勿忘草の花言葉とは?青・ピンク・白・紫の色別の意味も解説
更新日:2024年10月26日
ピンクの勿忘草の花言葉
ピンク色の勿忘草は、「真実の友情」という花言葉がつけられています。
「優しさ」や「柔らかさ」という印象を与えるピンク色は、花言葉にも愛を伝える青色との違いがあり面白いでしょう。
ヨーロッパでは「友情」をあらわす花とされているため、ピンク色の花言葉にも納得です。
白の勿忘草の花言葉
「わたしを忘れないで」という花言葉がつけられている白色の勿忘草は、ドイツでは「花が何を話すか聞いて」という、少し違った花言葉がつけられています。
白色の勿忘草は珍しく、あまり出会えるものではないため、もし野生のものをみかけたらとてもラッキーといえるでしょう。レアであるという意味で「わたしを忘れないで」という花言葉がしっくりきます。
白色が与える「清純さ」や「無垢」なイメージは、相手に花を送る際にもプラスの作用があるでしょう。
紫の勿忘草の花言葉
紫色の勿忘草には明確な花言葉がないため、青色などの他の色と共通の花言葉である「わたしを忘れないで」や「真実の愛」という花言葉を当てはめると良いでしょう。
紫色自体は、「魅力的」「神秘的」といった印象を与えることができるカラーです。
ひとくちに紫といっても、青色が強いもの、ピンク色に近いもの、濃い・薄いの違いなどがあります。よく観察して、自分好みの色を探すことも楽しめるでしょう。
勿忘草の品種
様々な色がある勿忘草は、「ノハラワスレナグサ」や「ミオマルク」など、品種も様々な種類があります。
50種類ほどある勿忘草の中から、代表的な4つの品種について紹介していますので、違いなどを比較してみてください。
ノハラワスレナグサ
ノハラワスレナグサは、「Myosotis alpestris」という学名がついていて、「alpestris(アルペストリス)」が「亜高山の、草本帯の」という意味になります。
花の色は薄青色・鮮青色で、ワスレナグサとして流通しているのはこの品種です。
シルバチカ
日本では「エゾムラサキ」と呼ばれる「シルバチカ」は、インド、トルコなどのアジアやヨーロッパが原産の勿忘草です。
「sylvatica(シルバチカ)」は、ラテン語で森という意味を持ち、数ある品種の中でも草の背丈が50cmほどの高さになる品種になっています。
花の色は青色や紫色が主流で、日本にも自生しているため山などに行くとみることができるでしょう。白色やピンク色も市場に流通しています。
シンワスレナグサ
モンゴル、ロシアなどのアジア、ヨーロッパが原産とされるシンワスレナグサは「Myosotis scorpioides」という学名がついています。「scorpioides(サソリの尾に似た)」という学名通り、花の先がサソリのしっぽのように曲がっているところが特徴的です。
他の品種と区別するために「true forget-me-not」という呼び名があります。
花の色は薄青色で、品種改良で作られた他の品種よりも控えめに咲く花の様子が可愛らしいでしょう。
初回公開日:2022年08月23日
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