【食べ物別】大食いのコツと前日・飲み物のコツ|寿司/カレー
更新日:2024年07月26日
大食いのコツ~食べ物別~
美味しい料理をとにかくたくさん食べてみたい、そう思ったことはありませんか。大食いチャレンジ系のテレビ番組を見て、刺激を受けたことはありませんか。飲食店の壁によく貼られている「大食いチャレンジ」のポスターに、一度でいいから挑戦してみたいと思ったことはありませんか。
そんなあなたのために、今回は食べ物メニュー別に「大食いするコツ」を紹介していきましょう。
寿司
咀嚼と満腹感の関係
「寿司」は大食いの定番メニューのひとつと言えるでしょう。お寿司攻略のコツといえば、なんといっても「シャリ」がネックとなります。お米は満腹になりやすい食材だからです。
人間は、咀嚼することによって満腹中枢が刺激され、「お腹いっぱいだよ、もう満腹になったよ」という命令が下され、食欲が減退します。そして、食べ始めてから満腹中枢が刺激されてその命令が出されるまでには、約20分かかると言われています。よく噛んでゆっくり食べれば太らない、と言われているのはそのためです。
シャリとネタ
ですから、大食いのためには「あまり噛まないのが望ましい」といえます。が、しかし、ある程度噛まなければシャリは飲み込めません。そのハンデ分を補えるような、咀嚼回数が少なくてすむ柔らかいネタを選ぶことが大切なコツとなってきます。
マグロやサーモンなど、とにかく柔らかいネタを選びましょう。イカやタコ、貝類などの歯ごたえのあるネタは、咀嚼回数が多くなってしまいますので、大食い向きではありません。
また、ネタを外してネタだけでまず食べ、シャリはシャリだけでお茶で流し込む、という食べ方をする人もいるようですが、握ってくれた寿司職人さんへの敬意が感じられませんので、ここではしません。
カレー
「カレー」もまた、大食いメニューとしてよく登場する料理のひとつです。カレーの大食いチャンジメニューを掲げているカレーショップを目にする機会は、とても多いでしょう。
「カレーは飲みものです」という名ゼリフを生み出したお笑い芸人もいましたが、そのとおり、カレーは「噛まずに飲む」「流し込む」のが基本のコツです。できるだけ噛まないでルーとライスをどんどん流し込んでいくことで、満腹中枢を刺激してしまう前に大量に摂取することができます。
しかし、辛いものが苦手な人には、基本的にはカレーの大食いは向きません。それほど辛さを感じないカレーだとしても、大量に食べれば香辛料の総摂取量も当然、激増するからです。気を付けましょう。
牛丼
「牛丼」の大食いにチャレンジする場合、同じご飯ものではありますが、カレーとは大きく異なる点があります。それは、「牛丼は飲み物です」とは言えない点です。
ご飯にしみている「つゆ」は確かにありますが、通常は「流し込んで飲める」ほどのつゆの量ではないからです。
そして、店舗にもよりますが、たいていの牛丼の肉は硬めで、よく噛まなければ飲み込むことができません。先にも述べましたとおり、大食いチャレンジにとって「よく噛むこと」は命とりとなる行動です。ご飯に染み込んだつゆの水分と、水などの飲み物を上手に使って、噛む回数を最小限におさえて、なんとか食べ進めていくのがコツといえるでしょう。
紅ショウガや七味唐辛子を上手に活用して味に変化をつける、というのも良いコツです。途中で味に飽きてスピードが落ちてきたら、ぜひやってみてください。
ラーメン
私たちの日常生活の中で、大食いチャレンジメニューとしてもっとも目にする機会が多い代表的な料理が、「ラーメン」でしょう。日本全国の実にさまざまなラーメン店が、凄まじい量のチャレンジを、私たちに挑んできています。
またラーメンは、テレビの大食いチャレンジ番組の常連メニューでもあります。それは、誰でも簡単にたくさん食べられそうでありながらも、実は大量に食べるのが結構難しいメニューだからです。
ラーメンの大食いのコツは、まず他の食材と同じように、「できるだけ噛まないで飲む」「流し込む」これに尽きます。しかし、スープが熱々の状態で提供されますので、猫舌の人にとってはまず、温度との闘いがコツの全てです。
スープをふうふう冷ましている間に麺がスープを吸ってぶよぶよに伸びてしまって食べられなくなった、という状況に陥らないよう、ペース配分に十分気を付けましょう。
油そば
「油そば」とは、スープが全くない、またはほとんどないラーメンのことです。香味オイルまみれで油分たっぷり、麺は太麺タイプの場合が多いので、大食いのコツがつかみづらい密かな「強敵メニュー」といえます。
スープがないということは、一般的なラーメンのように「汁気で一気に流し込む」というコツが使えない、ということです。ここはあまり噛み過ぎないよう頑張ってひたすら飲み込み、途中で調味料を駆使して上手に味を変えていきながら、臨機応変に対応していきましょう。
うどん
「うどん」も大食いによくあるメニューのひとつですが、汁ありうどんと汁なしうどんとでは、対処法のコツが違ってきます。
かけつゆのあるうどんの場合、かき揚げやてんぷらなどの、水分を吸って膨らんでしまう具を避けることはもちろんですが、「最小限の汁の量で、あまり噛まずに流し込む」というコツの方向性は、他のメニューと同じです。
つけ汁につけて食べるタイプのうどんの場合、麺のコシが非常に強いことが多いので、注意が必要です。咀嚼回数が増えるとその分早く満腹になってしまいますので、噛み過ぎないように気を付けるのがコツです。
そして、ネギや七味などの薬味を適宜使って味に変化をつけるのもコツのひとつといえるでしょう。
パスタ
「パスタ」をたくさん食べるコツは、「とにかく急いで食べること」、これに尽きます。小麦に含まれるグルテンが徐々に膨張していくおかげで、後半戦に満腹感がどどどっと押し寄せてくるのが、パスタの特徴です。気を付けてペース配分しつつ急いで食べるのがコツ、と言えるメニューでしょう。
初回公開日:2018年01月30日
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