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難民受け入れのメリットとデメリット・日本が少ない理由・問題点

更新日:2024年07月09日

世界中には、日本の人口の約半数に当たる6530万人が母国を追われて生活をしています。そもそも難民って何なのか、日本の難民受け入れはなぜ少ないのか、難民受け入れにどんなメリットとデメリットがあるのか、そんな疑問にお答えします。難民問題は対岸の火事ではありません。

日本人は知らない!?難民問題って??

難民問題は日本人にはあまり理解されていないのが現状です。遠い別の国の問題と思われがちですが、日本人も難民問題についてもっと理解を深めなくてはなりません。他国の問題では済まされないです。

難民とは、人種、宗教、国籍、政治的な考え、または特定の社会集団に属するなどの理由で自分の命を守るためにやむを得ず母国を追われ、他国に逃げざるを得ない人たちのことです。

世界中には、日本の人口の約半数に当たる6530万人が母国を追われて生活をしていると言われています。近年、難民となる人口は増加の一途を辿っています。紛争が始まってから6年経つシリアは、国民の約25%であるおよそ549万人が国外に逃れ難民となりました。

1978年に始まった紛争でアフガニスタンの人々はイランに逃れ難民として避難生活をしていますが、その期間は30年以上に及んでいます。

難民受け入れのメリットとデメリット

逃れる人を助けるのは当たり前ですが、ではなぜ「難民」が問題となるのでしょうか。受け入れる側の国のメリットもあれば、デメリットもあるからです。

メリット

まず大きなメリットとして挙げられるのが「国家としての信用力」です。難民受け入れするという人道的な責任を果たすことで、国家としての信用や発言力が高まることが期待されます。

もう1点は少子高齢化による労働人口の減少に伴い、難民受け入れすることで貴重な労働力源となるからです。また難民受け入れいう事は異文化の人達が集まります。そこで文化が交わり新しいビジネスチャンスにも繋がり経済が発展するというメリットがあります。

デメリット

デメリットが「自国民の不満」です。難民受け入れは原則、難民を受け入れた場合、彼らの衣食住や生活費は受け入れた国が出すと決められています。自分達の国は潤っているのか、「国の税金を難民支援に回すなら自分たちの国民に使うべき」という主張が後を絶たず、難民受け入れを行う国が少ないと言われています。

なぜ日本での難民受け入れが少ないのか

2017年におよそ19623人が難民申請を行いましたが、認定されたのはたった20人と言われています。日本はなぜ難民受け入れに消極的なのでしょうか。背景には日本人の難民に対する知識不足と、受け入れにくい日本の地形が関係しています。国境がなく周辺を海に囲まれ、国土も狭い日本では受け入れに適さないといった事情があるようです。

しかし、日本は難民受け入れ件数は少ないですが、難民を受け入れている国への支援は2016年に行われた国連サミットで、世界的な難民問題への支援として2016年から向こう3年間で総額約28億ドルを支援すると表明をするなど、他国に劣らないほどの経済的支援は行われています。

日本で難民受け入れをする為に必要なこと

難民申請の結果が出るまでには約3年〜10年近くかかります。支援金の受け取りにも審査があるため、それまでに最低限の生活環境を整える事ができず、生活が成り立たなくなって路頭に迷う人もいます。

戦争が始まり停戦するまでに数年、国を立て直すまでにさらに数年、その間も難民となった人達は生活をしなくてはなりません。ただ単に経済支援するだけでは意味がありません。

人が希望を持って生きていくためには、日本の平和や安全、世界に誇れる技術や教育の提供を行い、日本だからこそできる支援を探し、難民問題についてしっかりと学び、社会が周知しなければなりません。

難民受け入れ数が多い国一覧

2011年のシリア内戦勃発をきっかけに、世界にシリアからの難民が急増しました。その結果、ヨーロッパ各国を中心に難民受け入れ問題が広がり、ここ数年で国際社会における緊急の課題となっています。では、難民受け入れに積極的な国はどこか、一覧で紹介します。

フィンランド

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初回公開日:2018年05月08日

記載されている内容は2018年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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