守ることが大切ですが、正装するばかりがマナーが守られていることにはなりません。
周りの参列者の方と服装が違い過ぎていたり、法事が行われる会場にふさわしくない服装は、ある意味マナー違反となります。マナー違反とならないためにも、ほかの参列者の方に相談するか、法事の主催者の方に尋ねてみましょう。
三十三回忌の法事の服装
三十三回忌の報じの服装は、家族であればカジュアルなものでも構いません。極端な話しをすれば、暗めの色のカジュアルなスーツや地味な色のズボンやスカートといった服装でも全く問題はありません。
ただし、読経は行われますので、数珠は必ず持参しましょう。参列者の場合はご家族とは違い、礼服で参列する必要はありませんが、きちんとしたスーツやワンピース、スカートを着用して法事に参列して下さい。
子供の法事の服装
法事に参列する場合には、大人はもちろんのことですが子供の服装について悩まれている方も多いでしょう。
親戚の場合の法事では、お子さんの場合であれば、あまり派手な服装でなければそれほどマナーにこだわるという方も少ないでしょう。
ですが法事の案内書をいただいて参列する場合、どういった服装にすればよいのでしょうか。
赤ちゃんの場合の法事の服装
赤ちゃんを法事に参列させる場合には、途中で泣いてしまわないかどうか、といったことや、おむつを替えたり、ミルクを与えたりしなければならないため、心配ごとがつきません。
赤ちゃんを報じに参列する場合の服装については、ベビードレスで構いませんが、レースや装飾品が多く付いている派手なものは避けておきましょう。その点にさえ注意しておけば、普段着用させている服装で構いません。
黒い色やグレーといったベビードレスやベビー服が用意できなかった場合には、ベージュや水色といった服装でもかまいません。また、赤ちゃんに靴下を履かせるとぐずって泣き出す場合が考えられますので、無理に靴下を履かせる必要がないでしょう。
ただし、ご年配の方や、服装に厳しい方もいらっしゃいますので、そういったことに考慮して、法事を主催される方に、前もって直接聞いてみると良いでしょう。
幼児の場合の法事の服装
法事に参加させる場合には、お子さんがまだ幼児期であっても、立って歩くころであれば、きちんとした服装をさせた方が良いでしょう。
喪主の方がよく、「子供さんの場合は平服や普段着でも構わない」とお話ししてくれる場合もありますが、子供さんの場合でも大人と同じく、三回忌までは黒のスーツやワンピース、といった黒を基調とした服装で出席させます。
1才から3才のお子様の場合
ご親戚の場合の法事であれば、1歳から3歳程度のお子さんであれば普段着でもかまいません、ただしその場合も派手な服装は避け、黒やグレーといった地味な色の服装を選びましょう。
歩き始めたばかりのお子さんであれば、靴下と靴を履かせる必要がありますが、靴はスニーカーでも構いませんが、なるべく黒に近い色を選び、汚れをきれいに落としたものを履かせて下さい。
男の子の場合であれば白のワイシャツや黒やグレー、紺のズボンといった服装がおすすめです。女の子の場合であれば、黒やグレー紺色の無地のワンピースを着用させ、レースや派手な装飾のついたものは避けましょう。
法事に小さなお子さんを参列される場合の注意
小さなお子さんを法事に参列する場合には、泣き出してしまい周囲に迷惑をかけてしまうことが予想されます。
特に読経の時に泣きだされてしまうと、大変ご迷惑になってしまうので、いつでも移動ができるようなるべく後ろの席に着席して下さい。
また、音を立てずにすむようなおもちゃを用意していくと良いでしょう。お祖母様やお祖父様、といった、お孫さんを可愛がっていらした方の法事であれば、参列していただけただけでうれしいものです。
ただし、ほかの参列者がいらしている場合であれば、服装や泣き声といったことには配慮しておきましょう。
法事の服装のブランド
法事の服装と言えば男性では上下黒のスーツ、女性の場合であればスーツかワンピースとなりますが、こういった略礼服は、お葬式やお通夜、法事の時にしか着用しない服装です。
最近では法事の服装についてもマナーが緩くなってきたため、コストパフォーマンスの良いブランドの略礼服を着用する方も増える傾向にあります。
初回公開日:2017年12月28日
記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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