NVIDIAの読み方は?歴史や概要・読めないブランドも併せて紹介
更新日:2024年08月25日
EIZOの正しい読み方は「エイゾー」です。EIZOはディスプレイなどを販売している日本のメーカーです。
社名からもわかるとおり、EIZOでは創業以来一貫して映像にこだわっており、「Visual Technology Company」として高品質な国産ディスプレイの製造を行っています。
EIZOは製造しているディスプレイはビジネス市場向けの製品だけでなく、レントゲンなどのヘルスケア市場向け製品、アニメーションなどのクリエイティブワーク市場向け製品などさまざまな種類があります。
なお、EIZOのルーツは「七尾電機」と「羽咋電機」であり、過去には社名は「ナナオ」であったことから、現在でも「ナナオ」という社名に馴染みのあるユーザーも多いです。
ELSA
ELSAの正しい読み方は「エルザ」です。ELSAはもともとは「ELSA TechnologyAG」というドイツメーカーで、パソコン用のビデオカードや周辺機器などの製造を行っていましたが、過去に倒産しました。
現在のELSAは「エルザジャパン」という日本のメーカーとなっており、台湾にも「ELSA TechnologyAG」を継承した「ELSAテクノロジー」が残っています。
現在の「エルザジャパン」では、コンピュータ周辺機器の開発や販売などを事業として行っており、AIやディープラーニング分野でのGPU活用促進などを行っています。
CREATIVE
CREATIVEの正しい読み方は「クリエイティブ」です。正式名称は「クリエイティブテクノロジーLTD」で、日本拠点の名称は「クリエイティブメディア株式会社」です。
CREATIVEはシンガポールに本社を置く企業で、CREATIVEブランドのマルチメディア機器を製造しています。特に「SoundBlaster」と呼ばれるサウンドカードが有名で、PCサウンドの実質的な世界標準と言われています。
また、他にもヘッドホンやスピーカー、Webカメラなどさまざまな周辺機器を販売しており、デジタルミュージックを愛する多くのユーザーに支持されている企業だと言えるでしょう。
Olasonic
Olasonicの正しい読み方は「オラソニック」です。Olasonicは「株式会社インターアクション」が展開しているブランドの名称で、ソニーウォークマン用ドックスピーカー「TW-D7WM」やTV用スピーカー「TW-D7OPT」などが有名です。
他にも、高性能bluetoothスピーカー「IA-BT7」やオーディオシステムなどを販売しています。ただし、Olasonic事業は2022年8月31日をもって終了することになったため、現在ではOlasonicは終了となっています。
また、Olasonic製品の修理などの対応も、2023年8月31日で終了となる予定です。
出典・参照: Olasonic事業終了のお知らせ|株式会社インターアクション
ZOTAC
ZOTACの正しい読み方は「ゾタック」です。香港に本社を置く「PC Partner Group」傘下のメーカーです。
小さな筐体でデスクトップPCのパフォーマンスを実現したZBOXと呼ばれるミニPCや、グラフィックスカード、SSD、エンベデッド製品の販売を行っています。正式名称は「ZOTAC Technology Limited」となっており、日本法人の名称は「株式会社ゾタック日本」です。
なお、ZOTACという社名はコンピュータ部品などの領域を意味する「ZONE」と、優れた技術によって辣腕をふるうことを意味する「TACT」という言葉に由来しています。
PRINCETON
PRINCETONの正しい読み方は「プリンストン」です。PCメモリやUSB、ディスプレイなどのコンピュータの周辺機器などの製造、販売などを行っている企業です。
製造販売だけでなく輸入なども行っている独立系の商社であり、法人向けにはビデオ会議システムやメモリモジュール、個人向けにはUSBフラッシュメモリやディスプレイなどを販売しています。
PLEXTOR
PLEXTORの正しい読み方は「プレクスター」です。日本の電機メーカーである「シナノケンシ株式会社」の情報機器や音響機器、SSDなどのブランド名です。
PLEXTORは「織る」を意味するラテン語の「plex」と、電動機を意味する「motor」を組み合わせた言葉となっています。
PLEXTORはもともとはシナノケンシ株式会社の子会社としてコンピュータ周辺機器や業務用印刷機器などの販売を行っており、商業施設向けのBGM自動演奏装置であるCD-BGMなどを発明した実績を持っています。
しかし業績の悪化に伴い、親会社であるシナノケンシへ全業務を移管することになりました。
NVIDIAの読み方を知ろう
NVIDIAの正式な読み方は「エヌビディア」です。本記事で紹介したとおり、NVIDIAの他にも、PCパーツブランドの中には正しい読み方が分かりにくいブランドは多数存在しています。
ITに詳しい人やブランドのユーザーの中にも、ブランド名を俗称で呼んでいる人は多いです。また、途中で読み方が変わったブランドなども存在するため、本記事を読むまで正しい読み方を勘違いしていたという人はいるでしょう。
本記事で紹介したブランドの正しい読み方を全て覚えることは難しいですが、興味がある人はぜひ正しい読み方を押さえてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2022年11月01日
記載されている内容は2022年11月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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