古いモデムを交換してもらえる条件とは？方法や手順も合わせて解説
更新日：2024年04月07日
モデムが古いことでネットの速度が遅くなる原因になるとは限りません。
ネットの速度が遅くなる原因は様々です。よくある原因としては時間帯による通信の混み具合によるものがあります。ネットは電話回線を使用しますので、多くのユーザーが同じ時間帯に接続すると混み合い通信状況が悪くなります。
次に多い原因としては、使用しているパソコンのスペックに対して負荷のかかるデータをやり取りしている場合です。パソコンは定期的にアップデートしていないと、更新するプログラムが溜まり、そのダウンロードに処理を使ってしまう場合もあります。
その他には、モデムと接続しているルーターの不調の場合もありますので、モデムが直接の原因となるケースはそこまで多くはありません。
気になる場合には、接続しているモデムやルーターやパソコンの電源を一度落とし、5分ほど置いてから電源を入れ直すと、改善する場合があります。
それでも改善されず、モデムの不具合が疑われるには、モデムをレンタルしている各プロバイダの故障窓口へ相談してみましょう。
モデムの故障を疑う症状
ネットの速度が遅い原因がモデムであるとは断定出来ませんが、以下のような症状がある場合には、モデムが故障している可能性があります。
モデム側なのかルーター側なのか原因が特定しにくい場合には、モデムとパソコンをLANケーブルで繋ぎ、有線の状態でネットの接続に問題がなければ、モデム側ではなくルーター側の故障の可能性を疑いましょう。
また、落雷をした際にモデムが故障してしまうこともあります。
雷によって「雷サージ」が起き、大きな電流を受けたモデムが故障する場合があります。雷サージに対応した電源タップを使用したり、近くで落雷の音が聞こえたりした際にはモデムの電源プラグを抜くと対策可能です。
- 同じモデムを使い続けて5年程になる
- モデムの前面にあるランプの点灯が、いつもと違うランプが点灯している
- 通信の切断や遅延が頻繁に起きてしまう
モデムを無償交換してもらえる条件
使用しているモデムに何かしらの不具合がある場合、レンタルしているプロバイダに相談し新しいモデムと交換することになります。古いモデムから新しいモデムに交換対応してもらう場合に、気になるのはやはり費用がかかるかどうかです。
モデムの不具合による交換は、無償となることがあります。では、どういった場合に無償となるのでしょうか。その他にも注意したほうが良いことについて紹介します。
モデムが古いケース
モデムが古いという理由だけでは、無償交換にはならないでしょう。ただし、古いモデムの保守期間が切れていたり、ネット回線の提供に支障が出たりしている場合には、プロバイダ側で交換対象となることもあります。プロバイダ都合で交換となる場合には、無償交換となるでしょう。
プロバイダのホームページのよくある問い合わせなどのページを参照してみたり、問い合わせ窓口へ相談したりして調べることもお勧めです。
モデムが故障しているケース
モデムが古いだけではなく、通信が途切れることが頻繁に起きるといった場合はモデムが故障している可能性があります。
モデムの故障が疑われる場合には、提供元であるプロバイダに電話で問い合わせするかサポートフォームから問い合わせてみましょう。
モデムが故障していると、インターネットの正常な提供が出来ません。自然故障で不具合が出ているのであれば、無償交換してもらえることがあります。
ただし、水濡れや落下などといったユーザー過失の場合には、モデムはレンタル契約であるため弁償費用を請求される可能性があるので注意しましょう。
モデムを交換してもらう方法
モデムを交換する場合には、ネットを契約したプロバイダへ問い合わせをしましょう。
ADSL回線の場合には、プロバイダ名がモデムに記載されています。光回線はNTTが提供しているため、モデムにNTTのロゴが書かれている場合がありますが、問い合わせ先がNTTではない場合があります。
光回線の場合、契約した光回線の商品が「フレッツ光」なのか「光コラボ商品」なのかによって問い合わせが異なりますので注意しましょう。
問い合わせの際には、各窓口の「故障対応」をしている窓口へ問い合わせます。ネットの繋がりが悪い場合には、他の原因による可能性もあります。
どうしても今のモデムを交換してほしい場合には「ネットに繋がらない時もあるので、モデム交換で試してみたい」といったように伝えるといいでしょう。
公式サイトのサポートページまたはコールセンターへ連絡する
モデム交換のために問い合わせする場合には、問い合わせ先を取り扱い説明書やホームページなどで検索するといいでしょう。
光回線の場合には、「フレッツ光」なのか「光コラボ商品」なのかによって問い合わせ先が異なります。「フレッツ光」の場合は、契約地域によってNTT東日本なのかNTT西日本なのか問い合わせ先が異なるので注意しましょう。
「光コラボ商品」とは、NTTの光回線を違う通信会社を通して契約しているものとなります。「ソフトバンク光」や「ドコモ光」といった名称のものが該当します。「光コラボ商品」の場合には、各契約した際の通信会社の専用問い合わせ窓口へ問い合わせましょう。
光回線ではありますが、「auひかり」は「フレッツ光」や「光コラボ商品」とはまた異なる光回線になります。「auひかり」の場合は問い合わせ先はauひかりの窓口となります。
モデム交換の対応は、契約したプランによって問い合わせ先が異なりますので注意しましょう。
新しいプランに申し込む
モデムは契約しているプランによって対応している機器が異なる為、プランを変更することにより古いモデムが対応している新しいモデムへ交換される場合があります。プランによっては、通信方式が変わるためです。
ただし、現在のモデムで対応範囲内の契約プランである場合には、交換対応に必ずなるという訳ではないので、注意しましょう。
注意点は、「光コラボ商品」から「フレッツ光」へ契約を切り替えてもモデムはそのまま使用する場合があるということです。光回線の提供はauを除いてすべてNTTから提供されており、同じモデムを使っていても光回線を接続できるからです。
なので、古いモデムを最新のものに交換したい場合には、モデムに不具合があったり通信の切断などがよく起きたりするといった不具合がある場合には契約変更時にきちんと担当スタッフに伝える必要があります。
初回公開日：2022年12月01日
記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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