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青いアルストロメリアの特徴って?花言葉や花のお手入れ方法を解説

更新日:2024年11月11日

アルストロメリアという花についてご存知でしょうか?日持ちするので、ギフトとしてもよく使われます。本記事では、アルストロメリアについて花言葉や特徴、プレゼントする際の注意点などを紹介します。貴重な青いアルストロメリアについても紹介しています。

「アルストロメリアってきれいな花だけど、青色はあるの?」
「アルストロメリアをプレゼントしたいけど、花言葉はなんだろう?」
「アルストロメリアをもらったけど、どうやったら長持ちさせられるの?」
アルストロメリアはポピュラーで見かける機会の多い花ですが、いざとなると知らないことはたくさんありますね。

ユリのような凛とした立ち姿と、スイセンのような優しい雰囲気が魅力のアルストロメリアは贈り物としても人気の高い花です。しかしいざ贈るとなると、日持ちや花言葉が気になってしまうかたは多いのではないでしょうか。

この記事ではアルストロメリアについて、名前の由来や色別の花言葉、お手入れ方法などについて解説します。アルストロメリアの名前や花言葉の由来には、素敵なエピソードがあるんですよ。

本記事を読むことで青いアルストロメリアの花言葉を知ることができます。

また、アルストロメリアの切り花を長持ちさせる方法についても解説しています。アルストロメリアについて知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

アルストロメリアの基本データ

アルストロメリアはユリズイセン科アルストロメリア属に属する多年草です。初夏から夏にかけて花をつけ種ができますが、球根で簡単に増やすことができるので種はほとんど流通していません。

1本の茎に1~20輪ほどの花を次々咲かせ、カラフルな花色も相まってとても華やかな見た目です。日持ちもよいため花束や冠婚葬祭の装花など、多くの場所で活躍しています。

新種として発見されたのは18世紀、日本へやってきたのは大正時代末期といわれています。しかし当時の日本人にはあまり好まれず、普及しませんでした。ヨーロッパでの品種改良により色鮮やかな品種が登場したことや、日本人の生活スタイルの変化によって徐々に受け入れられるようになり、現在では人気の花となっています。

名前の由来

「アルストロメリア」という名前は、とある人名にちなんでつけられました。

アルストロメリアはもともとは南米に自生していた野生の花です。スペインが南米を統治していた時代に、スペインへ持ち込まれました。その当時はまだアルストロメリアに名前は付けられておらず、無名の花でした。

その無名であったアルストロメリアを、スペイン旅行中のスウェーデンの実業家クラウス・アルストレーマーが見つけました。新種の花として、師匠であり高名な植物学者のカール・フォン・リンネに提供したのです。

アルストレーマーはアルストロメリア以外にも、リンネのためにさまざまな植物や動物の標本を収集していました。その功績をたたえたリンネが、新種の花にアルストレーマーの名前をつけたのです。

開花時期

一般的なアルストロメリアの開花時期は、日本では5月~7月とされています。品種によって多少の差はありますが、おおむね高温多湿が苦手なので湿度の高い日本の夏にはあまり適していません。

ただし、近年では品種改良によって耐暑性に優れた四季咲きの品種や、初夏と秋に2回花を咲かせる品種などが登場しています。開花時期の長いものでは初夏から晩秋までと、非常に長いあいだ花を楽しむことができます。

またアルストロメリアは切り花としても人気があるためハウスなどで通年栽培され、フラワーショップでは一年中見かけることができます。

いつの誕生花?

アルストロメリアは4月の誕生花です。アルストロメリアの花言葉が「未来への憧れ」であることから、未来への憧れを抱いて新しいスタートを切る季節、4月があてられたといわれています。

諸説ありますが、日別では2月18日、3月13日、3月25日、4月18日、8月9日生まれの誕生花がアルストロメリアとされています。2月から4月は開花時期ではありませんが、切り花のアルストロメリアは通年出回っているので見つけることは可能です。

誕生日のプレゼントにアルストロメリアを贈りたい方は、フラワーショップで探してみましょう。

特徴

アルストロメリアの和名は百合水仙(ゆりずいせん)といい、ユリのような条紋というすじ状の模様と、スイセンのような散形花序が特徴です。

花色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、ひとつの花弁に複数の色が入る複色です。花色豊富なアルストロメリアですが、実は天然の青色は存在しません。ただ、切り花を好きな色に変えられる専用の染料があり、青色に染めることは可能です。そのため、まれにプリザーブドフラワーなどで青いアルストロメリアを見かけることができます。

花の染色は花瓶の水に染料を入れ吸わせるだけなので、意外と簡単です。青いアルストロメリアがどうしても欲しいかたは白いものを自分で染めてもよいでしょう。

種類

アルストロメリアは原産地の南米で冷涼な高地から温暖な砂漠地帯まで、広いエリアに生息する花です。各地の気候に適応するために進化し、原種だけでもおよそ50種類のアルストロメリアが存在します。

また、アルストロメリアは18世紀から品種改良がおこなわれるようになり、現在では日本やヨーロッパで多くの園芸品種が作られています。品種は100種を超えるといわれ、さらに毎年新しい品種が登場しています。

主な系統には、模様のないすっきりとした花弁が特徴のリグツ、小さめの花を咲かせるバタフライ、大輪のペレグリナなどがあります。また、近年では異なる系統を掛け合わせたハイブリッドが人気を集めています。

アルストロメリアの人気品種

花束やアレンジメントなど、切り花として人気のアルストロメリアですが、実はガーデニング用としてもとても人気があります。主に苗で販売されており、春か秋に出回っています。

鉢植えにも地植えにもでき、気候や土壌が合えばそれほど世話をしなくても球根でどんどんと増えていきます。品種によっては野生化してしまうほど強健なものもあります。手間がかからず、庭を賑やかにいろどってくれる優秀な花です。

カーデニング用として人気になっているアルストロメリアの品種をご紹介します。

プルケラ

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初回公開日:2022年09月06日

記載されている内容は2022年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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