出入り禁止の伝え方・方法・なる理由・いつまで|書面/不法侵入
更新日:2024年10月30日
クレーマー
営業妨害で一番多い行為が、クレームを言ってくることです。クレームにも企業のためになる意見もあるので、全てのクレームを無視しては良い会社にすることはできません。
しかし、根も葉もないクレームを一々対応していては、労力と時間の無駄になります。また、悪質なクレーマーの場合は、根も葉もない噂をネット上で拡散する場合もあります。ネットでの噂はすぐに広まってしまい、世間の多くの人は嘘の情報と見抜くことができません。
ネットでや世間に偽りの情報が拡散させないためにも、クレーマーへの対応方法も必要にです。そこで、多くの企業がクレーマーに対応することができる部門を設置している場合があります。
クレーマーの主の行動は、実際に店舗に訪れ、店舗の誹謗中傷な暴言を吐き捨てて帰っていきます。周りに他の客がいなければ被害は最小限で食い止めることができますが、他にお客がいた場合は店舗の印象も下がってしまいます。
フードファイター
フードファイターに対して出入り禁止を決めている店舗もあります。フードファイターを出入り禁止にしているのは、飲食店が多いです。また、普通の飲食店ではなく、大盛りの商品を時間内で食べることができれば無料という特別なシステムを採用している飲食店です。
大盛りといっても、一人前の量ではなく、数人分の量を食べなければならないので、よほど食べる量に自信がある人ではないと達成することは難しいです。主に、客寄せのメニューの場合があるので、採算が取れない場合もあります。
そのため、大食いを職業としているフードファイターに挑戦し続けられたら経営が傾いてしまう恐れがあります。あくまでも一般の人に対してのメニューであるため、フードファイター相手では達成されてしまう可能性が高くなります。
達成すると無料になる場合もあるので、達成し続けられると店側も困るため出入り禁止にする場合もあります。
出入り禁止はいつまで有効なのか?
出入り禁止の通告を受けた人が感じることは、いつまで出入り禁止なのかという事です。場合によっては半永久的に出入り禁止が解除されないこともあるので、注意することが必要です。
解除されるまでの期間
出入り禁止されてから解除されるまでには、長い期間の時間が設定されている場合が多く、状況によっては今後出入りを禁止されている場合もあります。
解除されるまでの期間は、出入り禁止になった原因や理由によって違いがあります。また、契約書などで出入り禁止を通告された場合は、契約書内に示されているので良く確認しましょう。もし、解除までの期間が記されていない場合は、契約する前に相手に尋ねることが大切です。
期間が限定されている場合
出入り禁止が期間が限定されている場合は珍しく、ほとんどの場合が期間が設けられていません。
出入り禁止の期間が決まっている場合は、工事現場などの場合です。工事期間はあらかじめ決められているので、期間内に工事は終了します。そのため、出入り禁止も解除されます。
無期限の場合
相手に多大な被害を被った場合や悪質な営業妨害を繰り返した場合などは、出入り禁止の期間が設けられておらず、今度その建物内に侵入することができません。
また、大型チェーン店などでは、被害があった店舗だけではなく、全店舗で出入り禁止になる場合もあります。
出入り禁止でも侵入すると?
出入り禁止を通告されたにもかかわらず、建物内に侵入すると訴えられる危険性があります。書面での出入り禁止の場合は、実行力も薄いので謝れば済みますが、契約書などで契約している場合では謝っても済まない場合もあります。
そのため、出入り禁止を受けた建物付近には近づかないことをします。
相手に合った出入り禁止の方法をとろう
出入り禁止になることは、相手とトラブルになった証拠でもあります。出入り禁止を通告する前から両者の関係はよくないので、通告の仕方でさらなるトラブルになる危険性もあります。
また、悪質な営業妨害を受けているにもかかわらず、出入り禁止の効力が弱い方法をとってしまうと、影響を受け続けてしまうので慎重に対処の仕方を考えましょう。
初回公開日:2018年04月17日
記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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