人前式の誓いの言葉はどう決める?文例や構成のポイントを紹介
更新日:2024年10月05日
相手の好きなところを発表する
結婚することへの誓いはもちろん、そこに相手のどこが好きなのかという一文を入れることで、お互いに思い合っていることを伝えることができます。普段恥ずかしくて伝えられないことも入れてみると、より感動的な人前式を演出することが可能です。
(文例)
私は彼女のいつも明るくて元気なところが好きです。そんな彼女の明るさや元気を守り続けることを誓います。
私は彼の誠実で優しいところが大好きです。これからも彼の誠実さとやさしさに感謝しながら愛し続けることを誓います。
教会風にまとめる
人前式だからと必ずオリジナリティを出さなければいけないというわけではなく、教会で行われる結婚式のような格式高い誓いの言葉にするというのもありです。教会風にまとめることで厳かな雰囲気にできるほか、場所を問わず教会式の演出を楽しめます。
(文例)
新郎〇〇と新婦▽▽は、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、夫婦としてともに助け合い、愛し、敬い、慈しみながら明るく希望にあふれる家庭を築いていくことを、ここに皆様方の前で誓います。
家族への感謝
夫婦としての誓いやお互いへの気持ちを表明するだけではなく、人前式の誓いの言葉は両家の家族への感謝の気持ちを表明する場としても使うことができます。
両親への感謝の言葉を添えることで、支えてくれていたことへの感謝とこれからへの決意を伝えることが可能です。両親への感謝の手紙の代わりの演出としても使えるので、両親や新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても感動的な演出になります。
(文例)
時に優しく、時に厳しく私たちのことを支え、見守ってくれた両親に結婚の誓いを立てます。お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとうございました。
これからは両親に負けないくらい幸せな家庭を築き、二人でともに歩んでいくことを誓います。
約束事を箇条書きにして伝える
纏めた文章にすることが難しいという場合は、夫婦の約束事を箇条書きにして伝えるという方法もあります。そうすることで内容を簡潔にまとめやすく、ちょっとしたユーモアを挟むことで、感動的なシーンにも楽しいシーンにも演出しやすいです。
(文例)
私たちは今ここで、皆様立ち会いのもと夫婦となることができました。その証として、結婚の誓いを立てたいと思います。
1.お互いに嘘をつかない
2.いつもありがとうという気持ちを忘れない
3.幸せな家庭が築けるように努力する
この誓いを忘れず、2人で生きていくことを約束します。
ユーモアのある文章でゲストを楽しませる
人前式での誓いの言葉と聞くと、どうしても堅苦しいイメージを持ってしまう人もいます。そんなイメージを払拭してくれるのが、ゲストを楽しませるユーモアがある文章です。
重ね言葉や忌み言葉、表現などに注意していれば、ユーモアを取り入れることで感動しつつも楽しい結婚式を演出することができます。
(文例)
何歳になっても周りから似たもの夫婦だと言われるような、素敵な夫婦を目指します。
お互いにシワや加齢臭が気になっても、笑って縁側でお茶を飲めるような関係を続けていくことを誓います。
これからも、しょうもないことで笑い合える懐の深い夫婦になることを誓います。
プロポーズをもう一度するように
新郎のみで誓いの言葉を発表するのであれば、サプライズという形で新婦にもう一度プロポーズするような内容にしてみるのも感動的です。夫婦となった2人の気持ちを再確認できる演出にもなり、会場も盛り上がります。
(文例)
今日この時、お集まりいただいた皆様の前で結婚の誓いを立てます。そして改めて、彼女に対して想いを伝えさせてください。
「新婦」さん、これからも貴女とずっと一緒にいたいです。僕と結婚してください。
立会人や友人からの問いかけに答える
初回公開日:2022年07月15日
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