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ガジュマルは地植えにできる?育て方や季節ごとの管理方法なども解説

更新日:2024年06月20日

熱帯産の植物であるガジュマルですが、関東地方での地植えは可能なのでしょうか?本記事ではガジュマルの特徴や育て方を解説し、地植えについての注意点についても詳しく説明しています。ガジュマルを育ててみたい方、地植えに興味ある方はぜひ参考にしてください。

「ガジュマルって鉢植えしかできないの?」
「ガジュマルを地植えしてみたいけど、どうやったらいいの?」
ガジュマルを育てていると、こんな疑問が浮かぶことはありませんか?

ガジュマルは「幸福の木」と呼ばれ、縁起が良いことでも人気の高い観葉植物です。育てやすく初心者にもおすすめな植物ですので、おうちで育てている方も多いですよね。鉢植えの印象が強いガジュマルですが、関東など冬が寒い地方での地植えはできるのでしょうか?

この記事では、ガジュマルは地植えが可能なのか、またガジュマルの特徴や育て方について解説しています。記事を読むことによって、ガジュマルの育て方や魅力、地植えをする際の注意点について詳しく知ることができます。

ガジュマルが好きな方、ガジュマルを地植えしてみたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

ガジュマルは地植えにできる?

ガジュマルは、観葉植物用に栽培された小さなものが多いですが、ある程度大きくなり、健康に育った株であれば地植えで育てることができます。

本来ガジュマルは、沖縄などの温暖な地域では大木に育つ植物です。室内で観葉植物として小さく育てるのも良いですが、地植えをして外で管理することで、のびのびと大きく育てるのも良いでしょう。

では、どのような点に注意して地植えをしたら良いのでしょうか?

地植えの注意点

ガジュマルは熱帯産の植物のため、暑さには比較的強いですが冬の冷たい風や霜に弱く、5℃以下になると葉っぱが黄ばんで枯れ落ちてしまいます。そのため、冬は寒く雪が降ることもある関東などでは、地植えで冬を越すことは難しいと言わざるを得ません。

そのため九州南部~沖縄地方より北の地方では、冬の寒さに耐えるための工夫が必須となります。

地植えでの育て方のポイントは、室内である程度の大きさまで育てること、何度か越冬し寒さに慣れさせてから地植えをすることの2つです。

ガジュマルを地植えにする場合、育ちきっていない小さな株の状態で行ってしまうと、夏の直射日光や冬の寒さのせいで枯れてしまうことがあります。まずは鉢植えのまま室内で数年間育て、何度か冬の寒さを経験させたあと地植えをしましょう。

ガジュマルの基本データ

植物としてのガジュマルについて、学名や原産地などの基本データは以下の通りです。

内容
学名Ficus microcarpa
英名Chinese banyan tree
科名クワ科
属名イチジク属
原産地日本(種子島、屋久島、琉球諸島)、台湾、マレー諸島、オーストラリア
草丈・樹高葉丈:5~10cm 樹高:10~20m
開花時期不定期
生育日当たり、高温多湿を好む。耐寒温度は5℃程度。

ガジュマルの特徴

それでは、ガジュマルは一体どのような特徴のある植物なのでしょうか?

  • 育てやすく人気の観葉植物
  • 日光を好む植物
  • 生命力が強い

育てやすく人気の観葉植物

観葉植物用として、卓上サイズの小型の鉢植えが多く流通しています。独特の形をした、可愛らしい幹が特徴的です。生命力が強く、丈夫で育てやすいため、人気のある観葉植物のひとつです。

日光を好む植物

ガジュマルは南国の植物なので、日光を好みます。健康で大きな株に育てるために、できるだけ日光浴をさせてあげましょう。ただし、直射日光に長時間当ててしまうと葉焼けをしてしまうので注意しましょう。

生命力が強い

ガジュマルの木の根は、大きく育つにつれて土台や自分の幹に複雑に絡まります。コンクリートやアスファルトを突き破るほどの強い生命力を持っています。他の木に巻き付いて枯らすこともあるため「締め殺しの木」と呼ばれており、地植えをする際には注意が必要です。

次のページ:ガジュマルの栽培環境

初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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