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万歳三唱の意味|シーン別万歳三唱の挨拶7つ・万歳三唱のやり方

更新日:2024年04月14日

おめでたい席や繁盛を願う式典などで行われる万歳三唱、皆さんも一度は経験があるでしょう。「万歳!万歳!万歳!」と両手をあげる動作はおなじみです。しかし、この万歳三唱はいつ頃から始まったのでしょうか。万歳の歴史と共に、万歳三唱のスピーチ例文などご紹介します。

万歳三唱とは

万歳三唱とは、さまざまな式典や運動会などで行う日本のしきたりの1つです。非常に身近な万歳三唱ですが、いつ頃から使われたか、どのような場所で使う事があるのか知らない人も多いでしょう。そこで今回は、万歳三唱の詳しい作法や使うシーンなどをご紹介していきます。

読み方

万歳三唱は「ばんざいさんしょう」と読みます。文字の通り、万歳(ばんざい)という言葉を三回唱えることを万歳三唱と言います。読み方を知ったところで万歳三唱の意味や由来も一緒に覚えていきましょう。

意味

万歳三唱は「万歳」と「三唱」の言葉に分かれます。万歳の意味は「祝福の意を示すため、両手を上げて唱える語」とあるため、万歳三唱は嬉しい時やめでたい時に両手を三回上げて万歳を唱えることを表しています。

由来

1889年、大日本帝国憲法配布の日、青山練兵場での臨時観兵式に向かう、明治天皇の馬車に向かって万歳三唱をしたのが始まりとされています。

それまでは、日本には天皇を歓呼する言葉がなく最敬礼するのみで、それ以降、めでたい時の歓呼の声として「バンザイ」が唱えられるようになりました。「天皇陛下万歳」は、天皇の永遠の健康や長寿を祈る意味で使われます。

シーン別万歳三唱の挨拶7つ

万歳三唱が行われるのは、結婚式や試合に勝ったとき、会社では新年会や忘年会で行う事もあります。さまざまな場面で使われることが多く、古くは新婚旅行に向かう夫婦を見送る時、ホームで万歳三唱をしていました。幅広いシーンで使われる万歳三唱ですが、実際に使うときはどのように使うとスマートなのか、例文とともにご紹介します。

その1:結婚式

結婚式では、友達から頼まれることも多く、比較的若い方も万歳三唱をする機会があります。新郎新婦のとの関係やご両親との関わりなどにふれ、お二人の幸せを願う内容にします。

「長年、兄弟のようにお付き合いさせていただいている○○さんはの結婚式は、自分の事のように思え大変感動しました。それでは、ご指名により万歳三唱の音頭を取らせて頂きます。お二人の御多幸と両家のご繁栄を願って万歳・万歳・万歳」

その2:新年会

新年会では、新しい年を良い1年にするために万歳三唱を行うので、これからの仕事が無事に何事もなく捗ることを願う内容にするといいでしょう。

「これからの皆様のご健康と、何事もなく仕事が捗り、業績がアップするような良い1年になるますように万歳三唱をしたいと思います。万歳・万歳・万歳」

その3:忘年会

忘年会では、今年一年を無事に過ごしたことに対して「お疲れ様でした」という意味合いを込めて万歳三唱を行います。皆さんで楽しんでもらって閉会が近づいた頃を見計らって今年一年を振り返り、来年への意気込みを込めた内容にしましょう。

「宴もたけなわではございますが、中締めの形で万歳三唱をしたいと存じます。今年も無事全員で良い一年を締めくくれたこと、そして来年も皆で頑張っていこうという気持ちを込めて万歳三唱をしましょう。万歳・万歳・万歳」

その4:歓迎会

歓迎会では、新しく入ってきた人たちが活躍し、いい方向へ会社が向かっていくように願いを込めて万歳三唱を行います。新人への応援コメントを入れつつ、全員でより一層頑張っていこうという内容にするといいでしょう。

「新しく入った〇〇さんと〇〇さんを含んだ全員が、これから切磋琢磨しながら共に頑張っていけるように、良いスタートを切れるように万歳三唱しましょう!万歳・万歳・万歳」

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初回公開日:2017年08月03日

記載されている内容は2017年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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