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青色や他色のハイビスカスの花言葉って?名前の由来なども詳しく解説

更新日:2024年11月20日

南国をイメージするものにハイビスカスを挙げる方も多いのではないでしょうか。この記事では、ハイビスカスの花言葉の魅力や、名前の由来などについて紹介します。ハイビスカスに興味のある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

照りつける太陽と青い空、青い海がよく似合うハイビスカス。南国の花といえば、ハイビスカスを思い浮かべる人も多いでしょう。鮮やかな色をした花びらは、見ているだけでポジティブな気持ちにさせてくれます。

元気を与えてくれるハイビスカスを、大切な人への贈り物にしたいと考えるのは自然な気持ちだと思いますが、そこで気になるのは「花言葉」ではないでしょうか。

この記事では、ハイビスカスにつけられた花言葉とその意味について解説します。また、ハイビスカスの特徴や名前の由来についても紹介します。

この記事を読むことで、花言葉に合ったハイビスカスを選んでプレゼントをしたり、自宅で楽しんだりすることができるようになります。また、ハイビスカスの花言葉や特徴を知ることで、より一層ハイビスカスが好きになることでしょう。

青い空の下、手軽に南国気分を味わって、ポジティブな気持ちになりたい方は、ぜひチェックしてみてください。

青いハイビスカスに花言葉はある?

ハイビスカスと聞いて赤や黄色の花を思い浮かべる方も多いでしょうが、交配により青色の花びらをつけるものも存在します。ただし、非常に珍しく、あまり目にすることはありません。したがって、青色のハイビスカスには、固有の花言葉がまだつけられていないのです。

なお、青色の花びらを持つ「ブルーハイビスカス」という、ハイビスカスによく似た青い花があります。以前はハイビスカス属に属していましたが、現在はアリオギネ属に分類されているため、厳密にいえば「ブルーハイビスカス」は青色のハイビスカスではありません。

ここからは、ハイビスカスの花言葉やその由来などについて詳しく解説していきます。

ハイビスカスの基本データ

ハイビスカスとは、特定の品種を指すのではなく、アオイ科フヨウ属に分類される常緑の低木の総称です。

ハイビスカスはアメリカ・ハワイ州の州花です。また、マレーシアやスーダン、パプアニューギニアでは国花として指定されています。

和名は仏桑花・扶桑花(ブッソウゲ)ですが、ハワイの州花になってからは日本でもハイビスカスと呼ばれるようになりました。

ハイビスカスの1つの花は通常1日でしぼみますが、次から次とつぼみをつけて花を咲かせるので、長い間花を楽しむことができます。

また、ハイビスカスの開花時期は5月~10月です。青い空、青い海と共に、真夏をイメージさせる花ですが、酷暑が続くような異常気象下では、開花が減ってしまいます。そのため、真夏を過ぎた9~10月頃に開花の最盛期を迎えるのです。

科・属名アオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)
和名仏桑花(ブッソウゲ)、仏桑華(ブッソウゲ)
英名Hibiscus / Rosemallow / Chinese hibiscus / China rose
原産地熱帯地方~亜熱帯地
開花期5月~10月
花持ち期間1日

名前の由来

ハイビスカスという名前は、学名である「Hibiscus rosa-sinensis」の「Hibiscus」の部分が由来となっています。

なお、「ハイビスカス」という言葉は、古代ギリシャでタチアオイに与えられた名称「ibískos」が語源と言われています。その後ラテン語で「hibiscos」と翻訳されました。18世紀にヨーロッパに伝わった「hibiscos」に、中国から持ち込まれたと考えた植物学者リンネが、学名を「Hibiscus rosa-sinensis」と名付けたとされます。

なお、エジプトの女神の名前「Hibis(ヒビス)」に由来するという説もありますが、エジプトにそのような女神は存在しません。

一般的なハイビスカスの花言葉

ハイビスカスと聞いて、ハワイを思い浮かべる人も多いことでしょう。ハイビスカスはハワイ州の州花とされていて、ハワイ語ではAloalo(アロアロ)といいます。現地では「幸せな未来」や「希望」を象徴するモチーフとして特に大切にされているのです。

そんなハイビスカスの一般的な花言葉には「新しい恋」「信頼」「あなたを信じます」「勇気ある行動」などがあります。西洋での花言葉でも「delicate beauty(繊細な美)」とされています。

ここでは、ハイビスカスの一般的な花言葉について、それぞれ詳しく紹介します。

「新しい恋」

鮮やかな花色と華やかな花姿を持つハイビスカスには「新しい恋」という花言葉がつけられています。

ハイビスカスの多くは、朝に花びらを広げて美しい姿を見せたあと、夜には花を閉じてしまう1日花で、実はとても儚い花なのです。

1つの花は1日で閉じてしまいますが、多くのつぼみをつけるため、条件が良ければ次々と花を咲かせます。また、閉じてしまった花を人の手で摘むことで新しいつぼみに養分が行きわたり、長い間新しい花を楽しむことができるのです。

そのように、きちんと手入れをすることで新たな花を咲かせ続けるその姿から「新しい恋」という花言葉がつけられました。

「信頼」・「あなたを信じます」

ハイビスカスには「信頼」・「あなたを信じます」という花言葉も存在しますが、これは宗教上の意味が関係しているといわれています。

ハイビスカスはマレーシアの国花です。マレーシアの人々はハイビスカスの5枚の花びらにそれぞれ思いを込めていて、そのうちの1枚に「神への信仰」というのがあります。

マレーシアはイスラム教国家ですが、信仰の自由が認められています。「それぞれが信じる宗教の神に対して、誠実に信仰するように」という意味を込めて、「信頼」・「あなたを信じる」という花言葉がついたと考えられています。

「勇気ある行動」

「恋愛」や「信頼」を意味する花言葉を持つハイビスカスですが、「勇気ある行動」という花言葉もあります。

ハイビスカスの赤色は情熱や活発さを感じさせ、「勇気」といったエネルギッシュな言葉をイメージさせます。そして、ハイビスカスが次々に花を咲かせるさまは「行動」をイメージするのにぴったりです。

また、ハワイではさっきまで青空だったのに、突然スコールのような激しい雨が降ることがあります。そんな気候にも負けずに力強く美しい花を咲かせることから、「勇気ある行動」という花言葉が生まれたともいわれています。

次のページ:【色別】ハイビスカスの花言葉

初回公開日:2022年09月21日

記載されている内容は2022年09月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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