ナメクジの卵の駆除方法・大きさ・どこ・いつ孵化するか・特徴
更新日:2024年08月02日
ナメクジの卵を駆除する方法は?
梅雨時期になると、目にすることが多いナメクジは、大切に育てた花や野菜などの植物を一晩にして食い荒らすこともある害虫です。大切な植物が被害に遭わないためにも、ナメクジを見つけたら増えないうちに駆除しましょう。
ナメクジは卵で繁殖します。卵のうちに駆除できないでしょうか。ナメクジは湿った落ち葉の下や柔らか土の中など目立たないところに卵を産みます。1㎜くらいの半透明の球体です。見た目はお菓子などに入っている粒状の乾燥剤に似ています。目立たないところに産むため、見たことがない方も多いでしょう。また、他の虫の卵との区別も付きにくいのも難点です。
卵を乾燥させたら駆除出来るの?
ナメクジの卵は湿った土の中や落ち葉の中に産まれるので基本的には乾燥することはあまりないでしょう。また、見つけた卵を日に当てて乾燥させても、確実に駆除できるとはかぎりません。
駆除する方法は、
①熱湯をかける。または、熱湯の中に入れる
②集めてビニール袋に入れて可燃ごみに出す
③新聞紙などに集めて燃やす。(燃やせる場所がある場合のみ)
④植物を植えてない土の場合は土に石灰窒素をひと握りくらい混ぜる。(石灰窒素は1週間から10日ほどで分解され無害になります)
⑤市販のナメクジ駆除剤を使う
などが考えられるでしょう。
卵を踏みつぶしたら駆除出来るの?
ナメクジの卵は1㎜くらいの球体です。殻は硬いですが、踏人間の力で踏みつぶせなほど硬くはありません。しかし、卵が小さいため、踏みつぶしたつもりでも上手く踏みつぶせていない場合もあります。確実な方法で駆除することをします。
ナメクジの卵はどのくらいの期間で孵化するの?
ナメクジは暑いのが苦手なので、秋と春が繁殖期です。ナメクジは1匹でオスとメスの両方の機能を持っている雌雄同体で、生殖器官は右側頭部にあるものが多いです。2匹で交尾し、お互いの精子を渡して、どちらも卵を産むことができます。また、1匹だけでも産卵することができますが、孵化する割合が少なかったりする場合が多いので、ほとんどが有性生殖をすると考えられます。
ナメクジの卵はどんな特徴を持っているの?
殻の形や硬さは?
ナメクジの卵は1㎜くらいの球体で、乾燥剤のビーズに似ています。殻は硬いですが、人間の力で割れないほどではありません。
塊になるの?
ナメクジは卵をひとつずつ別々の場所に産むわけではありません。同じ場所に産むため、いくつかの卵がまとまって見られます。しかし、「筋子」のようにひっついているわけではなく、「イクラ」のように卵はひとつずつです。
ナメクジのメスは1度にどのくらいの卵を産むの?
初回公開日:2018年02月19日
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