芦屋が金持ちが多い理由・職業|六麓荘
更新日:2024年11月05日
芦屋にある高校は兵庫県立芦屋高等学校です。
芦屋高等学校は昭和15年に県立芦屋中学校として創立され、戦後の学制改革により高等学校へ生まれ変わりました。75年という長い月日をかけて地域の方に支えられています。そして28,000名を超す優秀な人材を社会に送り出しています。さらに多くの著名な卒業生がいるという歴史と伝統のある学校です。
平成17年度から普通科単位制に変わり、生徒は1年生の時に学習の時間『芦高タイム』という時間を使って自分の将来について考え、学ぶ時間があります。自分の進路選択や興味・適性・関心に応じ色々な進路選択をすることができます。
多くの授業が少人数で行われ、外部講師が行う特色ある授業(芦屋モダニズム、身の回りの科学、マリンスポーツ実習など)も多く実施されます。そのため創造性、考える力やコミュニケーション能力を学ぶことができます。
兵庫県立芦屋高等学校は金持ち?
芦屋高等学校は県立なため金持ちな生徒はあまりいないという印象を受けます。普通の一般の方が行く高等学校でしょう。
芦屋学園高等学校
芦屋学園は1936年に現在の芦屋学園中学校・高等学校を始め、そこから80年近くの長い歴史と伝統を持った学園です。
「人それぞれに天職に生きる」を建学の精神としています。自立して、社会に貢献し役立つ「人間力」を身につけるためのキャリア教育を50年前から行い、少人数制で生徒を手厚く育成することを推進し、優秀な卒業生を世の中に輩出してきた実績のある学校です。
校則は厳しめで施設は綺麗です。部活動も強い部活はあるでしょう。
芦屋学園高等学校は金持ち?
私立ということもあり芦屋学園高等学校はお金持ちの集まりです。通っている生徒のほとんどがお金持ちです。
芦屋のお金持ちの住むエリア3つをご紹介
岩園町
岩園町は芦屋市の東端部に位置しています。町の南側に芦屋市立岩園小学校、岩園幼稚園があります。地価は28万5000円/㎡となっておりお金持ちしか住めない街です。
遺跡も存在し、徳川家による大阪城の修繕のときに、石垣に使う石を岩園町の切石場で加工されていたと言われています。
山手町
山手町は名前の通り芦屋の山に位置しており、六麓荘町に近いです。
南側には淀工迎賓館などの芸術施設もありますが、概ねは住宅地です。地価は33万8000円/㎡となっています。山手町もお金持ちしか住めない街です。
山手町には2億円以上のマンションが建てられ、そのマンションは大理石や高級木材を使用していて豪華な内装になっており、さらにシェルターまで設置されています。そのマンションの価格は約2億1000万~3億6000万円で販売されるなど高級住宅街として有名です。
六麓荘町
六麓荘町は芦屋の中でも別格と言われています。地価は驚きの68万円/坪です。金持ちしか住めない理由が分かります。
そんな六麓荘町は明治後半から大正時代にかけ神戸市東灘区や夙川、香櫨園などの影響を受けたもので、内藤為三郎らの大阪財界人によって1928年に国有林の払い下げを受けて数万坪の住宅を建設したことから別荘地として開発され始めました。六麓荘という地名は「風光明媚な六甲山の麓にある別荘地」という意味で付けられました。別荘地として開発されてきました。
建築条件も厳しく400㎡以上の個人住宅しか建てることができません。そんな六麓荘町は東洋一の住宅地をコンセプトに掲げ、今も開発が続けられています。さらに外観を守るために電線類も地中に埋めたり、信号を設置しないという徹底ぶりです。
町内会費もかなり高く、入会賛助金は50万円です。一般市民が到底払える額ではありません。
芦屋市の高級住宅街は開発の賜物
芦屋が金持ちの街となった理由にはこのような歴史背景がありました。主にお金持ちのために開発されてきた街ということでまちがいないでしょう。
初回公開日:2018年02月05日
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