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科学と学習の購読のメリット・復活したのか・付録・学習漫画

更新日:2024年09月23日

「科学と学習」は、最盛期には670万部もの発行部数を記録したという、大の学習雑誌です。「科学と学習」はいったいどんな雑誌だったのでしょう。「科学と学習」世代の方には当時を振り返れるように、また、ご存じない方にはその楽しさを知ってもらえるようにご紹介します。

科学と学習に掲載された学習漫画

「科学と学習」に掲載された学習漫画の一部をご紹介します。

・チクタク大冒険(石ノ森章太郎さん)
・まんがサイエンス(あさりよしとおさん)
・あそぶっく(タナカカツキさん)
・どっきり探偵団サツキ組(田川滋さん)
・かばどんとなおみちゃん(山根赤鬼さん)
・じたばたばーちゃん(みなもと太郎さん)
・アクアパニック! 〜海からの来訪者〜(つやまあきひこさん)
・玄海とイドムンコスキー(内山安二さん)

「科学と学習」の「科学」と「学習」のどちらにも学習漫画が掲載され、多くの漫画家により、さまざまな知識が得られる漫画が描かれています。

科学と学習の誕生の背景

科学と学習の誕生の背景は、学研のホームページで紹介されています。

科学と学習が誕生する以前は、文芸ものに比較すると科学ものは出版界ではがありませんでした。学研も将来の科学時代を予期して、何度か科学雑誌を発売しましたが、当時あまりが出ませんでした。

そんな中、出版社の中にいながら、「印刷物にこだわりすぎずに、実物を見ることや実際に試すことに重きを置いた雑誌を出そう」というアイデアを出した中川浩さんという方がいました。

この方の意見を取り入れた「科学と学習」は「子供たちに、科学の世界での実体験を」ということをテーマとして試行錯誤の末に開発されました。「科学と学習」では実際に見たり触ったりする体験を重視し、「科学と学習」がその動機づけになることを目指しています。

それが科学の楽しさ、学ぶ楽しさとして子供たちにも伝わって大となりました。

科学と学習のバックナンバー

元祖「科学と学習」のバックナンバーを手に入れることは現在は難しいです。以前に学研モールのショップ学研+でバックナンバーを販売したことがあったものの、現在は販売されていません。

しかし、後で詳しく述べる「科学と学習PRESENTS」シリーズは、ショップ学研+やAmazon、楽天ブックス、セブンネットショッピングで購入することができます。

科学と学習の値段の目安

「科学と学習」は一冊の値段が500円だった時もありますが、47年という長きに渡り販売された上、現在バックナンバーの購入も難しいので、今の物価でいうといくらにあたるのかは難しいです。

しかし、雑誌と付録つきで配達もしてくれた割には良心的な価格であることを考えれば、おそらく現在の物価では千円前後~千数百円位ではないでしょうか。

科学と学習の休刊の期間

「学習」は2009年、「科学」は2010年に休刊したので、既に休刊してから8年~9年経っています。しかし、この間復活を全くしなかったのかというと、そうではありません。

「科学と学習PRESENTS」というシリーズで、ガイドブックつき科学キットが学研より発売されています。また「科学と学習」ファンの大人向けの『大人の科学マガジン』なども発売され、現在も購入することができます。

科学と学習の代わりとして購入可能な本や雑誌など

「科学と学習」と全く同じものは現在販売されていません。

しかし、自分自身が「科学と学習」をもう一度買いたいという大人の方や、自分のお子さんに「科学と学習」を買ってあげたいという大人の方に本や雑誌がありますので、ここでご紹介します。

子供の科学

学研ではなく誠文堂新光社により戦前から90年以上も発刊されている月刊誌です。子科(こか)という愛称で親しまれています。学研の低学年の科学に比べるとやや難しいですが、大人にも興味深い身近な科学が学べる雑誌です。

3Dプリンター、星や太陽、ロケット、雪の結晶など、不思議な植物の実とタネ、深海生物、目の錯覚、人工知能、南極大陸など子供にとって好奇心をそそる内容が特集されています。

ペーパークラフトやポスターなどの付録もさまざまに工夫されていますし、家庭にあるものを使った楽しい科学実験なども紹介されていますが、「科学と学習」のような実験道具などの付録は付いていません。

また内容は「科学と学習」の科学にあたるもので、学習にあたるものは販売されていません。

科学と学習PRESENTSシリーズ

既に記事の中でも何度か触れましたが、自然科学の幅広い分野の知的好奇心をくすぐるキットと、写真入りで分かりやすい解説付きのガイドブックとのセットとして販売されています。

スライム作成キット、顕微鏡と調査キット、おばけえび飼育観察、人体骨格模型キット、万華鏡実験マジックキット、聴診器実験キット、結晶ツリーキット、静電気実験マジックキットなど、低学年向け~高学年向けまで24種類発売されています。

価格はキットによりますが1600円強~2000円弱ですし、ガイドブックはありますが雑誌はついていないので、当時との物価の違いを踏まえても元祖「科学と学習」よりはやや高めです。

しかしその分キットはより本格的で作りもしっかりしています。

2000円とは思えないコストパフォーマンス。
息子と一緒にクマムシを見つけたときには感動しました。
スマホのカメラでミクロの世界を撮影することもできますよ。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%8... |
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初回公開日:2018年04月23日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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