ナメクジの卵の駆除方法・大きさ・どこ・いつ孵化するか・特徴
更新日:2024年08月02日
チャコウラナメクジ
分類はコウラナメクジ科で、外来種です。イベリア半島が原産で、体長は7~8㎝くらいです。第二次世界大戦中に貨物と一緒に入って来たと考えられています。茶褐色で背中に2~3本の黒い線があります。成虫になると背中の前方が甲羅におおわれたようになります。
最近家のちかくで見られるナメクジは日本固有種のナメクジに取って代わり、ほとんどがこのチャコウラナメクジになりました。
キイロナメクジ
分類はコウラナメクジ科です。日本の固有種で、5~6㎝です。1980年代から見かけなくなりました。チャコウラナメクジとの生存競争に負けたのではないかと考えられています。
ナマナメクジ
ナメクジ科で、全国の山地に生息しています。体の色は茶色で側面にまだら模様があります。
マダラコウナメクジ
分類はコウラナメクジ科です。2006年に初めて発見された外来種です。チャコウラナメクジに取って代わるのではないかと考えられています。体調は大きいものは20㎝にもなります。
ナメクジの駆除の方法は?
ナメクジの卵を減らすにはナメクジを駆除しないといけません。ナメクジは基本的には夜行性です。昼は石や植木鉢やプランターの下、落ち葉の下など湿った暗いところでじっとしていて、夜に行動します。ナメクジが行動した時に駆除できるように準備しましょう。
ナメクジの駆除の仕方にはどのようなものがあるでしょうか。いろいろな方法についてみてみましょう。
塩をかける
ナメクジに塩をかけるのはおそらく大多数の方が聞いたことがあったり、実際にしたことがあるでしょう。塩をかけるとナメクジはみるみる小さくなっていきます。ナメクジは塩で溶けてしまうのでしょうか。
塩をかけるとナメクジは溶けるの?
いえいえ、ナメクジは溶けているのではありません。ナメクジに塩をかけるとナメクジの中から浸透圧の違いで水分が抜けていって小さくなります。キュウリの塩もみなど、野菜を塩もみすると水分が出てくるのと同じ原理です。
なので、塩でなくても、砂糖や重曹などをかけても水分が出て小さくなります。もっとも効果的なのは苦土石灰をかける方法です。塩だと植物に塩害がありますが苦土石灰はひとつまみほどなら植物には影響はありません。ナメクジは水分がなくなり駆除できる可能性が高いです。
塩をかけるとナメクジはなぜ縮むの?
ナメクジは体のほとんどが水分です。なので、水分か出ていってしまうとほとんど何も残らないように見えます。溶けているわけではありません。
縮んだナメクジに水をかけると復活するって本当?
塩で水分を失ったナメクジに水をかけると、浸透圧で水を吸って元に戻ったように見えます。でも、たいていの場合は水分を失ったことで体に大きなダメージを負っているため、水分が戻っても元のように復活するわけではありません。おそらく数日中に死ぬ場合が多いでしょう。
大好物でおびき寄せて駆除する
初回公開日:2018年02月19日
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