バブル崩壊の時期・バブルはいつからいつまでか・バブル時の株価
更新日:2024年11月02日
バブルの時期には、カネ余りによる財テクがブームになり、熱狂的な株式式相場が見られます。読者のみなさんもご存知でしょうが、バブルが発生したのは何も日本だけではありません。
株式市場での出来事ではありませんが、世界最古のバブルはオランダで発生した「チューリップバブル」と言われています。品種または突然変異種によっては球根1つの値段が、当時のオランダ人の年収の30倍~60倍という異常なまでの高値をつけることがありました。
たくさんの国民が仕事そっちのけでチューリップの先物取引などに没頭するという異様な時代でした。この異常事態に似た状況が株式市場でも起こった時期がありました。その例として「日本」と「中国」を紹介します。
日本
1989年12月29日、日経平均株価は算出開始以来の高値38,915.87円をマークしました(ザラ場では38,957.44円をマークしました)。日本では、この平均株価が史上最高値です。
バブル時期の走りである「プラザ合意」のあった1985年の取引最終日、日経平均株価は13,113.32円でした。そして株式市場がバブルの絶頂に達した時期である1989年の取引最終日には38,915.87円となりました。わずか4年間で資産価値が約3倍になった計算です。
中国
直近の株式市場では「中国」の資産バブルが数年前までよく報道されていました。ですから、よくご存知の読者の方も多いのではないでしょうか。
中国の株式市場の指標の1つ「上海総合指数」を例に紹介します。株価の急騰が非常に目立った時期は2005~2007年にかけてです。2005年の年末には1,161.06ポイントでしたが、2007年の年末には5,261.56ポイントと、たった2年で資産価値が4.5倍以上になった計算です。
その後もこの時期ほどの急上昇はないまでも、ミニバブルとでも言うべき状況が起こりました。
バブル崩壊の時期
どこの国民も自国でバブルが発生すると、その時期にはこの世の春を謳歌し、この状態がまだまだ続くと考えがちです。しかしながら、バブルはいつか崩壊します。崩壊のスピードは速く、それまで急上昇していた分、大暴落という結果になります。
バブルの時期に、土地やマンション、そして株式投資といった熱狂的なマネーゲームに参加した人々にとっては、バブル崩壊直前にはもはや「ババ抜き」の様相を呈していました。それも分からずに踊らされていた方もたくさんいたことでしょう。
弾けた時期
企業だけでなくごく平凡な一般人までがバブルに乗ろうと株を争うように買いまくっていたので、実態とはかけ離れた株価となりました。これを懸念した日銀が規制をかけます。公定歩合の引き上げです。
日銀が大幅に金利を上げたことで、銀行からの借り入れが難しくなりました。そのため企業や個人は高値を付けていた株を今度は争うように売り始めました。
しかし、株価を下げても売れないという状態になり、ついには大暴落となりました。
バブルが弾けた時期は1991年頃と言われていますが、その前の1990年には、前年の1989年にマークした日経平均株価38,915円のおよそ半値20,000円割れを起こすといった暴落がありました。この間、たったの9カ月余りです。
バブルの時期に流行った歌
バブルの時期には第二次バンドブームが到来しました。40代50代の方には懐かしいのではないでしょうか、当時TBSの「平成名物TV」にあった1コーナー「三宅裕司のいかすバンド天国」(イカ天)が火付け役となりました。
多くのバンドがブレイクし、まさに黄金期の様相をしていました。ブレイクしたバンドには「プリンセス・プリンセス」「バービーボーイズ」など、また現在飛ぶ鳥を落とす勢いの「EXILE」の前身である「ZOO」の『Choo Choo TRAIN』もヒットしました。
「DIAMONDS <ダイアモンド>」
1989年4月21日に発売された、プリンセス・プリンセス7枚目のシングルです。収録曲は当初は2曲で「Diamonds」と「M」でした。
[懐かしい曲]
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1QFXGK8N8VA... |
昔20代の頃よく聴いていた曲でたまたまテレビの特番で紹介されまた聴きたくなり購入致しました。昔を思い出し大変懐かしく感じました。
「目を閉じておいでよ」
1989年1月1日発売、バービーボーイズの11枚目のシングルです。収録曲は「目を閉じておいでよ」「11:50」の2曲です。この作品は、わずか7日間しかなかった「昭和64年」にリリースされた珍しい作品です。
初回公開日:2018年02月13日
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