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砂漠の夜が寒い理由とは?特徴や昼と温度差が大きい理由を解説

更新日:2023年11月26日

砂漠といえば灼熱の暑さが1日中続くイメージがありませんか。実際には、昼間は猛暑でも夜はとても寒くなります。なぜこのような現象が起こるのか、その理由と砂漠の夜の特徴を詳しくご紹介します。これから砂漠への観光を考えている方は是非読んで参考にしてください。

砂漠というと、1日中とにかく暑くてとても乾燥しているというイメージが強くありませんか。しかし実際には、日中と夜間の温度差が非常に激しく、昼間は40度を越す程の暑さでも夜は0度まで下がり、時にはマイナス気温になることもあるのです。

本記事では、そんな不思議な砂漠の特徴や昼夜の温度差が激しい理由について、世界有数の砂漠も交えながら紹介しています。

この記事を読むことで、砂漠では何故夜になると寒くなるのかを知ることができます。また知っているようで知らなかった砂漠の夜の一面や、砂漠に隠された新たな魅力を知れるでしょう。

砂漠に興味がある方や砂漠へ1度は訪れてみたいと考えている方は、是非読んで参考にしてみてください。

砂漠の特徴とは?

砂漠には一体どんな特徴があるのでしょうか。詳しくご紹介します。

雨がほとんど降らない

砂漠とは、年間降水量が250ミリメートル以下の砂や岩石の多い地域のことを指します。1年を通してほとんど雨が降らず、また気候もほとんど変わりません。

基本的に雨は降りませんが、ごく稀に豪雨が降ることがあります。そんな時には川に水が溜まりますが、雨が止んでしまえば蒸発して再び消えてしまうので一時的なものになります。

オアシスがある

砂漠はとても乾燥しており、雨が降ってもすぐに蒸発してしまいますが、砂漠の周辺にある山に降った雪や雨は地下水として砂漠の下に流れているため、地下水が湧水となって水源となります。

このように、砂漠の中で突如として現れる水と植物の場所をオアシスと言います。

昼と夜では温度差が大きい

砂漠では、太陽の日差しが強烈で日中はとても気温が上がりますが、陽が沈むと途端に寒くなるという特徴があります。

砂漠によっては日中の平均気温が30度を超していても、夜の寒い時間には最低気温氷点下まで下がることもあります。日本では信じられない程の極端な温度差ですが、旅行などの際には重ね着をするなどの服装の工夫が必要になるでしょう。

砂漠の夜にはどんな特徴がある?

ここからは、砂漠の夜に焦点を当てて見ていきましょう。昼夜の気温差が激しいということ以外にもどんな特徴をもっているのか、詳しくご紹介します。

夜になると冷え込む

まず1つ目の特徴は、砂漠の夜はとても冷え込むことです。昼間の時間は焼け付くような暑さでも、夜の時間は0度から氷点下に至るぐらい寒いこともあります。

ただ、季節やその砂漠の気候によっては夜になっても気温が高い場合もあり、夜の冷え込みは必ずしもということではないので、旅行などの予定がある場合には季節やその砂漠の特徴について下調べをしておく必要があります。

生物が活発になる

砂漠のような過酷な環境では、生き延びるために生物はさまざまな工夫をします。砂漠では昼間の日差しを避け、陽が沈んだ夜になると活動を開始する夜行性の生物がほとんどです。

砂漠にはサソリや毒蛇などの危険生物も多く住んでいますので、活発になる時間には十分に注意する必要があります。

夜に活動することが多い

夜に活動が活発になるのは、生物だけではありません。実際に砂漠近くの地域に住む人々は、陽が沈んだ頃から外出し出す習慣があり、夜型の生活スタイルを送っています。

灼熱の太陽の下では体力の消耗も激しく生産性も落ちますので、日中は家の中で休み、陽が落ちた頃から活動することは理にかなっています。

真っ暗になる

次のページ:砂漠の昼と夜の温度差が大きい3つの理由

初回公開日:2022年08月17日

記載されている内容は2022年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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