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高校の留年になる基準・留年する人の割合・いつわかるのか|赤点/出席

更新日:2024年04月09日

せっかく希望の高校に入学したのに、次の学年に上がれない、そして留年や退学に、なぜなるのでしょうか。高校生活を中途半端な終わり方にしないために、留年になってしまう基準、理由、回避方法、留年したらどうなるかを確かめませんか。中退後の選択肢もご紹介します。

高校を留年する理由

せっかく希望の高校に入学したのに、次の学年に上がれない、留年や退学になるということもあります。高校生活を中途半端な終わり方にしないために、留年になってしまう理由を確かめてみましょう。

留年になる基準

留年になる基準として、定期試験の成績、授業の出席日数や態度、提出物を期日までに出しているかなどが評価点となります。

学校ごとに基準が異なるので、生徒手帳や学校のHPなどで調べてみてください。どこにも記述がない場合、担任の先生などに聞いてみるのも良いでしょう。

赤点

自分なりに必死で勉強したけれど、赤点を取ってしまうこともあります。赤点の数が少数なら、学校の方針にもよりますが、補修授業や追試で何とかすることになるでしょう。

問題になるのは試験日の欠席とその理由です。病気や怪我など理由が明確の場合には違いますが、気分が乗らないから、起きられなかったからなどの理由に対しては、先生方の対応は氷河期のように冷たいものになります。

出席日数

高校の場合は出席日数に科目ごとの基準があります。試験の成績は良くても、科目の出席日数が足りないと赤点になってしまいます。多くの高校で1年間の授業単位のうち1/3から1/4出席していないと、1科目でも留年になります。

特に週1日しかない科目は要注意です。寝坊しやすい月曜日の午前中ばかり遅刻していると月曜日にしかない科目の出席日数が危ういことになります。また登校していても、他の場所に居て授業に出なければ出席にはなりません。

個別指導

成績表を見るとわかりますが、科目ごとの出席日数は1学期単位と学年単位があります。出席日数が足りない場合、救済措置はほぼありませんので、注意が必要になります。なお、出席日数が足りなくなりそうな科目がある場合、担任から個別に指導があり、具体的にあと何日休むと留年になる、などの注意を促されます。

まれに、個別の指導が全くない学校もあり、予告なく留年の決定通知が届きます。しかしこれは学校における都市伝説であることを願っています。

単位など

赤点を取ったり、出席日数が足りなかったりすると、単位が取れません。1年間に取らなければならない単位が決まっているので、あまりにも単位が足りないと、最悪の場合留年になります。

単位制高校の場合は自分で年間に取る単位を決めることができるので留年とはなりません。ただし、あまりにも年間の取得単位数が少ないと、3年間で卒業するのが難しい事態にはなるでしょう。

高校を留年する人の割合

高校を留年する人の割合は、全体で0.5%程度です。さまざまな理由で不登校になった人も、留年になりやすい状況です。

不登校の生徒数の統計

文部科学省が調査を行った、小学校から高校の不登校の生徒数統計をご紹介します。

平成26年度不登校生徒の割合
小学校 生徒の全体数6,600,006人 不登校児の割合0.39%
中学校 生徒の全体数 3,520,730人 不登校児の割合 2.76%
高校 生徒の全体数 3,339,721人 不登校児の割合 1.59%

中学までに不登校児になると、高校に進学しないという選択肢があるため、高校生の全体数や不登校児の割合が下がっています。

学年別不登校児の人数

次に、高校生の不登校児の人数をご紹介します。

高校1年、14,311人
2年、11,484人
3年、7,828人

小学校や中学校での不登校児は最高学年が一番多いのですが、高校は入ってすぐの1年生が一番多いことが分かりました。

次のページ:高校を留年になるかどうかは、いつわかるのか

初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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