感銘を受けた言葉は？面接での質問意図と答え方・注意点を解説

「感銘を受けた言葉」を面接で答える際のコツ

書類に目を通す面接官の写真素材 - ぱくたそ

面接官から「感銘を受けた言葉」を聞かれた場合にうまく返答するためのコツがあります。

以下のリストを参考に、コツをおさえて面接対策をしておきましょう。

誰もが感銘を受ける言葉でなくてよい

面接時に「感銘を受けた言葉」を答える際に、誰もが感銘を受ける言葉でなくてよいとされています。

つまり、その場にいる面接官が同じように感銘を受けてもらうために語るエピソードである必要はないということです。身近な友人や家族から聞いた言葉から「感銘を受けた言葉」を選ぶのも良いでしょう。

難しく考えすぎず、いくつか候補を考えてから面接に臨むのもおすすめの方法です。

感銘を受けた言葉を先に言う　

面接官から「感銘を受けた言葉」を聞かれた場合は、エピソードより先に「感銘を受けた言葉」を言うようにしましょう。

面接官からの質問に対しては、結論から述べるようにすることを心がけてください。きちんと質問の意図が伝わっていることをアピールできます。

感銘を受けた理由を述べる

「感銘を受けた言葉」を面接で答える際には、その理由を述べることも重要なポイントです。

単に「感銘を受けた言葉」だけを答えた場合、なぜその言葉に感銘を受けたのか面接官には伝わりません。「その理由はなんですか？」のように質問される場合もあるでしょう。

面接官が知りたいのは、「感銘を受けた言葉」によってどのようなことを考えたのかです。「感銘を受けた言葉」は自分にとってどのような効果をもたらしたのかまで考えて答えるのがおすすめです。

感銘を受けた言葉をどう活かしてきたか説明する

「感銘を受けた言葉」を答える際には、その言葉をどう人生に活かしてきたかを説明することが面接のコツです。

ただ「感銘を受けた言葉」のみを知りたくて質問してくる面接官はほとんど居ないでしょうで。基本的には、その言葉によって何を考え、どのように行動したのかなど、「感銘を受けた言葉」によって応募者がどう変わったかを知りたいのです。

例えば「感銘を受けた言葉」によって、新たなことにチャレンジした経験などがあれば、それを答えるようにすると良いでしょう。

前向きに明るく話す

「感銘を受けた言葉」を面接で話す際は、前向きに明るく話すようにすることが大切です。

面接では緊張して固くなったり、早口で一気にしゃべってしまうこともあるでしょう。しかし、それでは自分の良さを面接官に伝えることができないかもしれません。まずは落ち着いて、前向きに明るく話すことを心がけてください。

「感銘を受けた言葉」を面接で答える際の注意点

面接中に浅く席に座る女性の写真素材 - ぱくたそ

「感銘を受けた言葉」を面接で答える際のコツとあわせて、注意点についてもおさえておきましょう。

面接時の対策をしっかり練ることで、希望する企業で働ける可能性が高まります。「感銘を受けた言葉」を考えたら、その言葉とエピソードをうまく伝えられるように練習しておきましょう。

それでは、以下の注意点を頭に入れた上で「感銘を受けた言葉」の伝え方を考えてみてください。

嘘はNG

「感銘を受けた言葉」をより良いものにしたいからという理由で、嘘のエピソードを面接時に話すのはNGです。嘘はすぐバレることもあり、逆効果になるので絶対にやめましょう。

誰もが食いつくような「感銘を受けた言葉」や、それにまつわるエピソードを考える必要はありません。あくまでも自分自身を表すにふさわしいような言葉を選ぶと、その後さらに深掘りする質問をされても答えやすくなるでしょう。

面接官とうまく対話できるように、自分にとって背伸びしすぎない「感銘を受けた言葉」を選ぶことを意識してみてください。

「感銘を受けた言葉」だけを答えるのは不十分