音沙汰がないとはどれくらいあいたら使うのか・連絡方法
更新日:2024年08月22日
続いて、「音沙汰なし」や「音沙汰がない」といった表現を、会話や文章で使用する場合、どのように使えば良いのか、基本的な使い方について考察していきます。
「音沙汰なし」の使い方
まずは、会話や文章において、「音沙汰なし」という言い回しを使用する場合、どのように使えば良いのか、考えていきます。
「音沙汰なし」という言い回しは、しばらく連絡が来ない時や、何の知らせもない状況で使用される言葉です。以下に、「音沙汰なし」というフレーズを使用した例文をご紹介していくので、具体的な使い方について考えてみて下さい。
・彼からは音沙汰なしだ。
・何度もメールを送っているが、音沙汰なしのままだ。
・彼から音沙汰なしになって、もうすぐ2カ月が経つ。
「音沙汰がない」の使い方
続いて、「音沙汰がない」という言い回しの、文章や会話における使い方について考察していきます。「音沙汰がない」という言い回しもまた、しばらく連絡がないことや連絡がずっと途絶えている様子を表現している言い回しです。
文章や会話における具体的な使い方としては、以下の例文のような使い方や言い回しができると考えられます。
・彼女からはずっと音沙汰がない。
・音沙汰がないと、どうしても不安になってしまう。
・告白をしたのに音沙汰がないということは、ふられたのだろう。
「音沙汰」の類語
「音沙汰」という言葉を理解したところで、続いては「音沙汰」と同じような意味を持つ、類語や同義語などをご紹介していきます。類語などにどのような言葉があるのか学んでみることで、「音沙汰」や「音沙汰なし」などの言葉の意味を、より深く理解できる可能性があります。
また、類語は「音沙汰」と言い換えて使用することができる可能性があるため、語彙力の向上に繋がる可能性があります。
・消息
・声息
・知らせ
・報道
・情報
「音沙汰」の語源
「音沙汰」という言葉がどのようにして生まれた言葉なのか、由来や語源についても気になるところです。そこで続いては、「音沙汰」という言葉がどのようにして生まれた言葉なのか、由来や語源について考察していきます。
由来や語源を学んでみることで、「音沙汰」という言葉をより理解するヒントが見つかる可能性もあるでしょう。
「沙汰」の意味
「音沙汰」という言葉の語源について考えていくにあたり、そもそも「沙汰」とは何なのか、考えていく必要があると言えます。「沙汰」という言葉を使用した単語などは複数あり、「警察沙汰」「裁判沙汰」といった言葉があることから、「音沙汰」という言葉もまた、「沙汰」という言葉に「音」が付け加えられた形だと考えられるためです。
「沙汰」という言葉の意味について、「由来・語源辞典」では、以下の引用のように解説しています。引用の内容から、「沙汰」とはうわさや評判などを意味する言葉だと読み取れます。
あれこれ言うこと。評判。うわさ。
出典: http://yain.jp/i/%E6%B2%99%E6%B1%B0 |
「沙汰」の語源
続いて、「音沙汰」の原型とも言える言葉だと考えられる、「沙汰」の語源について考察していきます。「沙汰」の語源について、「由来・語源辞典」では、以下の引用のように説明しています。
引用として用いた解説から、「沙汰」は「砂」を意味する「沙」という漢字と、洗うことを意味する「汰」という漢字が組み合わさってできた言葉だと読み取れます。砂を洗い砂金を取り出すように、物事の善悪を区別する意味を持つ言葉として使われていたのが、由来であると言われています。
「沙」は砂、「汰」は洗って選び分けることで、「沙汰」は砂の中から砂金を選り分けるように、善悪を選り分けることを意味した。
出典: http://yain.jp/i/%E6%B2%99%E6%B1%B0 |
「音沙汰」の語源
「音沙汰」の原型であると考えられる「沙汰」という言葉の意味や語源について学んだところで、続いては「音沙汰」の意味について考えていきます。
「由来・語源辞典」によると、「音沙汰」という言葉は、善悪を判断する「沙汰」という言葉の意味のとおり、物事や善悪や良し悪しを判断する意味を含む言葉として、かつては使用されていたとなっています。
しかし、時代の流れとともに、意味やニュアンスが変化していき、現在のような意味や使い方で認識されるようになったと言われています。
事の良し悪しをふまえた評判の意味で、「音沙汰」などと使われ、しだいに日常語にもなり、「警察沙汰」「正気の沙汰ではない」など慣用的に用いられるようになった。
出典: http://yain.jp/i/%E6%B2%99%E6%B1%B0 |
初回公開日:2018年04月05日
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